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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  6.1 Sat フライデー・ナイト・フィーバー !!
  6.2 Sun ジャズの楽しさを満喫
  6.3 Mon NYのジャズはやっぱり素晴らしい
  6.4 Tue リズムにのって踊るミュージシャン
  6.5 Wed 真由子さん張り切っていたのですが…
  6.6 Thu ナチュラルで心揺さぶる歌声
  6.7 Fri 上質なサウンド大人のデュオ
  6.8 Sat ゲストを迎えて活気のあるステージ
  6.9 Sun 多くのファンで賑わった《N.Y.S.Q》
  6.11 Tue 月曜日でも人気者らしい賑わい
  6.12 Wed どんどん進化するオリジナル曲
  6.13 Thu 【一流の世界へようこそ】から
  6.13 Thu 思いがけないゲストも登場
  6.14 Fri 選曲も対照的な2ボーカル
  6.15 Sat 楽しさを伝えきれないステージ
  6.16 Sun 上品な優しさに包まれた週末
  6.17 Mon さすが !! 今NYで一番話題のトリオ
  6.18 Tue 柔らかなサウンドに気持ちもゆったり…
  6.19 Wed 独特の「剛ワールド」に根強い人気
  6.20 Thu ともみファンで賑わい活気ある店内
  6.21 Fri 魂を揺すぶる歌に涙する方も…
  6.22 Sat 久ぶりの帰国に大賑わい
  6.23 Sun 私にとって充実した土曜日
  6.24 Mon 大盛況《ママと一緒にワクワクライブ》
  6.25 Tue ジャズ本来の魅力がたっぷり
  6.26 Wed 思わぬゲストに酔った夜
  6.27 Thu お酒も進む楽しいステージ
  6.28 Fri 緊張感が伝わってくる演奏
  6.29 Sat 水を得た魚のようなステージ
  6.30 Sun 盛り上がった6月最終日


  2013.6.1 Sat   フライデー・ナイト・フィーバー !!
▶伊藤君子(vo)片倉真由子(pf)井上陽介(b)海老沢一博(ds)さんの
楽しいメンバーで迎えた5月最後の夜。ペコちゃんはいつも、
客席を巻き込んで皆なで一緒に歌う曲をプリントして皆さんに
配りますが…昨夜のそれは津軽弁バージョンの新曲でした。
▶伊奈かっぺいさんが訳詞して、意味するところを津軽弁に
した上で、英語の発音に近い津軽弁を当てて上手く曲に乗る
ようにして、それをジャズっぽく歌うペコちゃん…かなり
耳が良くて滑舌が良くないとできません。並のシンガーでは
できない技で、ペコちゃんならではですが、すっかり自分の
音楽にしてしまいました。さすがペコちゃん、感心します。
▶真由子さんの歌伴は、痒い所に手が届くように気持の良い
音がいいタイミングで入り、陽介さんのサポートがしっかり
支え、彼女の歌をよく理解する海老さんは、全体を演出する
ドラマーとしてベテランの力をよく発揮するステージでした。
▶1st.stage…♪Bridges、♪Let It Be Me、♪Speak Low。
さてここからは、選曲のテーマは男女の愛のプロセスですよ。
♪The Island、最初はしっとり始まって、
甘い愛からやがてブツブツ言い始める♪Black coffee、
そのうち泣き事がはじまる♪I Cried For You、
とうとう大泣きに♪Cry Me A River、
そうして♪Love、再び恋人募集中…♪Love For Sale。
▶2nd.stage…♪On A Clear Day、♪Can't Help Lovin' Dat Man、
♪Bluesette、津軽弁バージョンの新曲 !! ♪Blue Moon。
客席の皆をさそって一緒に英語で♪Moon River、
津軽弁バージョン♪Yesterday(家出したでえ)…これは
津軽弁の中でも最高傑作ですね。みなさん大爆笑でした。
さ、気を取り直して♪Sometime I'm Happy、そして
ペコちゃんいわくの「社歌」♪Body And Soul、
賑やかに♪It Don't Mean A Thing、
アンコールは定番、♪Follow Me。
▶お店は月末らしい「フライデー・ナイト・フィーバー」
でした。ところで昨日31日から6月5日まで、神楽坂アユミ
ギャラリーで「伊藤君子 on stage」と題した写真展が開催
されています。当店のお客さま、比留間慶さんが、ほぼ1年
かけてペコちゃんのステージを撮り溜めたものです。会場
のBGMで彼女の歌を流したら、初日だというのにそのCDが
その場で12枚も売れたそうですよ。お時間があったら、
ぜひ行ってみてください。
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  2013.6.2 Sun   ジャズの楽しさを満喫
▶何事も最初が肝心で、私とお店にとっても月の初めは、
特別な日です。その6月初日、近藤和彦さんのクァルテット
近藤和彦(as,ss) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんが
月初めの土曜日に当店に出演するのは初めてでした。
▶週末はボーカルを入れるかスペシャルな企画物が多いので、
インストのステージに多くのお客さまがいらしてくれるか
心配でしたが…おかげさまで、いつもの土曜日のように、
予約なしの方も多く、月明けに相応しい夜になりました。
なんと言っても実力者揃いのこのグループ、初めてお聴きに
なった方を虜にしてしまう素晴らしい演奏のステージでした。
▶最初のステージはつい先日お亡くなりになった名ピアニスト
マルグリュー・ミラーさんを追悼して彼の曲が演奏されました。
大坂さんは一緒にレコーディングをしたCDもあります。いま
NYにいるトミー・キャンベルさんからは、2月に一緒にロシア
ツアーをした写真がメールで送られて来ました。お元気な姿で
亡くなったのが今も信じられません。享年57の若さなのに…
安らかにお眠りください。合掌
▶1st.stage…M.ミラー♪Hand In Hand、♪For Those Who Do、
♪Carousel…2曲とも近藤さんはソプラノサックスを吹きました。
アルトに持ち替えて近藤作♪Under The Dim Light、
M.ミラー♪Wingspan、天国のミラーさんも、日本で日本の
ミュージシャンが自分の曲を演奏してくれて、きっと喜んで
いるにちがいありません。
▶2nd.stage…近藤作♪Plum、ソプラノに持ち替えて♪Deep White、
アルトに持ち替えて、今はないジャズクラブがあったNYの
♪University Place 11th st.、バラードC.フィッシャーの
♪You've Changed…泣かせる曲です。
近藤作♪The Place That Cannot Reach Only By Spirit、
アンコールはスタンダード曲♪I Hear a Rhapsody。
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  2013.6.3 Mon   NYのジャズはやっぱり素晴らしい
▶日曜日、お店でジャズ好きの有名なロックグループの貸切り
誕生日パーティーがあって私はお店に出ました。その合間に…
▶今、ブルーノート東京に BODY&SOULファミリーでとても
親しくしてもらっているカサンドラ・ウイルソンさんが出演
していて、連絡いただいて前夜に顔だけは出したのですが、
ライブを聴く時間がなく、昨夜ラストステージを聴けました。
▶ロニー・プレキシコ(b)さんとハーモニカのグレゴア・マレ
さんは当店に出演したことがあって、特にロニーさんは
アートブレーキー・バンドで初来日した時からのお付き合い。
もう30年になります。カサンドラさんも同じくらい長い
お付き合いですが、彼女は飛行機が大嫌いで、なかなか来日
しませんが…来る度に会いたいと連絡してきてくれます。
▶ステージはハーモニカとギター、ヴァイオリン、ベース、
ドラムスとパーカッションのメンバー。初めの一音を聴いた
瞬間、私は「これこれ !! これがジャズの声 !! 」と感じました。
▶彼女の声の深さ、大きく深いグルーブ…心を歌にゆだねて
唄う彼女は、なんと素晴らしいんでしょう。私は、あまりの
気持良さにうっとりしてしまいました。さすが、グラミー賞
最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞歌手です。
▶皆さん今、日本茶が大好きで、皆さんに緑茶と、御抹茶が
好きだというギタリストにプレゼントするととても喜んで
いらっしゃいました。今日は南半球オーストラリアに旅立ち
ニュージーランドにも行くそうです。皆さん無事にツアーを
終えてくださいね。素晴らしい音楽をありがとう !!
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  2013.6.4 Tue   リズムにのって踊るミュージシャン
▶久々の《Medusa》里見紀子(vln)今泉正明(pf)坂本竜太(b)
福森康(ds)さんと、ゲストはいつものようにトニー・グッピー
(Steelpan)さんです。メンバーの皆さんが忙しくて出演日程を
押さえるのが一苦労で、特にベースの坂本さんがいないと、
このサウンドが出せないのでリーダー紀子さんも彼を待って
…やっと昨夜、7カ月ぶりに実現しました !!
▶紀子さんも赤い花柄のドレスに身を包み、張り切って臨み
ましたが、残念なことに週明け月曜日とあって、客席の埋まり
具合はもうひとつでした。でも、ステージでは、坂本さんと
トニーさんがリズムに合わせて踊りながらの演奏。皆さんを
大いに楽しませるステージでした。
▶演奏曲は、すごくノリの良い曲から、かなり実力がないと
演奏出来ないような難しい曲まであって、緊張感も十分です。
初めてお聴きになった方がトニーさんのスティール・パンを
覗いて、どうしてあんな奇麗な音階が出てくるのか、とても
不思議がって見ていたのが印象に残りました。ファンク・
ジャズならではのノリのいい夜でした。
▶1st.stage…H.ハンコック♪Chameleon、A.ナレル♪Zig Zag、
R.モーガン♪Sicewinder、K.ブレイ♪Lowns、
A.モレイラの名曲♪Tombo In…7分の4拍子の難しい曲です。
▶2nd.stage…T.マリア♪Come With Me、
J.ベック♪Scatter Brain…集中力のいる曲、
T.プエンテ♪T.P.'s Especial、O.コールマン♪I'm Gonna Laugh You、
ピアノとヴァイオリンのデュオで♪Right Out Of My Life、
S.ワンダー♪I Wish、アンコールはR.ブレッカー♪Some Skunk Funk。
▶梅雨に入ったというのに、空梅雨なのか、梅雨入り予報が
フライングしてしまったのか…雨の大嫌いな方、本格的な
梅雨がはじまる前の今のうちに、ぜひいらしてください。
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  2013.6.5 Wed   真由子さん張り切っていたのですが…
▶ワールドカップへの出場決定、おめでとうございます。
私も、最近は孫のレイくんが「サッカー選手になるんだ」と、
夢中になっている影響で、少し関心事になってきました(笑)。
ニュースや何かでVTRを何度も見ましたが…小さな反則ミスで
得点を許してしまったあのオーストラリアの選手の方、
しばらく自分を責めるのでは…と思うととてもお気の毒です。
しっかり得点して、勝って、ブラジルに行きたかったですね。
▶そんなわけで昨夜のお店はお客さまが少なくて、演奏する
真由子トリオの面々、片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) ジーン・
ジャクソン(ds)さんにもお気の毒な夜になってしまいました。
素晴らしい演奏も、サッカーの一大イベントには勝てません。
来年のブラジル大会は6月〜7月だそうですから、日本が出る
試合の時には、何か対策を考えなくっちゃですねぇ…
▶真由子さんはこのメンバーでトリオ演奏出来るのをとても
楽しみに張り切っていたのですが(真由子さんはジーンさんと
出来ない時はトリオ演奏はしないと決めているほどです)
でも、いらしてくれた根強い真由子ファンの方を前に、心の
込もった素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
▶1st.stage…♪Secret Love、真由子作♪Monk's Walking、
♪8th Street…マンハッタンのこの通りに行くと、日本の物が
買えたり居酒屋があったりして、いつもホッとしたそうです。
A.リンカーンとM.ウォルドロンの共作♪Straight Ahead、
T.モンク♪Evidence。最初のステージが終わるとちょうど
ワールドカップ出場が決まった情報が入りました。
▶2nd.stage…真由子作♪These Are Soulful Days、
♪A Dancer's Melancholy、♪I've Got the World On a String、
真由子作お父様に捧げた♪Rising、♪The Good Life、
アンコールはいつものようにソロ演奏♪Single Petal of A Rose。
美しいピアノの音色が店内に響き渡りました。その音色に
感動して、真由子さんの来月出演(同じメンバーで7月29日
月曜日)のご予約をされた方もいらっしゃいましたよ。
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  2013.6.6 Thu   ナチュラルで心揺さぶる歌声
▶昨夜は、エミリーさんのファーストミニアルバム
《Friend & Lover》の発売記念ライブ。エミリー(vo)さんは
当店に時々出演されているリレットさんのお嬢さん。昨夜の
編成は 井上銘(g)秋田ゴールドマン紀彰(b)藤井伸昭(ds)さん。
アルバムでは、井上さんに小沼ようすけさんの2ギターで
で行われました。
▶井上さんは、当店初めての出演でした。まだ二十歳ですが
天才と言われている若者で現在はボストンのバークリー音大
に留学中です。イケメンで、スタンダード曲からロックまで
演奏しているデビューアルバムが発売されています。この
9月には学校に戻られますが、今後の活躍が期待されます。
▶白のブラウスに黒のパンタロンでシンプルに可愛く決めた
エミリーさん、お母様譲りの美しくよく伸びる澄んだ声の
ソウルフルな歌声が、応援にいらした大勢のお客さまを
魅了しました。地元鹿児島からもリレットさんはじめ
大勢の方が応援に見えていました。
▶1st.stage…♪Lov'n You、♪Over The Rainbow、♪Cheek To Cheek、
♪Moon River、♪Fly Me To The Moon、♪Stardust、
お馴染みの曲を良く伸びる美しい声で歌うエミリーさん。
井上さんのギターも綺麗で良く歌い、皆さんうっとり。
▶2nd.stage…TV-CMで石川さゆりさんが歌っている
♪ウイスキーがお好きでしょ …のジャズアレンジ。彼女の歌
ならウィスキーももっと売れそう…と思うほど素敵でしたよ。
♪Take Five、♪Fever、エミリー作♪待つわ、♪Cry Me A River、
♪ Feel Like Making Love、アンコールはエミリーさんの弾き語り
♪帰らない。客席には涙を流している方もいらっしゃいました。
最後は、リレットさんを呼び出して感謝の花束をプレゼント。
そして皆で一緒に♪You've Got A Friend。
▶ほのぼのとした素敵なライブでした。CDも沢山お買い上げ
いただきました。エミリーさんはこの10日オーストラリアに
3カ月の語学留学に旅立つそうです。向上心が強い彼女です、
またひと回り成長されると思います。楽しみですね。
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  2013.6.7 Fri   上質なサウンド大人のデュオ
▶この4月、10年ぶりに高嶋宏(g)さんと豊田隆博(pf)さんの
デュオが「Beautiful Friendship」というタイトルでアルバムを
リリースしましたが昨夜は主にその中の曲が演奏されました。
古くからの友人同士のデュオだけあって、息がぴったりと
あった演奏で、聴いててとても心地良いステージでした。
▶普段は熊本で活動していらっしゃる豊田さんが上京しての
演奏は久し振り、ということで、もうすぐ90歳になられる
伯母さまも応援にいらしてました。まだかくしゃくとして
お元気で、目を細めて楽しんでおられるのを見て、私も、
とても勇気づけられました。初めてお聴きになった方も、
成熟した大人のデュオ・サウンドの素晴らしさを堪能
されていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Autumn Leaves、♪Bluesette、C.コリア♪Bud Powell、
ゆったりしたアレンジの♪Night in Tunisia、
♪I Remember You、高嶋作♪Blues For Kids、♪Beautiful Love。
▶2nd.stage…お客さまのリクエストに応えてC.コリア♪Spain、
高嶋作♪Y.N.M、ピアノソロでB.エバンス♪Time Remembered、
ギターソロで♪That's All、
デュオでアルバムタイトルの♪Beautiful Friendship、
アンコールはT.モンク♪Rhythm-A-Nine でした。
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  2013.6.8 Sat   ゲストを迎えて活気のあるステージ
▶昨夜のグレース・マーヤ(vo,pf)さんはゲストに黒田卓也(tp)
さんを迎えた、吉田サトシ(g) SOKUSAI(b) 福森康(ds) さん。
黒田さんはNYを本拠地に活動していて、7月にはフランスや
スイスのサマージャズ・フェスティバルに出演することが
決まっています。今回は一時帰国です。
▶若い日本のミュージシャンが認められて、どんどん世界に
出て行くことは嬉しいことです。昨夜も彼が入ることにより、
音楽に活力が出てきたように感じました。マーヤさんも楽しく
リラックスして、とてもチャーミングなステージで、そんな
音楽を客席も一緒になって楽しんだ夜でした。
▶1st.stage…♪Lover Man、♪Kiss of Life、♪All Blues、
ボサノバで♪Estate、8ビートの♪Love for Sale、♪High and Dry。
▶2nd.stage…♪My Romance、♪In Your Own Sweet Way、
♪Save Your Love For Me、エレベのイントロから♪Caravan…
SOKUSAIさんのカッコいいソロを皆が盛り上げました。
雰囲気をガラッと変えてT.マリヤ♪Come With Me 、
そしてマーヤさんのCDのタイトル曲♪Close To You、
アンコールは♪Wonder Wall でした。
▶コットンクラブに来日出演中のベニー・グリーン(pf)さんが
私に会いに来ると電話が入り、彼を知る TOKU(vo,flh)さん
市原ひかり(tp) 柴田亮(ds) 横山和明(ds)さんらと待っていると
深夜1時近くなっていらっしゃいました。
▶もう30年以上昔、彼がマウント富士ジャズフェスに、アート
ブレイキーバンドで初来日してからで、若かった彼も50歳に
なり、今は83歳のお母様とカリフォルニアに住んでいるそうで
環境もよく、いつでもピアノを弾けると嬉しそうでした。
▶そうしてピアノを弾き始め、ひかりさんに楽器を出させて
スタンダード曲をデュオ。ピアニッシモを大切にする綺麗な
サウンドを聴かせてくれました。TOKUさんともデュオ。
でも夜が深くなってきて御開きになり、皆で一緒にどこかに
繰り出しました。私もほのぼのした気持で帰宅しました。
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  2013.6.9 Sun   多くのファンで賑わった《N.Y.S.Q》
▶皆さん日本が大好きなニューヨーカーの年に一度のツアー
その初日が【BODY&SOUL Special】ティム・アマコスト(ts,ss)
さん率いる《NYスタンダード クァルテット》昨夜のメンバーは
ティム・アマコスト(ts,ss) デビット・バーグマン(pf)
安ヵ川大樹(b) ジーン・ジャクソン(ds)さんです。
▶私とティムさんとは30年来のお付き合い。2人の息子さんも
すっかり成長して16歳13歳で、サックスとドラムをやっている
ということです。このグループの他、ドン・フリードマンさん
のバンドで、高橋信之介さんとともにレギュラーのメンバーに
なって活躍しCDもリリースされています。ドンさんは、私の
大好きなピアニストなので私としてもとても嬉しいです。
▶ステージはMCも日本語で、デビットさんもジーンさんも
奥様は日本人で皆さん日本語を話すので、とても親しみが
わきます。昨夜はお知り合いも大勢いらっしゃり、ティムさん
とはNY時代に仲の良かった奥平真吾さんがご家族と一緒に
聴きにいらっしゃって、本場のジャズを楽しみました。
▶ティムさんの音色は丸くて温かくサックスらしい太い音で
楽器が良く歌います。デビットさんのサウンドも渋く、
安カ川さんとの息もピッタリ。ジーンさんのサポートがまた
心憎いばかり。安心して聴いていられる落ち着いた大人の
ジャズを、本場NYサウンドで楽しませていただきました。
▶1st.stage…♪Sweet And Lovely、♪For Heaven's Sake、
♪Giant Steps 、T.モンク♪Misterioso、♪Old Folks、
”More You Drink the Better We Sound”と言って休憩に。
そしてそれぞれのお知り合いに挨拶回りが終わると…
▶2nd.stage…♪Alone Together、T.ハレル♪Glass Mistery、
D.バーグマン♪Trouble、ボサノバA.C.ジョビン♪Zingaro、
G.ガーシュイン♪This Is New、K.ワイダー♪Mack The Knife、
アンコールは♪Bye Bye Blackbird。
▶今日から全国ツアーの旅に出ます。前回はティムさんが
レンタカーを運転しましたが、とても大変だったと、今回は
電車で移動するようです。お気をつけて行っていらっしゃい。
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  2013.6.11 Tue   月曜日でも人気者らしい賑わい
▶TOKU(vo,flh)宮川純(pf)佐藤ハチ恭彦(b)福森康(ds)さんの
久しぶりに月曜日の出演だったTOKUさんのグループ。
今月末に、昨年から制作していた10枚目のアルバムが発売に
なりますが、昨夜のステージは、その中から何曲かと、
スティービー・ワンダーの曲が演奏されました。
▶ハチさんは、TOKUさんのデビュー当時からのレギュラー
ベーシストで気心が知れているお仲間。ハチさんがボケで
TOKUさんがツッコミのようなMCで客席を沸かせました。
▶1st.stage…♪I Can't Help It、♪Knocks Me Off My Feet、
♪You've Get It Bad Girl、♪Over Joyed、
♪You Are My Sunshin Of My Life、
スティービー特集にはさまって♪Night And Day、
最後に♪Parttime Lover。
▶2nd.stage…♪Music Is The Key、♪Tall Me A Bed Time Story、
♪Friend And Lover、♪Stablemates、♪What A Wonderful Worid
ベース伴奏の歌♪Fly Me To The Moon、♪Kiss Of Life、
アンコールはそのアルバムタイトル曲♪Drearm A Dream。
▶今月から、TOKUさんが作曲した曲がNHKの「みんなの歌」に
3カ月間ON AIRされます。ジャズ・ミュージシャンとしては
初めてでしょうか。それを記念して今月23日、再来週の日曜日
昼間《ママと一緒にワクワクライブ》が当店で行われます。
▶これまでファンだった方が結婚し、お子様ができた多くの
方から、大変喜ばれ、すでにご予約は満席に埋まりました。
ホントに彼は人気者ですね。昨夜も、ファンの方と写真撮影を
したりサインをしたり…人気者は終演後も大変ですね。
お疲れ様でした。
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  2013.6.12 Wed   どんどん進化するオリジナル曲
▶鈴木良雄(b)ハクエイ・キム(pf)大村亘(ds)中村恵介(tp)
山田拓児(ts,ss,bcl)さんの《Generation Gap》は、チン(鈴木)
さんが一緒にプレイしたいメンバーを集めて結成された
ユニットで、それぞれのオリジナル曲をステージにかけます。
▶作曲してそのまま完成品として演奏するのではなく、その
都度、試行錯誤し、曲想を膨らませて演奏します。だから
そのたびに新しい何かを感じさせてくれます。
▶1st.stage…山田作♪In Reverse Way、ハクエイ作♪New Town、
鈴木作♪Wings、♪Skavl。
▶2nd.stage…山田作♪Palmsモロッコ風リズムの一変わった曲。
大村作♪MacMahone's Point、鈴木作♪Roulette、
中村作♪Round Table。アンコール曲は曲名失念(ごめんなさい)
山田さんがバスクラリネットを吹きました。
▶台風の足が遅いらしく、雨が続くようですね。駅から遠い
場所で申し訳なく思いますが、いったんお店に入って音楽を
お聴きになれば、きっと「来て良かった」と思っていただける
そんなお店と時間を提供したい、とスタッフ一同がんばって
やっています。雨の日も、よろしくお願い致します。
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  2013.6.13 Thu   【一流の世界へようこそ】から
先日、新聞の取材を受けたことを
5月28日のブログ
に書きましたが、その記事が
6月6日付け夕刊フジに掲載されましたので、
遅ればせながら、ご紹介させていただきます。
(↑クリックしてください)
記者の谷口さん、過分にお褒めいただき
ご紹介いただいたこと、恐縮に存じます。
いい記事、どうもありがとうございました。
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  2013.6.13 Thu   思いがけないゲストも登場
▶久し振りの北條直彦(pf)さんと 坂井紅介(b)大村亘(ds)さんの
トリオは、ピアノトリオなのにステージの上にピカピカの
バリトンサックスとテナーサックスがセットされていました。
どなたがセットしたのだろう…と思っていると、、、
▶4曲目にステージに出ていらして驚きました。いま芸大の
教授をなさっているフルート奏者の中川昌三さんでした。
彼は、当店の六本木時代にはテナーを持ってきてよく吹いて
いたのですが…還暦を過ぎて好きな事がしたい、と有名な
パリのセルマーのバリトンサックスを購入したばかりで、
これを吹きたくて北條さんに連絡して、いらしたようです。
▶1st.stage…♪Solar、♪Spring Is Here、♪不思議の国のアリス、
中川さん登場バリトンサックスで♪Watch What Happens、
久しぶりに聴く♪You'd Be So Nice To Come Home To、
K.バロン♪Voyage…バリトンの音がまるく柔らかくて
音域も広く、音のふくらみがとても素敵でした。
中川さん曰く、楽器が重いのと、肺活量が普通の3倍くらい
いるので長いソロをするのがきつかったそうです。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪All The Things You Ares、
スワローの♪Ladies In Mercedes、♪My Funny Valentine、
中川さんテナーサックスで♪East Of The Sun、
スローテンポの♪When Sunny Gets Blue、♪Stella By Starlight。
いずれも音色が綺麗で、バランスのよくとれた、心に届く
気持の良い演奏でした。
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  2013.6.14 Fri   選曲も対照的な2ボーカル
▶あゆ子(vo) Ema(vo) さんの2ボーカルを、福井ともみ(pf)
山下弘治(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオがサポートした昨夜。
あゆ子さんは明るくはつらつとした燃える太陽のような感じ、
Emaさんは可愛くてしっとりした丸い御月様のような感じ…
曲の選曲も対照的で、お日様とお月様を同時に楽しむような
ステージをお客さまは大変楽しんでおられました。
▶雨の夜で足元が悪い中、お越しいただいた甲斐のある
ステージで、ミュージシャンも私もホッとしました。お二人は
歌の先生が同じで、小さい時からお父様が家でギターを弾いて
いたのを聴きながら育ったという環境も同じ。お父様は
プロではありませんが、音楽好きの家庭環境がプロを志す
きっかけになったようです。人柄もとても良いそんな2人を
優しくサポートして目を細めているミュージシャンの姿も
なかなか良い感じでした。
▶1st.stage…ピアノトリオで♪You Are The Sunshin Of My Life、
♪Up Jumped Spring。Emaさん水色模様の提灯みたいな
スカートが可愛いワンピースで登場し
♪Begining To See The Light、♪Just Squeeze Me、
メロディアスな日本の曲♪浜木綿(はまゆう)を日本語で。
▶あゆ子さん薄いシルクタッチのオーバーブラウスに
白のシュートパンツという健康的なスタイルで登場。
いまは6月だけど雨が降っているのでと♪September In The Rain、
ポルトガル語で♪Comenno Dos Aguas(水の道)
バラードで♪Samba Em Preludio…とても良い感じでしたよ。
▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Sunday、♪Sunrise。
あゆ子さん♪My Little Suede Shoes、
♪Oneday I'll Fly Away、♪Rosa Morena。
▶Emaさん♪The Rainbow Conection、尾崎豊の♪I Love You を
英訳してジャズにアレンジして歌いましたが、彼が聴いたら
きっと喜んだことでしょう。ドラムをフィチャーして、
♪Devil May Care、アンコールは2ボーカルで
♪Chega De Saudade〜♪No More Blues をポルトガル語で。
▶次回の出演は秋になりますが、将来が楽しみな二人を応援
したいと思います。皆さま、ぜひ聴きにいらして一緒に
応援してくださいね。
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  2013.6.15 Sat   楽しさを伝えきれないステージ
▶当店でも人気の高い、矢幅歩さんとの「SOLO-DUO」の
アルバム発売で日本中ツアーをしていて、最後のツアーを
終えたばかりのギラ・ジルカ(vo)さん。昨夜はワンボーカルで
深井克則(pf) 八尋洋一(b) 竹中俊二(g) 大儀見元(per) さんを
バックにした当店出演でした。
▶その昨夜のメンバーは、7月に発売される待望の3枚目の
アルバムのレコーディングに参加したメンバーで、早くから
リハーサルをして本番に臨みました。メンバーの顔ぶれを
見るとわかると思いますが…
▶スタンダード曲からポップス、ギラさんのオリジナル曲まで
深井さんと竹中さんがアレンジをした曲が多いのですが、
全曲がラテン調にアレンジされ、明るく楽しく踊り出したい
ような感じです。ミュージシャンもギラさんの愉快なMCを
楽しみながら演奏し、ステージも、彼女の人柄が感じられる
独特のMCも、とてもチャーミングです。
▶ツアー最終日の前夜、近くの他のお店で出演した客席が
「大入り満員」だったということで(ギラさんよかったね)
昨夜はメンバーも内容も違っていたのですが…そのせいか
いつもよりお客さまの少ない客席で…ちょっと残念でした。
でもいらしたお客さまは皆さん大いに楽しまれて大満足して
お帰りになられました。
▶ステージの内容や愉快なMCを、できるだけ忠実にレポート
したいと思うのですが、ギラさんのステージはここで語れば
語るほど、実際の楽しい雰囲気が半減してしまいそうで…
これはホントにその場に居ないと伝わりませんね。
▶1st.stage…♪Old Devil Moon、♪Fly Me To The Moon、
来月発売のアルバムに入っているラテン調の♪Love For Sale、
グレンミラーの♪Moon Light Serenade は、ラテンのアレンジで
お馴染みの曲とは全く違う印象でした。しっとりとバラード
♪Stay、♪On A Clere Day、Bee Geesの♪Stayin' Alive。
▶2nd.stage…深井作曲ギラ作詞、ノリのいい♪Mr Samba、
早口言葉の♪One Note Samba、♪Honeysuckle Rose、
踊れるサンバ♪Pool Of Love、ギラ作バラード♪Party Is Over…
…この曲は私も大好きな曲です。深井アレンジの
♪Summertime、アンコールはイスラエルの民謡♪Havana Gila。
ちなみに「Gila」はヘブライ語で太陽と言う意味だそうです。
▶お帰りにはほとんどの方が「楽しかったヨありがとう」と
おっしゃってお帰りになりました。ミュージシャンも私達
スタッフも、その言葉がいちばん励みになります。
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  2013.6.16 Sun   上品な優しさに包まれた週末
▶ノドの調子もすっかり良くなって2ヶ月ぶりの出演になった
ウィリアムス浩子(vo)さんと、ドラムレストリオ伊藤志宏(pf)
馬場孝喜(g) 西嶋徹(b) さんの週末の夜。
▶バックが浩子さんの歌をとても大切にサポートして、音が
気持ちよく広がり、浩子さんも伸び伸びと心をこめて歌い、
優しく丸〜るい歌声を、ゆったりたっぷり楽しみました。
店内が優しさに包まれる大人の上品なステージでした。
▶1st.stage…♪So Many Times、ミュージカルから
♪Thinking of Love、♪Softry As In A Morning Sunrise、♪Smile。
お嬢様の誕生日をお祝いにいらしたご家族へ♪Happy Birthday、
♪Tea For Two、♪Skylark、♪Time After Time、♪Summertime。
▶2nd.stage…♪Time For Love、♪Poinciana、
明日に向って撃てから♪Raindrops Keep Fallin' On My Head
(雨にぬれても)、♪Nearrness Of You、♪My Favorite Things。
バラード♪But Beauiful、アップテンポで♪Caravan、
アンコールは♪Good Life。
▶浩子さんは来月、次のアルバム制作のためNYに行きます。
前回のバラード集が、その音の良さが日本だけでなく世界の
オーディオ雑誌にも取り上げられ、海外からの注文も入り、
ご本人も驚くやら嬉しいやら。次回はどんな作品になるか
期待が膨らみます。また話題になるといいですね。
▶昨夜は雨の天気予報が外れて、晴れて良かったと思って
いたのですが、お店が終わる頃にビショ濡れになるほどの
激しい大雨…帰られたお客さま、大丈夫でしたでしょうか…
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  2013.6.17 Mon   さすが !! 今NYで一番話題のトリオ
▶今NYで最も注目され話題のギタートリオ。アルバムも発売
されていますが…日本に呼ぶのが早過ぎたのでしょうか…
あまりご予約がなくて「こんなはずでは…」と思いつつ、
常連さんなどに無理を言って、ご来店していただきました。
そんな昨夜、日曜日の【BODY&SOUL Sunday Special】
《ライオネル・ルエケ・トリオ》Lionel Loueke(g)
Michael Olatuja(b) John Davis(ds)さん。ところが、、、
▶音が鳴った瞬間から「これは今まで聴いたどんなギター
トリオとも違う !! 」少々大げさに言えば、世界で初めて聴く
サウンドでした。
▶アフリカペナン出身のライオネルさんは、背が高く知性が
みなぎっている感じのミュージシャンです。H.ハンコックさん
に見いだされ今NYを拠点に活動中で、ピアニストのグラスパー
さんと共同プロデュースで、全曲オリジナル曲の「HERITAGE」
をリリースしています。昨夜はその中から演奏されました。
▶私は、曲名メモをとる余裕がでないほど、そのサウンドに
衝撃を受けてしまいました。最初は奇麗な小さな音から出て
最後はアフリカの言葉でギターを弾きながら唄うのですが、
その声も、丸くて太くて素晴らしい響き。エレキベースの
スラップ(手で叩くような奏法)も凄かった。
▶ベースとドラムスがピタッと付いて深くグルーブ…譜面も
ないのにどうしてあのような演奏が出来るのか不思議でした。
ボトムラインがしっかりしているから、それに乗って何を
どうやろうが、素晴らしいサウンドになるのですね。
▶3人とも楽器の音色がとにかく綺麗で、スピードがあって
素晴らしい演奏の一言につきます。最後のアンコールでは、
客席の皆に3拍子の手拍子を打たせ、アフリカの簡単な言葉を
教えて合唱しました。
▶昨夜が日本での初日でした。今日は京都に行きます。全部で
7個所の日本ツアーですが、きっと行く先々で話題になること
間違いなしです。お客さまに知っていただこうと、いろいろと
気をもみましたが…演奏を聴いて、その苦労が報われました。
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  2013.6.18 Tue   柔らかなサウンドに気持ちもゆったり…
▶昨夜は久しぶりの《南青山六丁目楽団》フロント三管が、
岡崎正典(ts) 片岡雄三(tb) 山岡潤(euph)さん、そしてバックが
紅野智彦(pf) 島田剛(b) 高橋徹(ds)さんのトリオは、岡崎さんが
アレンジを担当しています。
▶聴く方では、どこまでも柔らかく温かいサウンドや、その
心地良いハーモニーを楽しませていただいていますが、特殊な
楽器編成なのでアレンジはいつもひと苦労されているようです。
最近どんどんレパトリーが増え、人気が出始めました。昨夜も
地方からいらした方が熱心に聴きいっていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Ray's Idea、♪Take the A-Train、
くるみ割り人形からジャズにアレンジした
♪Nutcracker Suite Overture…そのアレンジに感動され方も。
そして♪Peace、♪Champ。
▶2nd.stage…♪Blues on Down、♪No More Blues、
三管とドラムスだけで古い曲♪Struttin' With Some Barbecue、
▶ここで岡崎さんがユーモラスに楽器談議&解説MC…
ドラムのシンバルは1930年から使われるようになり、当時の
ビッグバンドの音に負けないよう、今のように音が大きく
なったということです。あるいは、普通の人には、ピアノの
一番低い音と一番高い音は音階が聞き分けられないそうです。
▶♪I Loves You Porgy… テナーの音色が心に響きました。
カウント・ベーシーバンドの定番♪The King。ここでその、
ベイシーバンドの話になって…マイケル・ジャクソンの
あの「スリラー」のプロデュースをしたQ.ジョーンズは
ベイシーバンドに在籍していたことがあって、、、
▶(ここからはちゃっかり前宣伝ですが、話の持ってきかたが
上手です)、、、その彼が80歳を記念して、東京国際フォーラムで
7/31と8/1の2日間、誕生日ライブが行われますが、そこに
小曽根真ノーネーム・ホーセスの出演も予定されています…と。
岡崎さんと片岡さんはメンバーです。私も行ってみたいと
思います。皆さんもよろしかったらぜひどうぞ。
▶山岡さんが18歳で留学していた当時、ルームメイトだった
旧友のアメリカ人の方がいらっしゃいました。彼はサックス
をやっていたそうですが、現在は管楽器会社の販売部長に
なっていて出張で来日し当店にいらしたそうです。お二人は
記念撮影をして旧交を温めしていらっしゃいましたが、なんか
とても微笑ましい光景でしたよ。
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  2013.6.19 Wed   独特の「剛ワールド」に根強い人気
▶《スウィンギー トリオ》メンバーはお馴染みの 山本剛(pf)
香川裕史(b) 大隅寿男(ds)さんです。譜面は一切なし。お互い
アイコンタクトだけで演奏するこれもお馴染みのステージ。
▶アタマと身体にしみ込んでいる剛さんの音楽の引き出しから
次々にメロディーが紡ぎ出され、サイドメンが瞬間的に判断し
反応して演奏します。ベテランならではの演奏スタイルです。
客席には、往年の「山本節」ファン、熟年ファンの方が多く
客席と一体になって剛ワールドをお酒とともに楽しみました。
▶1st.stage…♪Billy Boy、♪Last Tango In Paris〜♪Misty、
♪I Can't Get Started、♪Gentle Blues、♪Yama Blues。
▶2nd.stage…♪Loving Touch、♪My One And Only Love、
♪酒と薔薇の日々、ボサノバで♪Misty、初めは鈍行列車で、
最後は急行列車になった♪Take The A-Train。
中東の平和を願って弾き語りで♪砂漠に陽が落ちて、
最後は恒例となった♪旦那飲ましてちょうダイナ…
客席の皆で声を合わせて「バカヤロー !! 」とストレス解消。
▶そうこうしているとご婦人が三人「山ちゃ〜ん」と言って
入って来られました。終演にしようとしていたところですが、
そうもいかず…大隅さんと遊びに見えていた藤井学さんの
二人のドラムソロが始まり、音は♪Caravan となって終演に。
ご婦人方も納得し、このトリオのアルバムをお買い上げです。
▶新しいアルバム「ジェントル ブルース」の売れ行きも
好調のようですが、昨夜も剛さんが持参したCDは完売でした。
「ワン・アンド・オンリー」のミュージシャン、剛さん人気は
いまだ衰えません。私のお酒も進みました。
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  2013.6.20 Thu   ともみファンで賑わい活気ある店内
▶昨夜は、福井ともみ(pf)さんが今年2月〜3月にかけてLAで
レコーディングしたアルバム「TOMOMI'S JAZZ Potpiurri B」の
発売記念ライブ。レコーディングは、ドラマーにレオン・
チャンクラーさんを起用した力作ですが、昨夜のメンバーは
俵山昌之(b) 藤井学(ds) さんでした。
▶レオンさんはM.ジャクソン「スリラー」のドラマーですが、
ウェザー・リポートのドラマーでもあるマルチに活躍している
人気ドラマーです。私とは30年ほど前に当店に遊びにいらして
以来のお付き合いで、気さくな優しい人で、お店のドラムの
チューニングをしてくださったことも幾度かあります。
▶NYで開催されたI.A.J.E(International Association for Jazz
Education)に参加した時も、2年とも、会場でよく一緒に
過ごしました。遠くから私を見つけるとニコニコしてやって
きて私を抱き上げ、お店は大丈夫か?皆元気か?と心配して
言葉をかけてくださる人です。
▶このレコーディングでスタジオに入った時、ともみさんが
私の話をしたら、とても良くしてくださったようです。彼女も
今回のCDは自信作になった、ということで、私も嬉しいです。
▶昨夜は発売当日の記念ライブとあって、ともみさんファンが
大勢応援にいらっしゃいました。俵山さん藤井さんも、心の
こもったサポート。客席からは時々、大きな掛け声もかかり、
大変盛り上がった店内でした。
▶1st.stage…♪You Are The Sunshin Of My Life、♪Everything、
♪Sunrise。お祝いにいらした ちゅうまけいこさんが呼ばれ
♪Cheek To Cheek をともみさんのアレンジで歌いました。
ステージの最後は、人気の高いともみ作品♪トリポリの朝食。
▶2nd.stage…ともみ作♪314D、♪Berimbau、童謡♪春の小川、
♪The Girl Is Mine、俵山さんの東洋風ベースソロがあって
♪Bolivia、アンコールはともみ作品♪Big Mama。
▶客席からは「おめでとう、ともみ !! 」の歓声があがり、
いらしたほとんどの方が、CDをお買い上げくださいました。
さっぱりしたともみさんの人柄は、男女問わず好かれます。
そんな多くの方に応援され、小柄ですけどエネルギッシュに
活動する彼女は、これからCDを携えて演奏活動されますが、
昨夜は幸先のいいスタートだったと思います。おめでとう !!
よかったね、ともみさん。
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  2013.6.21 Fri   魂を揺すぶる歌に涙する方も…
▶台風4号が接近しているけど沖縄から来られるかしら…と
心配で連絡すると、火曜から大阪にいてお仕事をされていた
ということで一安心しました。沖縄から久しぶりに上京された
与世山澄子(vo)さんと 山本剛(pf)香川裕史(b)バイソン片山(ds)
さんのトリオ。
▶共演歴の長い剛さんとの、久しぶりの共演をじっくり聴いて
与世山ワールドを堪能したいフアンの方が大勢いらっしゃって
おかげさまで、お店は大入り満員でした。
▶水色の綺麗なドレスを身にまとって「歌にはその人の人生が
表れる」を体現する歌を、たっぷり聴かせていただきました。
彼女を聴くたびにそう思うのですが、昨夜はとりわけて実感
できるステージ。男性のお客さまも、多くの方が目頭が熱く
なってしまった、とおっしゃっていました。お店中が感動に
包まれて、大きな拍手が鳴り止まない夜でした。
▶1st.stage…山本トリオで♪YAMA Blues、♪Misty。
澄子さん登場♪My Pretty、♪You're Getting To Be A Habit With Me、
絶品だった!!♪The Man I Love、♪Smile、
♪They Can't Take That Away From Me、
♪Street Dream、♪All Of Me。
▶2nd.stage…ピアノトリオで3曲♪Poinciana、
思い出のアルバムから♪Stardust、♪Nearness Of You。
澄子さんが入って♪Time After Time、
バラード♪Lover Man は客席から溜め息がもれたほど。
♪愛の讃歌、♪Up And Down、バラード♪If、そして
♪Body And Soul …私は感動で胸が熱くなってたところ
お客さまの拍手も鳴り止まなくなり、アンコールは
与世山ワールドの〆、いつもの♪What A Wonderful World。
▶雨にもかかわず大勢の方がいらして、みなさま一様に
「聴きに来た甲斐がありました」とお帰りになられました。
今日は、東北3個所のツアーに、この夜と同じメンバーで
出発です。そこでも会場を感動に包むに違いありません。
次回の与世山さんは、12月と先になりますが、いまから
ぜひアタマに入れておいていただきたいと思います。
決して無駄にはさせませんよ。
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  2013.6.22 Sat   久ぶりの帰国に大賑わい
▶もう4年になるかしら、ホントに久しぶりに帰国された
なら春子さん、帰国ライブがCD発売記念と重なって多くの
同級生やご友人・知人の方がいらっしゃり大賑わいでした。
なら春子(pf,ジャンべ) スティーブ・ウィブル(b) 太田朱美(fl)
奥平真吾(ds) ダラマン・シャバテ(ジャンべ,ヂュンヂュン)さん。
ジャンべはアフリカの楽器ですが、春子さんもピアノを
弾いたり、ジャンべを叩いたり…大活躍でした。
▶春子さんは、大学在学中にジャズピアノの魅力に憑かれ
学習院大学でしたが早稲田のジャズ研に通って仲間になり、
その後、NYに留学。マンハッタン音楽院ジュリヤード音楽院
などで勉強された学級肌で、現在はコロンビア大学で教鞭を
取りながら、演奏・音楽活動をされていますが、、、、
▶近年はアフリカのマリ共和国に何度も行って、そこで
ジャンべに魅せられ、今回のアルバムも「The Drum Tree」
と題してアフリカの民族楽器の要素が色濃く入っています。
30年あまりNYに住んで彼女は、今アフリカに何かを
見い出したようです。
▶マリでジャンベの先生でもあったダラマンさんは、奥様が
日本人で現在は世田谷にお住まいで、今回参加され本場の
リズムを披露してくれました。スティーブさんはお母様が
日本人で今はNYで活動しているベーシスト、ドラマーの
真吾さんはアフリカ生まれ。朱美さんは初顔合わせでしたが、
春子さんも感心する申し分のないプレーで、アフリカ音楽と
アフリカ音楽の香りが漂うスタンダード曲で、とても味のある
素晴らしいステージを繰り広げられました。
▶1st.stage…♪Follow the Water、♪A Them And Julys、
♪I Mean You、春子さんとダラマンさんでジャンベを叩いた
♪Rongo〜♪Bagi、♪Sunu、♪Smile Magic、アルバムタイトル曲
♪The Drum Tree では真吾さんもアフリカの太鼓を叩きました。
▶2nd.stage…♪Giraffe Giraffe では春子さんと朱美さんの
ソロが入りました。真吾さんをフィチャーし♪Samba de Orfeu、
ピアノトリオで♪Ganmo。朱美さんのフルートが素敵だった
♪In a Sentimental Mood、皆で♪Bongo Bilenman、♪My Romance、
アンコール♪St、Thomas。最後はジャズで〆ました。
▶春子さんは、もう来週にはNYに戻られるそうです。女性
ひとり、長年NYで頑張っている彼女にエールを送りたい
と思います。春子さんとアフリカ音楽に、乾杯 !!
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  2013.6.23 Sun   私にとって充実した土曜日
▶土曜日の夕刻、小曽根真さんとゲーリー・バートンさんの
デュオ・コンサートに行って来ました。2年前は杉並公会堂
でのコンサートで、その素晴らしさに涙しましたが、今回は
サントリーホールで、会場が大きいので果たしてどんな感じに
なるんだろうかと思いましたが、、、、
▶内容はお二人の出会いから30年の歴史を音楽にしたもので、
意気の合った会話も愉快で素晴らしいものでした。ゲイリー
さんは気心知れた仲の良いミュージシャンとデュオすると
お互いが深くコミットできるので一番好き、ということです。
▶会場は、超満員。普段は使われないステージの後ろ側まで
お客さまで埋まるほどで、急遽、対応したという照明も、
素晴らしいものでした。当店のお客さまも大勢いらっしゃって
皆さん素晴らしく美しいピアノの響きに感動されていました。
今日本で一番の人気者です、お店に向かうバスの中にも、
当店のお客さまがいらして、一緒にお店に向かいました。
▶こちらはエネルギュッシュな《Keep Going》のステージ。
海老沢一博(ds) さんと、林正樹(pf) 坂井紅介(b) 小池修(ts)
竹内直(ts,ss,bcl) さん。海老さんは「俺より話が上手いから」
と小池さんがMCを担当。明るいタッチで元気一杯の海老さん
のこのユニットを聴くと元気がでる、というファンも多く、
よくスウィングする楽しいステージを楽しみました。
▶1st.stage…♪Carioca、♪Union Pasfic、小池さんを
フィーチャーした♪Body And Soul、
竹内さんがバスクラリネットを吹いた♪Caravan、
小池さんをフィーチャーした♪In A Sentimental Mood、
アップテンポの♪Impressions。
▶2nd.stage…♪Take the A-Train、ボサノバイントロの
♪Summertime、竹内さんをフィーチャーした
♪My One and Only Love。♪Speak Low。
ここで林さんのソロピアノで、彼の作品ユニークな五十音
シリーズから♪そたち、♪Night in Tunisia、アンコールは
♪Stardust。私にとってはとても充実した土曜日でした。
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  2013.6.24 Mon   大盛況《ママと一緒にワクワクライブ》
▶NHKの「みんなの歌」に採用されたのを記念して行われた
【BODY&SOUL Sunday Special】お店としては珍しく昼間の
ステージでした。TOKU(vo,flh)さんが選んだメンバーは全員
お子さんがいて、皆さん良きパパでもあるミュージシャン、
秋田慎治(pf) 井上陽介(b) 大槻カルタ英宣(ds) さんです。
▶お客さまは TOKUさんがデビューしたころからのファンが
多く皆さんママになっている方も多く、早くからベビーカーを
押してお集りくださいました。御夫婦や、おばあ様とお孫さん
ママ友達とお子さま方…昼の店内は満席。チビっ子たちには
初めての体験のようで、皆ステージに注目し、前に出て来て
リズムを取って飛んだリ跳ねたり…楽しんでいました。
▶演奏した曲はTOKUさんの普段のステージと変わらず、特に
チビっ子向けではありませんでいたが、皆、楽器に興味を示し
特にドラムは一番人気でした。
▶「子供の日スペシャル」の時、タカラトミーさんからご提供
いただいた「シャボン玉セット」をプレゼント。みんな大喜びで
外でシャボン玉で遊んでいましたが、ライブが始まりますよ〜
の声でお店に戻って音楽を楽しみました。
▶最後の方ではドレミの歌と、NHKのみんなの歌に採用された
「君へのファンファーレ」を皆で合唱しました。アンコールは
♪Kiss of Life で無事終了。
▶TOKUさんのファンだった方も、結婚してお子さまが出来て
夜は出かけられない方も多いようですが、昼間ならお子さまと
一緒に来られると喜ばれ、沢山の方から「また企画してほしい」
とリクエストをいただきました。そうですね、昼間のライブも
たまにはいいですね。ミュージシャンと相談してみます。
★スタッフもチビッ子たちの対応で忙しく
写真を撮ることができませんでした。ゴメンナサイ。
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  2013.6.25 Tue   ジャズ本来の魅力がたっぷり
▶松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)上村信(b)広瀬潤次(ds)
さん全員が40代半ばで、いま脂の乗りきっているメンバーの
クィンテット。出演日を週の中頃にして、多くの方に聴いて
いただきたいのですが、皆さん色んな所で活躍中の売れっ子
のためなかなか揃うのが難しく、いつも週のはじめの出演に
なってしまいます。
▶先輩たちの曲やお馴染みのジャズナンバーを、完成度高く
自分たちのものにして演奏しながら、その場で創り上げて
自由に発展していくライブジャズ本来のスタイルが身について
いて、ジャズ好きの人には聴き応えがあってたまりません。
▶1st.stage…H.ウォーレン/J.ヤング作♪You Are My Everything、
W.ショーター♪This Is For Albert。山田さんをフィーチャーして
J.マクハイのバラード♪Where Are You、
R.ロウェ♪I'll Never Smile Again。
▶2nd.stage…松島作♪Blues Like This…これはお客さまから
リクエストされた曲でした。L.モーガン♪Pisces (魚座の意味)。
フロント二人の素晴らしく切ないソロがジーンときて客席から
大きな拍手が湧き上がったG.ガーシュイン♪I Loves You Porgy、
♪All God's Chillun Got Rhythm (神の子皆踊る)、
アンコールはF.ナヴァロ♪Nostalgia。
▶気持の良いサウンドとともに今週が始まりました。音楽を
真摯に追求する好感度バツグンのグループで、もちろん根強い
固定ファンはいらっしゃいますが、もっともっと多くの方に
ぜひ聴いて頂きたいクィンテットです。
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  2013.6.26 Wed   思わぬゲストに酔った夜
▶夕ご飯を食べ終わるとすぐ、お店から電話がありました。
ブルーノート東京からボブ・ドロー(Bob Dorough)さんが
やってくる、と。大急ぎでお店に出るともういらっしゃって
いて、出演は明後日からですが、日本に着いたばかりで、
ご高齢なのに、お元気で日本酒をお飲みになっていました。
▶マイルスバンドに在籍したこともある素晴らしいピアニスト
でなんと今年90歳になられて初来日なのです。世界的にヒット
した♪Comin' Home Baby の作曲家でもあり、ヴォーカリスト
でもあり、本国ではTV番組も持っていて忙しく…やっと来日
の念願がかなったということで、私も初対面でした。
▶ステージは、福田重男(pf) 上村信(b) 奥平真吾(ds)さんの
トリオ。熱心にお聴きになっていらっしゃいましたが…
▶1st.stage…福田トリオで♪How Deep Is The Ocean、
♪The Eye Of The Hurricane、♪My Ship…と海関係の3曲。
そして福田作品♪You Can Take You Can Give、
♪Pretty Blues、♪Go Ahead Nigel。
▶ここでボブさんに「いかがですか?」とたずねると、
ステージにお出でになり、曲も言わずにボブさん一人で
弾きはじめ、それを聴いて上村さん奥平さんがつけて
いきました。そして♪Take Me Home〜と弾き語りがはじまり
ました。ホーギー・カーマイケルの♪Baltimore Oriole でした。
(私が曲名がわからないでいると、居らしていた松本正樹
さんが調べてくださいました)本当に味のある、人生を
感じさせる歌とピアノで、何とも言いようがないくらい
素敵でしたよ。
▶2nd.stage…♪So in Love、♪That Old Black Majic、
福田作♪Rache's Lament、♪Blame It On My Youth、
♪Fascinating Rhythm、♪Finger Print、アンコールは
♪My One and Only Love。トリオの美しいサウンドと
味のある歌に酔った夜でした。
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  2013.6.27 Thu   お酒も進む楽しいステージ
▶昨日夕刻、大雨の中、カナダ大使館に招待されて、館内の
「ピーターソン・シアター」で行われた、Matt Duskさんの
ショーケースに行って来ました。彼はフランク・シナトラの
再来と評判の高いヴォーカリストで、今年の「東京ジャズ」
への出演と、近々発売になる「The Chet Baker Songbook」
のアルバムのキャンペーンを兼ねたお披露目でした。
▶育ちの良さそうな25歳のイケメンで、取材のインタビュー
にも気さくに応じて、高感度バツグンでした。シナトラと
チェット・ベイカーが大好きということで、特にチェットの
情熱に突き動かされてアルバムを制作したんだそうです。
きっと日本でも人気が出るに違いありません。
▶雨の中、お客さまはいらしてくれるだろうかと案じながら
お店に出ると、常連の方が数組、恵士さんのファンの方も
いらしていて、とりあえずほっとしました。岸田恵士(ds)
津垣博道(pf) 河原秀夫(b) 岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さんの
《ファンキーボーイズ ジャズバンド》は、あい変わらず
元気一杯、楽しく演奏するので、お客さまも連れ込まれ、
皆さんお酒が進んだようでした。
▶1st.stage…♪Like Someone In Love、
ファンキーなグルーブらしいサウンドで♪Song For My Father、
津垣さん提供のキューバの曲♪Contigo En La Bistancia、
B.パウエル♪異教徒達の踊り、岸田作♪Burning。
▶2nd.stage…岸田作♪Sunburst、
♪The Natives Are Restless Tonight。岡崎さんを
フィーチャーして心のこもったソロ♪I Thought About You、
岸田作♪Brand New Day、岸田作♪大都会の遊牧民…この歌は
岸田さんのその時の想いをそのまま詞にして唄う曲ですが、
昨夜は特にお客さまの共感が大きかった内容でした。
アンコールは♪What Is Thing Call Love。皆さんホットな気持ちに
なられたようで、大雨の中、気分よくお帰りになられました。
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  2013.6.28 Fri   緊張感が伝わってくる演奏
▶三木さんの思いがやっと叶って8年ぶりのレコーディングが
7月22,23の両日行われる《フロントページ オーケストラ》。
アルバムは作品として残るので、三木さんはアレンジ曲や自作
の曲を何度も試行錯誤して、譜面を書き直したりする作業を
入念に行なっています。
▶メンバーが多いうえ、忙しいメンバーなので全員揃っての
リハーサルはそうそうできません。昨夜はレコーディングに
向けて最終的な確認のステージでもありました。ですから
とても緊張感があり、それが伝わってくるとても聴き応えの
あるサウンドでした。いらしたファンの方もCDの出来上がり
を楽しみにしながら聴いていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪Stop And Go…イントロは福田重男(pf) ソロを
とったのは三木俊雄(ts) 奥村晶(tp)、
♪Papillon…ソロは浜崎航(fl) 福田重男(pf) 片岡雄三(tb)、
♪Escher's Vision…ソロは山岡潤(euph) 近藤和彦(as)、
バラード♪Sleep Like A Baby…ソロは三木俊雄(ts) 上村信(b)、
ドラマー東原力也に捧げた♪East Plain…ソロは岡崎好朗(tp)
浜崎航(ts) 福田重男(pf) 柴田亮(ds)
▶2nd.stage…♪By Any Means Necessary…ソロは奥村晶(tp)
近藤和彦(as) 福田重男(pf)、
♪Suspent…ソロは浜崎航(ts) 福田重男(pf) 岡崎好朗(tp)、
♪If I Told A Lie…ソロは三木俊雄(ts) 山岡潤(euph) 上村信(b)、
♪Matilda…ソロは片岡雄三(tb) 福田重男(pf 近藤和彦(as)、
♪Quantum Leap…ソロは岡崎好朗(tp) 三木俊雄(ts) そして
浜崎航(ts) 2テナーで掛け合い、柴田亮(ds)、
アンコールはメロディーの綺麗なスタンダード曲
♪Time On My Hands。
▶緊張感の余韻を残して終りました。次回7月の出演は25日、
レコーディングが終ったばかりの最終木曜日です。また一層
充実したサウンドを、昨夜とお聴きくらべいただくのも
いいですね。
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  2013.6.29 Sat   水を得た魚のようなステージ
▶先日マニラで、日本とフィリピンのジャズ・チャリティー
コンサートをプロデュースして大成功を収めたチャリート(vo)
さんと 野力奏一(pf)中村健吾(b)ジーン・ジャクソン(ds)さんの
金曜の夜。健吾さんジーンさんも、コンサートで一緒でした。
▶野力さんはチャリートさんのデビューアルバムの音楽監督。
彼女が信頼している大好きなアレンジャーでもあり、新しい
バラード集のアルバムはこのメンバーで制作されています。
▶楽しかったマニラコンサートの話で盛り上がった上、久し
振りの共演者とあって、彼女は水を得た魚のように、活き活き
としたステージを繰り広げました。
▶1st.stage…トリオ演奏♪On The Street Where You Live、
♪Love For Sale。チャリートさん登場
♪Lets Fallin Love♪Its Impossible、バラード♪Say It、
♪I've Got Just About Everything、♪Estate、
♪Love Beware、♪That's All。
▶2nd.stage…トリオで♪Alone Together、
チャリートさんが入って♪Nica's Deam、
ビリー・ホリデーが歌った♪You've Changed、
明るく♪On A Clear Day、♪Smile、
▶♪Ebb Tide(引き潮)…昔この歌をチャリートさんが当店で
歌っているのを来日したナンシー・ウィルソンさんが聴いて
すぐコンサートで歌ったのを思い出しました。予定になかった
ようでその時はアカペラで歌われました。♪My Shining Hour、
アンコールは♪Save Your Love For Me、そしてピアノを
バックにデュオで好評のアルバムタイトル曲
♪An Affair To Remember(めぐり逢い)でステージは
しっとりと静かに終りました。
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  2013.6.30 Sun   盛り上がった6月最終日
▶6月の最終日は土曜日、真っ赤なドレスで登場した
ペコちゃんでお店は大変盛り上がりました。伊藤君子(vo)
片倉真由子(pf) 杉本智和(b) 海老沢一博(ds) さんの昨夜。
▶ペコちゃんと真由子さんは先日デュオで東北地方のツアー
に行って来ました。真由子さんは歌伴も好きで、ペコちゃん
とのツアーでとても良い時間を過ごし勉強にもなったようで
昨夜のサポートも、いつもより一層素晴らしいものでした。
▶杉本さんはあまり歌伴をしないのですが、昨夜は大ベテラン
の歌を聴きながらしっかりとリズムをキープ、メロディーも
素敵でした。海老沢さんは彼女の歌が引き立つよう演出の役割
を一生懸命にこなすよき旦那様。奇麗なタッチでドラマチック
なサポートでした。そんな中、お客さまに話し掛けながら、
リラックスしたステージを繰り広げた、サービス精神も旺盛な
大ベテランらしいペコちゃんでした。
▶1st.stage…♪Close To You、いつもは最後の方に歌うことが
多いのですが「社歌」…♪Body And Soul、♪Speak Low
津軽弁バージョン♪My Favorite Things、
バラード風に♪Come Rain Or Come Shine。
ここでいつものように皆さんにプリントを配って津軽弁
バージョン♪Summertime を大合唱。皆さん大喜びでした。
♪On A Clear Day、♪A Song For You、♪Old Devil Moon。
▶2nd.stage…♪You've Got A Friend、♪Bridges、
津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon。
そしてこれもプリントしてあった、新しい津軽弁ジャズ
♪Yesterday…「家出したでー」と歌い出すと、大受け。
伊奈かっぺいさんの「和訳」の面白さに皆さん大爆笑。
▶気分一新で♪You Are The Sunshine Of My Life、
♪Stardust、♪Love For Sale、ピアソラのオリジナルに、
美空ひばりさんに捧げて英語の詞を付けた♪Skylark は、
真由子さんがタンゴ風にアレンジし彼女もそれに乗って…
とても素敵で心に届きました。客席の拍手鳴り止まない中
海老沢さんのドラムから始まった
♪It Don't Mean A Things では、デュワデュワと合唱しました。
アンコールは定番♪Follow me。大変楽しまれ、皆さまお顔が
ほころんでいらっしゃいました。
▶今日は私、2週間ぶりのお休みで、久しぶりにゆっくり
過ごしています。明日から7月が始まります。今年ももう後半
ですね。気持ちを新たに頑張らなくては…
lenz.jpg lenz.jpg ←当夜のスナップ写真
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