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「昼夜ともフルスペック」でのオープンは延期

▶すでに、BS通信第253号(9/14配信) およびHPのお知らせ欄とSNSでご案内した通り、10月10日(日)の「昼夜ともフルスペックでのグランドオープン」について、昼の「ジャズサルーン珈琲+ランチ営業」は11月をオープン予定とさせていただきます。

夜のライブ演奏については10/10(日)オープン

▶来週10/10(日)から夜のライブ演奏については予定通り行います。
しかしながら、木材など海外からの資材調達はじめ、複数分野で想定外の困難が生じるなど、世界パンデミック下での内装工事のため、店内一部未完成のまま開店しなければならなくなりました。(もちろんライブ演奏の視聴や飲食については、この限りでありません、お楽しみいただけます)
また、工事の遅延にともない、スタッフの対応オペレーション準備期間を十分取れず、お客さまへのご対応に不手際等があろうかと思いますが、何卒お汲み取りいただき、ご了承いただきたく、お願い申し上げます。

オーナー 関 京子

新店舗では
昼夜営業いたします。

昼は
「Jazz Saloon and Cafe」
BODY&SOUL

全く新しい概念の「令和のジャズ喫茶」です。
最高品質の生豆から焙煎した「珈琲専門店のスペシャルコーヒー」を味わっていただき、ランチタイムには独自の焼き立てパンをメインに和洋のグルメランチを提供します。

店内では、バーチャルな会話が行き交うSNS=WiFi 空間を提供。ジャズとコーヒーを楽しみながら、ジャズ入門者からコアなジャズファンまで、名盤談義/ジャズ談義がお楽しみいただけます。

夜はもちろん
「Jazz Club BODY&SOUL」

New BODY&SOUL には、今の南青山店が、より高級感を加えてほぼ再現されます。広さは今の南青山店のほぼ倍。そうです
new BODY & the same SOUL」です。

ライブジャズをコンサート会場でしか知らない平成育ちの若者世代に真の「ライブジャズ文化」を定着させたい。いま小規模なライブジャズ店にしかない「ライブジャズならではの文化」を継承発展させたいと思っています。

※正式な営業時間につきましては追って掲載いたします。

新店舗アクセス
〒150-0042
渋谷区宇田川町2-1
渋谷ホームズB-15
03-6455-0088
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渋谷からNHK放送センターに続く渋谷公園通り。新パルコの先およそ50m、渋谷公会堂の手前。交通アクセスのハブ駅として大規模な再開発が進む渋谷駅からは「濡れたって3分」若者文化の発信地として世界に知られると同時に、近年は渋谷ビットバレーとも言われ IT企業の集積地として大人の街として変貌を遂げつつある渋谷。かつては新宿と並んでジャズ喫茶が軒を並べていた「音楽の街」でもあり、Bunkamura ができてからは30年、芝居小屋・シネコンと映画館・ライブハウスなど「文化と芸術の街」でもあります。今後もファッションとエンタメの発信地としてますます発展して行くと思われます。

この秋の移転と新装開店を
ご案内いたします。

BODY&SOUL オーナー
関 京子

いつも BODY&SOUL にご来店いただき応援してくださって、誠にありがとうございます。またこのコロナ禍においては、クラウドファンドはじめ、様々な温かいご支援や激励のお言葉をいただき皆さまには深く感謝いたしております。
さて、BODY&SOULは、表題の通りこの秋から渋谷に移転し、新たな営業形態で新たな挑戦を行う決心を致しました。

新店開店はこの秋10月10日の予定で、ただいま新装工事を行っています。
9月20日(月)までは、これまで通り南青山店で営業いたします(約30年間ここで毎夜行われ多くの思い出を残したステージも、あと1ヶ月ほどです)
9月21日(火)以降は、ピアノやPA機材などの移設のため夜のライブステージはお休みさせていただきます。ご了承くださいませ。
以下、移転の趣旨と経緯、および新店舗の詳細などご案内申し上げます。

新宿で産声を上げた BODY&SOUL は、今日まで47年間、六本木、北青山、そして現在の南青山と何度か場所を変え営業を続けてまいりました。
30代そこそこからオーナーとして店を切り盛りしてきた私も、齢い80。身体も頭もすっかり老いて、ここ数年は老骨に鞭打ち毎夜お店に出ていい音楽と皆さまに助けられながら、ここまで頑張ってまいりました。

バブル崩壊以降、失われた20年とも言われる日本経済の長期低迷、またリーマンショックや東日本大震災の際には、世の中とともに人々のライフスタイルが大きく変わり、そのたびにジャズファンも老齢化し、減少の一途をたどってきていました。当店としては、新たなニーズに様々な工夫で苦境を乗り切ってまいりました。が、この世界パンデミックは、小さなジャズクラブにも大きな厄災としてふりかかり、僅かな公的営業補填の中、時短営業や酒類自粛を強いられ、お店の存続はまさに風前の灯火、という状態でした。

そんな折、ある物件の話が飛び込んできました。事情のある物件でしたが座してこの状況を受け入れることを潔しとしない、そんな私の人生観も手伝って、このほど新たな挑戦をする決心を致しました。私に残された時間があまりない中、ジャズを愛しBODY&SOULを支えてきて下さった支援者や関係者のお力を頼んで、新たに大きな債務を負い、新たな地平で「ライブジャズ文化」の持続可能性を追求したいと思います。


営業は昼・夜 兼行

昼は「Jazz Saloon and Cafe」=全く新しい概念の「令和のジャズ喫茶」です。
モーニング・ジャズタイムが午前の3時間、イーブニング・ジャズタイムが午後の3時間、 正午前後はランチタイム(昼の営業は8時から17時までを予定)
ジャズタイムには、バリスタ(珈琲専門職)がいれるコーヒーと軽食をサーブ。 ランチタイムには、独自の焼き立てパンをメインに和洋のグルメランチを提供します。

昼のコンセプトは:
これまでになかった
「全く新たな概念のジャズ喫茶」

薄暗い紫煙の中で、黙々とLP盤を聴いた昭和のジャズ喫茶とは完全に趣を異にし、スマホで SNSで、会話が自由に飛び交う明るいWi-Fi 空間です。
高音質で流れるジャズを聴きながら、そこに流れているLP盤の話題やジャズ談義がグループメディアで活発に展開されます。ジャジーで落ち着いた空間の中、最高品質の生豆から焙煎されたスペシャルコーヒーを味わい、ジャズを聴きながら、楽しいバーチャルな会話時間を過ごしていただく「ジャズサルーン」です。

ターゲットは:アフターコロナに社会を牽引し世の中の潮流となるだろう「Alone Together な若者たち」(Alone Together =リアルな接触なく繋がる "孤独でも一緒"の人たち)。マイルスもコルトレーンもよく知らないけど、ジャズって素敵な音楽だよね…そんな若者たちにライブジャズとジャズの奥深い世界への入り口を提供します。もちろん年配の方も、老いも若きも、男も女もカップルもファミリーも、ジャズ初心者もコアなジャズ好きも、昼夜の別なく豊かな人生の「サードプレイス」としてご利用いただけます。

夜はもちろん
「Jazz Club BODY&SOUL」

New BODY&SOUL には、今の南青山店が、より高級感を加えてほぼ再現されます。広さは青山店のほぼ倍。ステージとライブ空間の収容人数最大100席+α。昼/夜の空間が上手くセパレートされた仕様で、昼夜とも客席数は70席前後。(そう「new BODY & the same SOUL」です)

夜のコンセプトは:ライブジャズをコンサート会場でしか知らない平成育ちの若者世代に真の「ライブジャズ文化」を定着させたい。演奏者と聴き手が身近に接し、あるいは飲み食いしながら客同士も同じ空間で親しく感動を共有する。いま小規模なライブジャズ店にしかないライブジャズの魅力、ロックにもポップスにもない、そんな「ライブジャズならではの文化」を継承発展させたいと思っています。


今ジャズファンは、ボーカルファン・インストファン・特定の楽器や特定の演奏者ファン…とマニアックに細分化されて存在し、ライブ店もそれに対応した出演スケジュールが組まれます。ジャズへの入り口の間口は、狭まるばかりです。
New BODY&SOUL が目指すのは、ここに来れば…トリオ演奏に色んな楽器が加わったり、コンボにボーカルが入ったり、時にはタップダンスが入ったり…毎夜ライブジャズが多様にジャジーに楽しめる店でありたい、と抱負を温めています。

お陰さまで「ライブジャズ店の老舗」と言われ、世の中にそこそこ知られるような存在になったBODY&SOUL は、今こそ業界のイノベイターとして新しい時代の「ジャズ人口の拡大再生産」を追求すべきではないか。ジャズに助けられジャズと共に生きてきた私の、ジャズ人生最後の恩返しと考え、もっぱらジャズが日夜流れるライブ店としては多分世界で初めての昼夜営業。そんな新しいビジネスモデルへの挑戦であり、そのための渋谷移転でもあります。

新店舗の店内の様子や詳細は、追ってHPなどでご案内致します。
皆さまのご理解とこれまで以上のご支援、重ねてお願い申し上げます。


緊急事態下ではありますが、記憶にとどめるためにも残り少ない南青山店でのライブステージ、皆様のお越しをお待ちしています。また諸般の事情により、関係者の方々にも48周年冒頭を期しての突然のご案内になりましたこと、ご容赦下さいませ。