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  11.1 Tue 10/28(金)のご報告
  11.1 Tue 10/29日(土)のご報告
  11.1 Tue 10/30(日) 緊急特別【Sunday Special】のご報告
  11.1 Tue 10/31(月)のご報告
  11.2 Wed ハッピーに始まった11月初日
  11.4 Fri すっかり大人になった久しぶりの松永少年
  11.5 Sat 独特の世界、ノリのいいステージ
  11.6 Sun 豪華メンバーを迎えてギラ・ジルカさん本領発揮
  11.8 Tue ジャズトリオの真髄、初顔合わせの辛島トリオ
  11.9 Wed 美しく華のある女性アルトサックス奏者が出現!
  11.10 Thu 最後はステージが狭くなるほどの大演奏
  11.11 Fri お客様の心に届く誠意の込もった演奏
  11.13 Sun 雨でしたが賑わって和やかな金曜の夜
  11.13 Sun マーヤさんらしいリラックスした週末の夜
  11.14 Mon 演奏者もお客さまも大満足の【Sunday Special】
  11.15 Tue 雨の月曜でしたが…バランスのいいサウンドと店内
  11.16 Wed 洗練されたジャジーなヴォーカル
  11.17 Thu 音楽への真摯な姿勢が現れる近藤さんのステージ
  11.18 Fri 楽器が良く鳴って気持ちのいい夜
  11.19 Sat お客さまが増えるに従ってノってきたステージ
  11.21 Mon 外は嵐、でもお店は温かく素晴らしいステージ
  11.21 Mon 若い力と感性に感動した【Sunday Special】
  11.22 Tue 初めて聴いた中国の方の演奏するジャズ
  11.24 Thu 大変忙しく…まとめて少しづつ書くご報告
  11.24 Thu 長い一日の始まり【B&S New York Special】昼の部
  11.25 Fri 大入り超満員の【B&S New York Special】夜の部
  11.25 Fri メンバーが二人替わった昨夜のフロントページ
  11.28 Mon 親子共演のような和やかで楽しいステージ
  11.28 Mon 大人の雰囲気でスタンダードからポップスまで
  11.29 Tue ハプニングが連続した温かいステージ
  11.30 Wed 気持ちのいいバランスのとれたジャズ


  2011.11.1 Tue   10/28(金)のご報告
★風邪のため、4日分、まとめてのご報告になりました。
▶1カ月近く、ドイツのベルリンとNYに行ってリフレッシュしてきて、
張り切っていたウィリアムス浩子(vo) さんと、伊藤志宏(pf) 西嶋徹(b)
小森耕造(ds) 中路英明(tb) さんのステージ。小豆色のシルクワンピース姿で
登場した浩子さん、すっかり健康を取り戻したように見えました。
▶ベルリンではジャズフェスを聴きに行き、NYではジャズクラブ周りをして、
クラブギグもしたそうです。ヴォイストレーニングのレッスンも受け、
目から鱗の良い勉強になったそうで、声が良く出ていて、ミュージシャンとの
相性も良く、彼女の歌をミュージシャンともども、みんなで楽しむ
ステージになりました。
▶1st.stage…ピアノとヴォーカルで♪Lush Life、全員で♪My Romance、
♪Almost Like Be In Love、♪I Closs My Eyes、♪Love Letter、
♪Lullaby Of Bird Land、♪Time After Time。
▶2nd.stage…ピアノとヴォーカルで♪A Time For Love、♪Smile、
懐かしい♪Sentimental Journey、本来は暗い歌なのにハプニングの連続で
明るくなった♪So Many Star、ボサノバ♪美味しい水、♪But Not For Me、
浩子さんが歌うととても良い感じになる♪Tenderly、アンコールは、
浩子さんの奇抜なアレンジで♪Bye Bye Blackbird。浩子さんが持参した
CDも完売。浩子さん、よかったね。
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  2011.11.1 Tue   10/29日(土)のご報告
▶トニー・ラカトッシュ(ts,ss) カルマン・オラー(pf) さんの【スペシャルデュオ】
でしたが、私は高熱のためお店に出られませんでした。電話でスタッフや関係者に
聞くと、お客さまが少なくて、せっかく張り切っていたスペシャルだったのに
ミュージシャンにはお気の毒でした。でも、大変に素晴らしい演奏だったようで
いらしてくれた方々の多くが大変感動されたようです。
▶演奏曲をメモしてくださいました。
▶1st.stage…♪Like Someone In Love、♪I Should Care、♪Summertime、
♪My One And Only Love、♪I Love You。
▶2nd.stage…♪In Your Own Sweet Way、♪It's Good Happend To You、
♪All THe Things You Are、♪Body And Soul、♪On Green Dolphin Street。
トミーさんが会いにいらして、わざわざドラムをセットして、
アンコールで一緒に♪All Blues を演奏し、旧交をあたためられたようです。
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  2011.11.1 Tue   10/30(日) 緊急特別【Sunday Special】のご報告
▶緊急でご案内した小曽根真さんのクァルテットによる特別企画
【Sunday Special】は大々盛況でした。メンバーは、小曽根真(pf)さんと
中村健吾(b)高橋信之介(ds)岡崎正典(ts)さん。今「ノーネームホーセス」の
全国ツアーの最中で、30日はたまたま丁度オフの日。10日ほど前に
お話ししたら、急遽当店のためにメンバーを組み、特別に応援・出演して
くださったのです。
▶メールやHPでのご案内でしたが、わずか2日間で予約は一杯になり、
キャンセル待ちをされる方も大勢いらっしゃって…今時、こんなに
お客さまを惹き付ける力のあるミュージシャンは他にはいない、と
思いますが、演奏を聴くとそれも十分納得できます。
▶小曽根さんは、今、NHK-BSプレミアムで毎週放送されている世界遺産
「時を刻む」という番組の音楽を全て担当されていて、私も拝見させて
もらっています。今度CD発売が決まったそうで、番組ではストリングスも
入っていますが、昨夜のステージではその中の曲も何曲か演奏されました。
美しく、とても素晴らしい音楽で、感動しました。
▶1st.stage…小曽根さんの♪The Swell of Time、健吾作品OP=OZ、
スタンダードナンバー♪Someone To Watch Over Me、
小曽根作品♪Back On The Trail、♪Mo's Nap、♪Softly As In A
Morning Sunrise、♪Body And Soul。
▶2nd.stage…♪The Swell of Time、♪I Hear Rhapsody、
♪Someday My Prince Will Come、いらした木幡さんを呼び出して
コルネットとクラリネットでデキシー♪Do You Know What It Means
To Miss Neworleans、♪Sister Sadie、アンコールはレギュラーメンバーで
♪Mo's Nap、明るく♪Indiana。アンコールはまだ鳴り止まず、再び登場
されて♪Body And Soul。最初のステージとは、また違った趣の
しっとりした素晴らしい演奏でした。
▶あまり段取りを決めず…なんてMCで笑わせていましたが、クラシック調の
美しい曲あり、デキシー調の賑やかで楽しい曲あり、ジーンとくるバラードあり、
スリリングでスピード感あるギンギンのジャズあり…とにかく幅の広い選曲で
満席の客席は大いに沸き返り、小曽根ワールドを堪能させて頂きました。
▶お忙しい中、気持良く出演してくださり、いつもの愉快なMCでは、当店の
ことも過分にお褒めいただいたり宣伝していただいたり…感謝にたえません。
お客さまも感動され、皆さんにとてもとても楽しい時をすごすことができた
と感謝され、店主冥利に尽きました。
▶小曽根さん、健吾さん、信之介さん、正典さん、本当にありがとうございました。
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  2011.11.1 Tue   10/31(月)のご報告
▶昨夜は、小曽根さんの「ノーネーム」のメンバーである片岡さんのクァルテット。
いつも明るくユーモラスな片岡雄三(tb) さんと、吉岡秀晃(pf) 高道晴久(b)
広瀬潤次(ds) さん。ホントに片岡さんのMCは、なぜか可笑しく、客席は
笑いに包まれます。人柄でしょうか、真面目な話でもユーモラスなのです。
もちろん演奏は物凄く上手で真剣なのですが、マイクを持つとなぜか…。
▶吉岡さんも、ピアノに向かって弾き出すと変身、顔の表情も色々に
変化し、とにかくハッピーになります。しっかりしたベースとドラムの
サポートが、バランスのいいサウンドを奏でました。
▶1st.stage…♪Just Friends、♪Devi Samba、♪Three And One、
ピアノのイントロソロが美しかった♪Someone To Whach Overe Me、
片岡作♪Turkish Train。
▶2nd.stage…♪The Night Has A Thousand Etes、8/6拍子の♪Titter Bug Walts、
ボサノバ♪A Felicda De、バラード♪The Very Thought Of You、ここで
聴きにいらしたTOKUちゃんが入って♪Donna Lee、アンコールは
♪My Foolish Heart。日曜日とはまた違った意味でとてもいいステージでした。
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  2011.11.2 Wed   ハッピーに始まった11月初日
▶お店にとって、新しい月の始まりはいろんな意味で大切な一日です。
そんな昨夜、TOKUバンドでお店も賑わい11月がハッピーに始まりました。
TOKU(vo,flh) 泉川貴広(pf,key) 楠井五月(b) 石若駿(ds) 吉田サトシ(g) さん。
▶このメンバーは、TOKUちゃん以外は偶然にも全員が北海道出身で、
(ちなみにTOKUちゃんは新潟出身)東京出身者は誰もいません。
みなさん大学入学で東京に出て、そのままプロになった人たち、あるいは
今大学に通っている石若さん。泉川さんの大学は関西で卒業後プロとして
上京…みなさん地方出身者です。
▶石若さんは、最近めっきりお洒落になって、昨夜はギンガムのYシャツに
ネクタイを締めステージを意識したスタイル。沢山のドラムセットを
背負って、電車で今住んでいる芸大の寮に帰って行かれました。
TOKUちゃんもステージでは衣装を着替えます。いつも思いますが、
プロのミュージシャンは、目でもお客さまを楽しませなくては。
ぜひ見習って欲しいですね。
▶1st.stage…♪Part-Time Lover、♪I Can't Help It、♪You've Got It Bad Girl
♪Knock Me Off My Feel、インストで♪My Shining Hour、♪Send One Your Love。
▶2nd.stage…♪Rock With You、いつもは誰かとデュエットで歌うことの多い
♪You Are The Sunshine Of My Life ですが、昨夜はひとりで歌われました。
エレベのソロから♪Contusion…打撲傷という意味です。途中からエレベが
遊びにいらしていた後藤さんに変わり、五月さんはウッドベースに替え、
2ベースで演奏されました。レギュラーメンバーで♪Overjyoed、
♪Nostalgikos、♪Kiss Of Life、アンコールは♪My Cherie Amour。
良いサウンドの、ハッピーで楽しい時間。時が速く流れたような気がした
月初めの夜。ファンの皆さんもニコニコ顔でお帰りになられました。
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  2011.11.4 Fri   すっかり大人になった久しぶりの松永少年
▶昨日は久しぶりにお店が休みで、休日を過ごしました。でもいろいろ
心配事やらヤボ用があったりで、ゆっくり休むことができませんでした。
その前夜の《松永貴志デビュー10周年記念ライブ》。松永さんと、
金子健(b) 神田リョウ(ds)さん。 金子さんは初めての、神田さんは時々
共演されているということでした。
▶神田さんは元ジャニーズ事務所のアイドルで、今はその事務所を
辞めましたが、歌って踊れるドラマー。そんなこともあってか、お店は
女性のお客さまがとても多い夜でした。
▶貴志さんが初めて、レコード会社の方に連れてこられて当店にいらした
時は16歳の少年でした。翌年CDデビューして10年、当店への出演は
6年ぶりくらい。久しぶりにお会いすると、彼は10キロほど太ったようで…
若き日の面影が少なく驚きました。きちんとリハーサルをして本番に
臨んだステージ、演奏曲の半分はピアノソロ。しかも松永さんの
オリジナル曲がほとんどで、以下の曲名は、彼に書いてもらいました。
▶1st.stage…ソロ♪時の砂 The Sands of Time、♪Peasmile、♪君へ、
♪マッドクラブパーティー、♪魚の涙、♪スペイン。トリオ演奏で、
TV-朝日♪報道ステーションのテーマ、♪新しい朝、♪神戸、
♪ガーリックビギナー。
▶2nd.stage…ソロで♪あなたの記憶、♪I Got Rhythm、♪カナリー、
♪南十字星、トリオで♪Moco Moco、♪Little Hunter、♪Night River、
♪Softly As In A Morning Sunrise、♪C jam blues。
▶「♪神戸 の譜面」は綺麗に印刷されて販売され、CDもたくさん
お買い上げいただきました。彼にとってはきっとハッピーなライブに
なったことと思います。現在の活動は、ドラマの音楽など作曲の仕事を
多く手がけているそうですが、来年、できたらまた出演して
いただきたいと思っています。
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  2011.11.5 Sat   独特の世界、ノリのいいステージ
▶リーダー里見紀子(vln) さん、メンバー森下滋(pf) 坂本竜太(b)
加納樹麻(ds) トニー・グッピー(Steelpan)さんの《Medusa》。
森下さんと里見さんとはよく共演されていましたが、坂本さんと
加納さんと共演したときこのグループを創ろうと思った、という
メンバーたちです。
▶祝日明けの金曜日で、お客さまも少なく客席も初めは静かでしたが、
美女とイケメン揃いのユニット、しかも全員がノリのいいメンバー。
2ndセットになると、お客さまとミュージシャンとが一体になって、
客席からは掛け声やら手拍子やらノッてきて(フロアが広かったら
みんなで踊り出しそうな勢い)…金曜日らしいステージになりました。
弦がリーダーらしい独自の選曲で、いい演奏でした。
▶1st.stage…♪Feel Like Makin' Love、♪Zig Zag、
♪Beauty And Beast(美女と野獣)トニーさん抜きでバラード
♪Bitter Sweet、全員で♪Some Skunk Funk 。
▶2nd.stage…♪Chicken、大ノリだった♪Chan's Song、♪Sponge、
バラード♪Everything Must Change、♪I Wish、アンコールは
♪ベラクルーズ 。弦とスティールパンという楽器編成で、
独特のサウンド世界のステージ。皆さんが楽しまれている姿を
見るのは、いいものです。
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  2011.11.6 Sun   豪華メンバーを迎えてギラ・ジルカさん本領発揮
▶スペシャルゲストに本多俊之(as,ss)さんを迎えて、ギラ・ジルカ(vo)さんと
大徳俊幸(pf) 中村健吾(b) 奥平真吾(ds) さんの強力豪華メンバーの週末。
7時過ぎから雨が振り出し、何組か予約をなさったお客さまがいらっしゃらなくて
客席は満席になりませんでした。このメンバーならばきっと満席になるだろうと
思っていたのですが…
▶ステージは、ギラさんのMCがとても楽しく、明るく演奏が始まりました。
そうこうするうちに次第にお客さまも増え、楽しい音楽と楽しいMCで客席は
湧き、週末らしいリラックスしたお店になりました。
▶ギラさんは歌の意味を興味深くお話してから歌われます。神戸出身ですが、
柔らかい関西弁のおしゃべりは嫌味がなく、間のとり方もさすがで、
とても心地よく皆さんの笑いを誘います。共演のミュージシャンも、
一緒に楽しんだノリのいいステージでした。
▶1st.stage…♪Sometimes I'm Happy、♪You'd Be So Nice To Come Home To、
意味深な♪Honeysucle Rose、本多さんが吹きながら登場して♪Teach Me Tonight、
♪Old Devil Moon、スキャット入りの♪Autumn Leaves、もの凄いアップテンポで
滑舌の良さに感心した♪One Note Samba。
▶2nd.stage…♪Love You Madly、♪Loverman、♪Love For Sale、
本多さん登場♪My Favorite Things、♪Fly Me To The Moon、
T.モンク♪Rhythm of tne Night ではスキャットが沢山入りました。
♪S'wonderful、アンコールは、♪Route 66。
スリルとスピード感があって、明るく楽しくて、気持の伝わる素晴らしい
ステージの、土曜の雨の夜でした。
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  2011.11.8 Tue   ジャズトリオの真髄、初顔合わせの辛島トリオ
▶本来は先日亡くなったセシル・モンロー(ds) さんと辛島さんの、
何年ぶりかの共演になるはずでしたが…セシルさんの友人でもある
トミーさんにお願いして、昨夜が初顔合わせのメンバーになった
辛島文雄(pf) 楠井五月(b) トミー・キャンベル(ds) さんのトリオ。
▶トミーさんも初めは緊張されていましたが、すぐに馴染んで
辛島さんにふさわしいドラミングで、辛島さんの顔もほころびました。
▶1st.stage…♪Along Came Betty ♪Walts For Monk、バラード
♪Will You Still Be Mine、トミーさんをフィーチャーして♪St.Thomas、
バラード♪How Long Has This Been Going On?、♪Oleo。
▶2nd.stage…B.エバンス♪To Lonly People、R.カーター♪First Trip、
バラード♪I Thought Abuot You、J.ヘンダーソン♪♪Recorda Me、
T.モンク作♪Blue Monk、トミーさんをフィーチャーして♪Night In Tunisia。
最後は♪Body And Soul。
▶客席が寂しいのは残念でしたが、お馴染みのスタンダード曲で、
しかもジャズらしいジャズ…その素晴らしいトリオ演奏に、初めての
方も感動されていました。トミーさんも、辛島さんのピアノにとても
感銘を受けていましたよ。
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  2011.11.9 Wed   美しく華のある女性アルトサックス奏者が出現!
▶昨夜は、後藤浩二(pf) 杉本智和(b) 藤井摂(ds) さんのトリオに、
彗星のように現れた新人女性アルト・サックス奏者、加納奈美(as)さん。
▶奈美さんは9歳の時にお父様がソニー・ローリンズが好きで、一緒に
サックスを習いに行ったのがきっかけ。その頃は小さかったので
アルトになったそうです。お父様は途中で止められたそうですが、
彼女はどんどん好きになり、中学の時からジャズを始めたそうで、
今は名古屋方面で活躍中ですが、今回は後藤さんが誘って東京方面の
ライブハウス何カ所かでツアー中です。美しく若く華のある奈美さん、
サックスを吹いている姿もとても絵になります。
▶後藤さんのピアノはとても美しいタッチで、ロマンチックな
ピアニストですが、MCはひょうきんでおかしくて、笑いを誘います。
久しぶりの杉本さんは菊地雅章さんやケイ赤城さんのレギュラー
ベーシストだっただけあって、凄くしっかりしたベースを奏でます。
藤井さんは、今や名古屋大学の客員教授としても活躍されています。
▶1st.stage…♪Danny Boy、♪Velas ポルトガル語で「明かり」
奈美さんの作品♪Rainbow Clouds、♪Lawns、♪Midnight Voyage。
▶2nd.stage…♪Ligia、♪Endless Stars、♪What Can I Do For You、
後藤作♪Non Title…綺麗な曲ですがまだタイトルがありません。
明るい♪Indiana、バラードで♪The Nearness Of You。
▶最近はジャズの世界も女性がどんどん進出しています。それに
比べて男性が元気ないですね。かってはジャズの女性といえば、
ピアニストかシンガーでしたが、今は色んな楽器を演奏する女性が
多くなってきて…面白くなって来ました。お客さまも最近は
女性の方が多いですしね。今のジャズを支えているのは女性かも
知れません。経済的に自立した女性が多くなったからでしょうか。
▶奈美さんは、当店に出演中で今月20日の【Sunday Special】で
中村健吾さんらと共演する纐纈歩美(as)さんとは同じ歳で、お友達です。
今度、美人2人のサックスバトルもいいですね。実現させたいです。
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  2011.11.10 Thu   最後はステージが狭くなるほどの大演奏
▶NYから帰国して1年が過ぎた井上智さんのスペシャルクァルテット、
メンバーは、井上智(g) 池田篤(as) 増原巖(b) 横山和明(ds) さんの昨夜。
井上さんは、かってNY時代に池田さんと井上陽介(b)さんでトリオを組んで
演奏されていたそうで、池田さんが先に帰国したため、共演するのは
20年ぶりくらいだそうです。
▶井上さんはNYのニュースクールで先生をしていた実力の持ち主で、
ギターが良く歌い、テクニックも凄い人です。その井上さんが、
池田さんはその頃も上手かったけれど、今はもっと凄くなっている、
と感心されていました。客席には、多くの若いミュージシャンが
聴きにいらしていて、最後は、井上さんがみんなをステージに
呼び出して、大合奏になりました。
▶1St.Stage…♪East Of The Sun、♪April In Paris、♪End of Love Affair、
D.エリントンの女王組曲から♪Sunset And The Mocking Bird…池田さんの
ソロが素晴らしかったです。 
▶2nd.stage…凝ったアレンジで♪Take Five、R.モーガン♪Shiora、
♪Chelsea Brige、B.ゴルソン♪Stablemates、そして♪Au Prinave は
客席のミュージシャンが加わって、レギュラーメンバーに、アルト2人、
トロンボーン1人、NYから帰国中の女性フルート奏者…合計9人で演奏。
皆がソロを取ったので長いブルースになりましたが、みなさんとても
嬉しそうでした。ミュージシャンは、人の演奏を聴いていると自分も
やりたくなるようですね…井上さんの粋な計らいでした。
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  2011.11.11 Fri   お客様の心に届く誠意の込もった演奏
▶海老沢一博(ds) 林正樹(pf) 坂井紅介(b) 小池修(ts) 竹内直(ts,ss,bs) さんの昨夜。
リハーサルが終わってから。海老沢さんはメンバーと、いま何故ジャズが
お客を呼べないか、と話し合ったのだそうです。討論の結果、ミュージシャンが
心に届く演奏をしないからではないだろうか、という結論に達したのだそうです。
そこまで真剣に考えてくれるミュージシャンは、そういません。
▶そしてステージ。いらしたお客さまを大切にした、みなさんの誠意のこもった
演奏が繰り広げられました。「Keep Going」としてのレパートリーも増え、
とても心に響いて、私も元気をもらいました。もちろんお客さまも大喜び。
初めての方も大変感動されていましたよ。
▶1st.stage…♪Caravan、竹内さんをフィーチャーして♪In A Sentimental Mood、
アップテンポの♪It Don't Mean A Thing、テナーとフルートをフィーチャーして
しっとりと♪Body And Soul、♪豪快に♪Impression。
▶2nd.stage…林作・アレンジの♪Japamenco、♪Spirits Of Forest は、新鮮で
爽やかな感じの素敵な曲でした。♪Carioka、そして新レパートリー、
バスクラリネットをフィーチャーしてアルゼンチンのピアソラ♪Oblivion、
みんなが素晴らしいソロをとリテナーバトルが凄かった♪A Night In Tunisia、
アンコールは、♪St.Thomas。清々しくて気持のい夜でした。
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  2011.11.13 Sun   雨でしたが賑わって和やかな金曜の夜
▶金曜日の朝方までの雨がウソのように上がった秋晴れの土曜日は、
孫のレイちゃんの幼稚園の秋の行事があって、汗ばむような陽気の中
昼間一日、孫に付き合っていて、ブログが一日遅れました。
▶その雨の金曜日の夜、リレット(vo) エミリー(vo) さん親子と
山本剛(pf) 香川裕史(b) 岡部洋一(per) さんで和やかな店内でした。
よくスウィングするピアノにパーカッションが良く合って、
ジャズの黄金時代のような懐かしいサウンドになり、そんな中
美しい姉妹のような親子が、揃って美しい声で伸び伸び歌います。
山ちゃんファンもリレットさん親子ファンも、みなさん和やかに
楽しまれました。
▶1st.stage…インスト♪Misty、エミリーさん登場♪Fly Me To The Moon、
♪Moon River、♪On A Clear Day、リレットさん♪The Nearness Of You、
アップテンポで♪Day By Day、♪It's Possilble、♪A Song For You。
▶2nd.stage…インスト♪Caravan、エミリーさん♪Fever、
♪Cheek To Cheek、バラード♪Stardust、リレットさん♪Our Love Is Here To Stay、
軽いテンポで♪The Man I Love、バラード♪For All We Know。
ここにTOKU ちゃん がいらしてさっそくステージへ。アンコールは
みんなで♪All Of Me。賑やかに和やかに終りました
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  2011.11.13 Sun   マーヤさんらしいリラックスした週末の夜
▶土曜の夜は、グレース・マーヤ(vo,pf)さんの弾き語り。メンバーは、
荻原亮(g) 米木康志(b) 井上功一(ds) さん。外人客の多い夜でしたが、
マーヤさんは、4ヶ国語に堪能、きさくで陽気なので、ぴったりです。
それに、綺麗なタッチのピアノに、時々クラシックの旋律を入れたり、
曲に変化をつけてマーヤさんらしい自然体のステージでした。
▶1st.stage …♪All Blues、♪Honeysuckle Rose ♪Kiss Of Life、
ギターのイントロから入った♪Black Coffee、T.モンク作♪In Walked Bud、
イントロが綺麗だった♪My Foolish Heart、♪Things、♪Love Letter。
▶2nd.stage…♪I've Got You Under My Skin、♪My Favorite Things、
♪Cry Me A River、フランス語で♪Autum Leaves、ソロで♪You Are So Beautiful、
全員で♪Straight No Chaser。陽気で明るく楽しい土曜日でした。
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  2011.11.14 Mon   演奏者もお客さまも大満足の【Sunday Special】
▶イケメン二人、小沼ようすけ(g) 渥美幸裕(g) さんのギターデュオ。時間の経つのも
忘れる大熱演に、みんさんが大満足された【Sunday Special】でした。その模様は…
▶1st.stage…デュオで♪Autumn Leaves、♪Straight No Chaser、
BメジャーとEマイナーで演奏された♪即興演奏では、お互い驚いたほど相性の
良い演奏、そして渥美さんのソロで♪Someday My Prince Will Come、
ようすけさんのソロで♪小沼オリジナル曲、渥美さんの♪まだ題名のない
オリジナル曲…これまた相性の良さに2人で感動するほどで、聴いている
お客様も何が起こるかワクワクしていると…
▶今度は、ポートランドから来日中のハモニカの名手ジョー・パワーさんが参加。
彼は、ようすけさんの連絡で遊びにいらしていた方。スリリングなものすごい
即興演奏セッション、Aマイナーからすぐにラテンぽくなったり…とにかく
面白くてワクワクする凄いセッションになりました。
▶2nd.stage…デュオで♪My Romance、♪Feel Like Making Love、演奏の流れに
任せた♪題名不明曲、ようすけさんのソロで彼が葉山の海を見て作曲した♪Wind、
渥美さんのソロ♪Mother。お二人とも、Bマイナーを聴くと黄色、Dメジャーでは
青をイメージするそうですよ。渥美さんの♪Yellow、ジョーさんが入って
♪Over The Rainbow。ジョーさんは、まるで舌が2枚あるかのようにハモニカを
自由自在に吹きます。さらに即興演奏を3人で演奏。アンコールは
♪Georgia On MY Mind。
▶そこにブルーノート東京からやってきたピーター・スプレイクさん。
ようすけさんに会いにいらしたギタリストです。するとまたジャムセッションが
始まり、ジョーさんとピーターさんの柔らかい優しいサウンドで
♪You Don't Know What Love Is、今度はようすけさんとピーターさんでデュオ、
さらに渥美さんとピーターさんでデュオ……なんと2時間30分以上の
ステージが繰り広げられました。
▶日曜なのに、お客さまはみなさん最後までお聴きになり、大満足されて
お帰りになりました。ミュージシャンはミュージシャンで、話に花が咲き、
深夜12時半もとうに過ぎて…当店のピアノの調律が入ったので、ようやく
お開きになりました。小沼さんと渥美さんに「お疲れでしょう」と言うと
「楽しくて時間の経つのを忘れれていた」ということでした。
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  2011.11.15 Tue   雨の月曜でしたが…バランスのいいサウンドと店内
▶福田重男(pf) 上村信(b) トミー・キャンベルー(ds) さんの昨夜。
このトリオのレギュラードラマーだったセシルさんが亡くなって、
もう3カ月になります。昨夜はセシルさんと仲の良かったトミーさんが
替わって、福田さんのオリジナル曲やスタンダード曲を、想いを込めて
サポ―トされていました。
▶レギュラーの上村さんも真ん中でしっかりと存在感のあるサポートで、
とてもバランスの良いトリオサウンドを楽しませて頂きました。
「雨男」福田さんらしく、雨になった月曜の夜でしたが、このトリオの
ファンの方や旧くからのお客さまが客席を埋め、良い感じの店内に
なりました。
▶1st.stage…♪How About You、福田作♪Rachel's Rament、
♪Reverence(フランス語でバレリーナのする可愛いお辞儀の意味)
カリプソのリズムで♪Mohawk Drive、スタンダード曲♪Someone To
Watch Over Me、♪Wrap Your Troubles In Dream。
▶2nd.stage…福田作♪Eronel、♪Don't Be Silly(バカなことするなよ)
亡きセシルさんが大好きだった♪Lullaby、P.マッカートニーの
♪Black Bird、♪Alfie、福田作♪Go Ahead Naigel、
C.パーカー♪Relaxin' At Camarillo。週明けから、楽しくて
良い感じのお店の雰囲気でした。
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  2011.11.16 Wed   洗練されたジャジーなヴォーカル
▶急に冷え込んだ昨夜、大野えり(vo) 荻原亮(g) 米木康志(b) さんの、
ヴォーカル・ギター・ベースという、えりさんならではの編成トリオ。
えりさんは、深紅のえんび服と白のブラウスに黒のパンツ、そこに
真珠の長いネックレスを何本もつけたお洒落なスタイルで決めて登場。
ギターとベースだけのバックでも、彼女の歌は充分にスウィングし、
ジャジーで粋なステージでした。
▶今、ちょうどレコーディングの最中だというえりさん、張り切って
いらっしゃいましたが、急に寒くなった気候のせいか、客席は
拍子抜けするほど寂しく、とてもお気の毒でした。でも、いらした
お客さまに感謝の心が届く熱演でした。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪Old Devil Moon、えり作品
♪In Time Of The Silver Rein、♪I Got It Bad、♪The Good Life、
♪Once I Loved、♪This Can't Be Love。
▶2nd.stage…♪I Didn't Know What Time It Was、♪When Sunny Get Blue、
♪All The Things You Are、♪You've Chenged、♪I Thought About You、
ボサノバで♪So Many Stars、♪I'll Be Seeing You。
▶えりさんは、最近はスタンダード曲を歌う事が多くなりました。
スタンダード曲は、やはりいいい曲が多く飽きもこないのですが、
さらに、歌い手によってさまざまに変化。それも楽しめますね。
えりさん、次回の出演は来年になりますが、ぜひ、このジャジーで
粋なヴォーカルを聴きにいらしてくださいね。
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  2011.11.17 Thu   音楽への真摯な姿勢が現れる近藤さんのステージ
▶近藤和彦(as,ss) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds) さんのクァルテット。
いつものレギュラーメンバーでも、きちんとリハーサルをして本番に臨み、
自分たちのサウンドをとても大切にされています。そんなこのグループには、
常連さんがしっかりと付いているのも頷けます。毎回聴きにいらしても、
アレンジを変えたりして工夫を凝らした演奏なので、楽しみになるのかも
知れませんね。それも、リーダー、近藤さんの音楽とお客さまに対する
真摯な姿勢の現れだと思います。
▶1st.stage…近藤作♪University Place,11th st.(今はないジャズクラブ、
「ブラッドリー」のあったNYの所番地)、近藤作♪Blues For Salvador、
T.モンク♪Monk's Dream、近藤作♪Under the Dim Light、
♪The Place That Cannot Reach Only By Spirit(そこは、根性だけでは
辿り着けないよ)
▶2nd.stage…近藤作♪47(普通ブルースは12×4=48小節ですが…これは47)
♪La Despedida ~Farewell~(別れ=スペイン語です)、B.パウエルの
難しい曲♪Celia、♪Autumn in New York…近藤さんのご友人の誕生日、
奥様が密かに近藤さんにリクエストして、お二人の思い出の地、秋のNYを
サプライズプレゼント。シャイなご主人に、近藤さんは何も言わず、
さりげなく演奏。近藤さんの粋な計らいでした。亡きK.カークランドに
捧げた近藤作♪From Doctone、アンコールは♪What A Wonderful World。
気持の良い水曜の夜でした。
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  2011.11.18 Fri   楽器が良く鳴って気持ちのいい夜
▶昨夜の ハクエイ・キム(pf) 鈴木良雄(b) トミー・キャンベル(ds) さんの
トリオ、韓国・日本・アメリカ…3カ国トリオですが、もちろん音楽に
国境はありません。よくコミニケーションのとれたバランスのいい
サウンドでした。
▶もっともハクエイさんは日本生まれ。オーストラリアで教育を受け、
ジャズの勉強もオーストラリアでされた方。でも、彼のオリジナル曲は
不思議な感じのする曲でした。背が高く、韓流イケメンなので、
今、巷で人気上昇中のピアニストです。
▶1st.stage…D.ブルーベック♪In Your Own Sweet Way、
♪Up Jumped Spring、鈴木作♪Eeasten Town、ベースのアルコ(弓)で
始まった♪Summertime、♪Solas。
▶2nd.stage…ピアノとベースのデュオでハクエイ作♪Open The Green Door、
トリオで♪New Town、♪Have You Met Miss Jones ?、鈴木作♪Wings、
トミーさんをフィーチャーした♪Caravan。PAを使わず、生音でしたが、
空気が乾燥していたことも関係するのか、楽器がとても良く鳴っていました。
音がいいと、気持良くなりますね。
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  2011.11.19 Sat   お客さまが増えるに従ってノってきたステージ
▶トミーさんの《オルガン セッション》、メンバーはいつもの、
河合代介(org) ハル高内(g) レイモンド・マクモーリン(ts) さん、
そしてトミー・キャンベル(ds) さん。昨夜は金曜というのに、
最初のステージは静かな店内で、あらっ、どうしたのかしら…、
と心配しているうち、途中から段々お客さまが多くなって来ました。
▶それに連れて、ミュージシャンもお客さまもノってきて、
次のステージでは金曜日らしい店内になりました。トミーさんと
河合さんの息の合った掛け合いに、ハルさんレイモンドさんもノリ出し、
そのうちやってきた、当店に月曜出演予定の中国から到着されたばかりの
ミュージシャンと一緒にになり、チャリート(vo) さんも加わって
飛び入り参加。大受けのステージになりました。
▶1st.stage…オルガンとドラムスで♪I'll Drink To That、
♪Midnight Mood、ハルさんとレイモンドさんが入って♪Poinsiana
♪Joshua、♪Mimosa、♪A Real Good'Un。
▶2nd.stage…♪Walk On The Wild Side、♪Four On Six、
♪Cone Back As A Flower、♪Holly Land、チャリートさんが入って
♪Georgia On My Mind、ギターのイントロが面白かった♪Europe、
♪You Make Me Feel で皆が歌い出し店内は大合唱。
▶本当にジャズという音楽は、ミュージシャンとお客さまとの
エネルギーが一緒になって爆発する音楽なんですね。再認識した夜、
久しぶりの「フライデーナイト・フィーバー」でした。
21日月曜の、この中国ジャズトリオが一層楽しみになりました。
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  2011.11.21 Mon   外は嵐、でもお店は温かく素晴らしいステージ
▶大雨の週末土曜日《トミー・キャンベル ヴォーカル-セッションバンド》、
メンバーはいつもの 伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo)さんと ヒロ・モロズミ(pf,key)
箭島裕治(b) さんです。実は私の孫のレイちゃん(5歳)がウチにやってきていて
通っているピアノとドラムの練習をお店でしたいからお店に行く、と言うので、
夕方、雨の中をお店に連れてきました。
▶ところが、いざやろうとすると、トミーさんのドラムセットを見て、
シンバルがたくさんあって怖じけずいてしまったのか、恥ずかしいのか、
尻込みしてしまいました。ところがリハをみたりして時間が経つとともに、
ミュージシャンたちと打ち解けて仲良くなり、リハの終わった控え室では
予定の曲名を教えてもらって書いたり(ほとんど読めない字です)みんなに
優しく遊んでもらって、すっかり自分も仲間気取り。
▶そうこうしてるうち、大雨の中、お客さんも来てくれてステージが始まると、
ドラムの側に陣取って、すっかりノって、立ってリズムを取ったり踊り出したり、
1曲終わると大輔さんとハイタッチ……愛嬌振りまくパフォーマンスに、
お客さまの笑みがこぼれるファーストステージでした。
▶1st.stage…♪Don't You Know Me、♪Dream Life、♪Cheek To Cheek、
ラテンのリズムで♪Argentinian、♪Con Alma、♪Gahtooze。
▶2nd.stage…詞を書き換えたトミー作♪Musician Talk、♪Selfish Fella、
コント入りの♪You Must Be Crazy、♪Maribu、Mood For Maude、
♪Just For Fun、アンコールは♪Smile。
▶傘が役にたたないほどの嵐のような大雨の中、駅から遠いのに、わざわざ
お越しいただいたお客さまに、ミュージシャンも感謝しつつ、大歓迎の
楽しいステージが繰り広げられました。
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  2011.11.21 Mon   若い力と感性に感動した【Sunday Special】
▶中村健吾(b) さんプロデュース、纐纈歩美(as) 菊地太光(pf) 石若駿(ds) さんの
若手メンバー、それぞれ23歳・26歳・19歳…若さみなぎるミュージシャンです。
▶選曲も良く、とても新鮮なサウンド。難しい曲も、譜面を見たらすぐ理解して
演奏してしまうスキルとテク、作曲の感性…本当に今の若者は凄いです。
この世界もどんどん進化しているのが良く解ったステーでした。
これからの日本のジャズを背負っていく素晴らしい人材たちに接して、
私も嬉しくなりました。
▶1st.stage…歩美作♪Day Break、♪I've Never Been Love Before、
中村作♪Stella、♪I''ll Remember April、G.ラッセルの♪Ezz-Thetic…
「Love For Sail」のコード進行でした。
▶2nd.stage…健吾作♪Mingus Figures、ピアノもマスターしているドラマー
石若さんの作品♪The Boomers…楽器を持ち寄ってみんなで演奏出来たら良いな
と作曲したということです。♪Oleo は輪唱スタイルで演奏、T.ウィリアムスの
バラード♪Pee Wee、健吾作♪Generations。ちなみに健吾さんは、19歳の時
アメリカ40日間の貧乏一人旅の途中、ニューオリンズでジャズと出会い、
今があるということです。アンコールはハッピーに♪Soon。若さ溢れる
新線なサウンドに、とても感動した【Sunday Special】でした。
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  2011.11.22 Tue   初めて聴いた中国の方の演奏するジャズ
▶昨夜は、初めて聴いた中国から来日したピアノトリオ《夏佳三重奏》
(シャージャートリオ)、Xia Jia(pf=シャージャー) Zhang Ke(b=サンケー)
Izumi Kuga(ds)さんです。アメリカに留学経験のあるシャージャーさんが
英語でMCしながら、スタンダード曲とオリジナル曲を演奏されたステージ。
▶サンケーさんのベースは借り物でしたが、しっかりとしたベースらしい
太い音。ドラマーの古賀さんはバークレイ音大に留学後、日本に帰国せず
そのまま北京に行って19年、大学で教鞭をとりながらこのトリオの
レギュラードラマーになられた方。でもサウンドは、やはりジャズ。
当然ですが、中国の方の演奏だからって取り立てて変わっているわけは
ありませんよね。
▶1st.stage…♪Speak Low、ボサノバで♪Pensitiva、♪Invitation、
オリジナル曲♪No Titled、Bye Bye Blackbird。
▶2nd.stage…オリジナル曲♪Penta-color Soil、♪Lament、
♪Like Someone In Love、♪If You Could See Me Now、
オリジナル曲♪Disconsolate To The US River、♪Spain、
バラード♪Sound Of Love、アンコールは♪All The Things You Are.
▶彼等は、青山学院大学のジャズ際にゲストとして招かれ、
プロモーションをかねて来日した関係で、客席は、大学関係者と
文化庁の方々で埋まりました。ジャズクラブには初めての方もおられた
と思いますが、みなさん大変熱心に聴いていらっしゃって、帰り際には
ミュージシャンたちに丁寧に感謝の言葉をかけてお帰りになられました。
▶ドラマーの古賀さんも礼儀正しい方で、中国在住19年…やっぱり日本が
懐かしいそうです。ホントに人生色々ですね。中国では、貧富の差が
日本人には想像できないくらい大きくて、大金持ちは想像を絶するほど
大きな家に住んで凄い暮らしをしている、とおっしゃっていたのが印象に
残りました。みなさん、今日、帰国の途につかれました。
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  2011.11.24 Thu   大変忙しく…まとめて少しづつ書くご報告
★昨日は、スペシャル企画が1日に2回、昼夜あって、夜の部には補助椅子が
出るくらい大入り満員で、嬉しい悲鳴。でも私は一日中座る間もなく働き詰め。
疲れてしまって…ブログをこまめに書いている余裕もなく、メモを見ながら
これから徐々にアップしていこうと思います。
▶22日火曜日、いま、名古屋で活躍なさっているヴォーカリスト
榊原洋子(vo) さんと、森下滋(pf) 井上陽介(b) 江藤良人(ds) さん。
彼女はカナダに勉強に行って帰国後、当店で昨年CD発売ライヴを行いました。
今回も、いいメンバーを組んで、手弁当でやっていらしてのステージ。
▶黒地に白の水玉模様がついた、ちょうちん型のミニのワンピースに
身を包んで登場。足がとても綺麗でセクシー。お客さまも男性の方が多く
ご自身でも多くのお知り合いに声をかけ、ファンが大勢聴きにいらしてました。
選曲はスタンダード曲が中心でしたが、森下さんがアレンジされた曲も
歌われました。
▶1st.stage…♪You'd Be So Nice To Come Home To、♪You Make Me Feel
Like A Natural Woman ♪Night And Day、♪Deed I Do♪All The Way、
♪The Man I Love、♪It Might As Well Be Spring。
▶2nd.stage…♪A Sunday Kind of Love、♪LUC、♪Autumn Leaves、
♪He's Got A Way、♪Just One of Those Things、♪I Concentrate On You、
♪That's All、アンコールは♪What's This Love。
▶お祝いのお花も贈られて来て、彼女の人柄の良さが感じられた夜でした。
終演後、私が気づいた、まだまだ良くなる点を指摘させていただきましたが、
素直に気持良く聞いて下さいました。次回の出演が楽しみです。
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  2011.11.24 Thu   長い一日の始まり【B&S New York Special】昼の部
▶及部恭子(pf) さんとクリフォード・バーバラ(ds) マイケル・オブラエン(b)さん。
恭子さんは岡山出身。今はNY、ヴィレッジのジャズクラブ「スモールズ」の上に
住んでいらして、日夜音楽に精進されているとても礼儀正しい女性です。
2回程当店に聴きにいらしてお話をするようになり、今回の来日ツアーも
全てご自分で企画。私とはメールのやり取りをして実現にこぎつけました。
▶ご自身のアルバムのレコーディングメンバーを伴っての来日。費用も労力も、
並大抵ではありません。客席には、仏ツアーでお知り合いになった日本人の方、
NYで当店への出演を宣伝され、それでいらした方…大勢の方々が応援にいらして
くださって…努力が実ってよかったですね。
▶クリフォードさんは当店六本木時代に、今は亡き本田竹広さんと共演
されたことがあるドラマーでした。マイケルさんは当店初出演でしたが
恭子さんの人柄に惚れ、音楽を大切にしている姿勢が伝わって来ました。
▶彼女は、作曲も多くしていて、演奏はオリジナル曲が中心でしたが、
なかなか面白い発想が感じられる曲が多く、とても良いと思いました。
▶1st.stage…恭子作♪The Oyster Song(岩ガキの美味しさが
忘れられなくて作曲されたんだそうです)♪Asian Airs、♪Spring Sky
スタンダード曲♪My Heart Stood Still、B.Destrez作♪Wednesday Morning、
恭子作♪The Third Eye。
▶2nd.stage…E.Hope作♪Carvin' The Rock、恭子編曲♪The Boy From Ipanema、
恭子作♪ふたり、スタンダード曲♪The Star Fells On Alabama、
恭子作♪The Fattest Cat In Ny、アンコールは恭子作♪Samba Insane。
▶終演後は、お客さまから贈られた大きなお花の前で一緒に写真を撮ったり、
CDにサインをしたり、いらした方に丁寧にお礼のご挨拶をされたりと、
大忙しのようでしたが、でも、昨日は、彼女の音楽人生にとって特別な日に
なったようで、私も大変嬉しく、それ以上にひとりで実行し成功された彼女に
改めて感心しました。これからも頑張ってくださいね。
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  2011.11.25 Fri   大入り超満員の【B&S New York Special】夜の部
▶昼の部との間隔はわずかです。30分で客席の入れ替えとサウンドチェック…
準備がだいぶ押してしまったのですが、雨の中、外でお待ちいただいた方々に、
おわびと感謝いたします。
▶《ジミー・コブ・クアルテット》「Remamber Miles」CD発売記念ライブ
ジミー・コブ(ds) エディー・ヘンダーソン(tp) 海野雅威(pf) ヨナタン・レヴィ(b)さん。
▶ジミーさんと私とは30年来のお付き合いで、多くの思い出があります。
その彼も83歳になり、今は、ジャズの黄金時代を知る最後の巨人、と
言われる方ですが、初めてお会いした時から、もの静かで優しいお人柄は
変わりません。当店のことを「東京の我が家」と思ってくれていらっしゃいます。
昨夜はツアー最後のステージ。マネージャーの方もおっしゃっていましたが
前日までより力強い熱演で、当店のお客さまに応えられたようです。
▶ステージは、彼の心のこもったご挨拶の後は、エディさんがMCをなさいました。
お馴染みの有名な曲ばかり演奏されましたが、このグループらしいサウンドが
しっかり出来ていて、海野さん、ヨナタンさんの若いお二人も、良くスウィングする
素晴らしい演奏でした。大勢のお客さまも、口々に、素晴らしい演奏に感動した
という嬉しい言葉をたくさんいただきました。
▶1st.stage…最初は♪Milestones で、客席からざわめきがおきました。
♪OnGreen Dolphin Street、♪Lament、♪Well You Need'nt、
♪Someday My Prince Will Come、♪If I were a Bell。
▶2nd.stage…♪Straight No Chaser、♪Fran Dance、♪So What、
ジミーさん作のとても綺麗なバラード♪Remember You、
♪Autumm Leaves、♪Four、アンコールはハッピーに♪Night In Tunisia。
▶昼の部に出演されたメンバーみなさんも、最後まで演奏を聴き、終わると
新旧のミュージシャンが年代を超えて、みなさんで懇談されていらっしゃいました。
ミュージシャンシップっていいですね。私も朝一番からお店にやってきて、
掃除をしたりバンドのリハに付き合ったりの長い長い一日で少々疲れましたが
いい演奏を聴いて、充実した一日を過ごすことができました。
みなさま、ありがとうございました。
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  2011.11.25 Fri   メンバーが二人替わった昨夜のフロントページ
▶ピアノとドラムが替わった昨夜の《フロントページ オーケストラ》。
ピアノがユキアリマサ(pf) さんに、ドラムが二本松義史(ds) さんに替わりました。
実力者・売れっ子揃いで10人のレギュラーが揃うのは、いつも大変です。
昨夜は初見の曲も多く、ユキさんはこのユニットで何度か演奏されていますが、
二本松さんは全く初めての共演。
▶でも、お二人とも1時間ほどのリハーサルで本番はそうとは思えない
しっかりした演奏でした。ユキさんのピアノは、音が柔らかく、響きも良く、
二本松さんのドラムもタッチがいいので煩くなくて、良い感じのサポート。
全曲三木さんの曲を、立派に責任を果たしました。
▶1st.stage…♪Stop And Go …ソロは三木俊雄(ts) 松島啓之(tp) 浅井良将(as)、
♪Moon Flower…ソロ上村信(b) ユキアリマサ(pf) 浜崎航(ts)、
♪Escher's Vision…ソロ山岡潤(euph) 浅井良将(as)、♪Matilda (Long Version)…
ソロ片岡雄三(tb) ユキアリマサ(pf) 三木俊雄(ts)、♪Quantum Leap…ソロは
奥村晶(tp) 浜崎航(fl) 二本松義史(ds)。
▶2nd.stage…♪Papillon…ソロ浜崎航(fl) ユキアリマサ(pf) 松島啓之(tp)
♪By Any Means Necessary…ソロ三木俊雄(ts) 浅井良将(as)、
♪If I Told A Lie…カップミュートを付けてソロ奥村晶(tp)て 山岡潤(euph) 上村信(b)、
当店でも一番人気の♪墨田川…ソロ片岡雄三(tb) ユキアリマサ(pf)、
アップテンポの♪Free For All…ソロ松島啓之(tp) 浜崎航(ts) 三木俊雄(ts) 二本松義史(ds)、
アンコールは♪Sleep Like A Baby…ソロはリーダー三木俊雄(ts) さんで、静かに
終りました。10人の生音サウンドは、特に疲れ気味の私には、とても気持よく
聴くことが出来ました。
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  2011.11.28 Mon   親子共演のような和やかで楽しいステージ
▶伊藤君子(vo) 片倉真由子(pf) 須川崇史(b) 海老沢一博(ds) さんの金曜の夜。
月末の金曜日の客席にしては、最初こそ静かでしたが、時間とともに
お客さまも増えてきて、ステージと客席がいい感じでコミニケーションが
とれはじめました。
▶ペコちゃんは、黒のロングワンピースと黒のスパンコールのカーディガンに
身を包み、とても落ち着いた雰囲気。ヴォーカルの間に入る真由子さんの
ピアノの音に眼を細める姿は、まるで、海老沢さんペコちゃんの両親が、
息子や娘と一緒に演奏している…そんな雰囲気の和やかなステージでした。
▶北海道や新潟など、地方からいらした方も多く、ペコちゃんが
サービス精神を発揮してステージを盛り上げると、拍手や歓声が湧き上がり
金曜日らしい楽しいお店になりました。
▶1st.stage…♪Fallingin Love With Love、♪Black Coffee、
♪Wives And Lovers、♪The Way We Were、♪Speak Low、♪Fragile
♪My Romance、♪On A Clearday。
▶2nd.stage…♪You'd Be So Nice Come Home To You…ペコちゃんが
この曲を歌うのは珍しいです。♪So Many Stars、初めての方に大受けだった
津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon、♪Can't Help Lovin' Dat Man、
ドラマチックな♪Here's To Life、♪I Cried For You、♪A Song For You、
♪No More Blues、アンコールの♪Body And Soul は、とても思いが
込められた歌と演奏でした。
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  2011.11.28 Mon   大人の雰囲気でスタンダードからポップスまで
▶急に冷え込んだ週末 土曜の夜、チャリート(vo) 若井優也(pf) 中村健吾(b)
マーク・テイラー(ds) さんの、フィリピン、イギリス、日本…三カ国の
ミュージシャンによるステージ。
▶チャリートさんはフィリピン出身・東京在住ですが、声がかかれば
世界中どこでも気軽に行って歌います。もう相当、マイレージが溜まって
いるんじゃないかしら。マークさんはイギリス人ですが、本拠地はNY。
秋吉敏子&ルータバキンバンドのレギュラードラマーで、年に1,2度、
日本に滞在します。
▶健吾さんもNY生活20年あまり。音楽の土台であるリズム隊が、
とてもしっかりしているので、その上に乗って、ヴォーカルも
ピアノも存分に実力が発揮できます。チャリートさんも大喜びで、
存分に実力を発揮されました。
▶まだ20代の若者、若井さんですが、どんどん凄いピアニストに
成長して、そのスピードは目を見張ります。歌伴は、ピアニストの
「引き出し」の中身が良く解りますが、さすが東大の物理学科出身、
歌の内容を深く理解された伴奏です。頭のよい人は何をやっても
一流になれそうです。この先が楽しみなピアニストです。
▶ちなみに、彼のお母様がいらした時、てっきり物理学者か何かに
なると思っていたのに…おまけに優秀な弟さんも、お兄さんの影響か
ミュージシャンの道に進んでしまって…とお嘆きでしたが…でも
ご心配なく、彼ならきっとビッグネームになれますよ。
▶1st.stage…インスト曲♪Love Is A Many Splendored Thing、
チャリートさんが入って♪Evolution、♪In Love In Vain、
♪Ribbon In The Sky、♪Why I Feel This Way、若いさんのピアノが
素晴らしかった♪Lush Life、♪Speak Low、♪Overjoyed、
♪Pock With You。
▶2nd.stage…インスト曲♪It's Easy To Remember、チャリートさんが
が入って♪Satin Doll、♪The Things We Did Last Summer、
♪The More I See You、♪This Masquerde、♪I Can't Help It、
♪A Timeless Place、♪On A Clear Day。アンコールは♪Dindi。
スタンダードからポップスまで楽しんだ週末の夜でした。
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  2011.11.29 Tue   ハプニングが連続した温かいステージ
▶ウィリアムス浩子(vo) さんと吉岡秀晃(pf) さんの初めてのデュオ。
ピアノが良くスウィングする上、弾く表情がいかにも楽しくて、
人を和ませる吉岡さん。ワインカラーのワンピースに身を包んだ
浩子さんは、にこやかに歌の意味をお話しながら、さ、歌い始めよう
とすると、吉岡さんの意外なイントロアプローチ。驚いたり笑ったり…
▶でもお互いに相方のプレイを聴き合いながらの、とても楽しい
デュオで、まさにジャズ・ステージといった感じでした。
お客さまもみなさん大いに和んで、大変楽しんでお聴きになられ、
CDもお買い上げ頂きました。これから寒い季節がやってきます。
こんな温かいステージが恋しくなりますね。
▶1st.stage…♪My Romance、♪I'll Close My Eyes、
♪Fly Me To The Moon、♪Beautiful Love、日本語を交えた
♪Quiet Night、♪I Could Write A Book、情感のたっぷり込もった
♪I Loves You Poogy…この曲はガーシュインの曲ですが、
彼は38歳9カ月の短い人生の中で500曲以上の作曲しています。
♪Lullaby Of Birdland。
▶2nd.stage…バラード♪Nearness Of You、♪Poinsiana、
ここで、客席にいらしたベルギー在住の日本人フルート奏者を
呼んで♪Like A Lover、そして失恋の歌♪Lush Life では、即興の
面白さを楽しみました。その後デュオに戻って♪Tea For Two。
吉岡さんとの掛け合いが面白かったバラード♪Monnarisa、
アンコールは♪Honey Sucklerose で、温かい夜が終わりました。
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  2011.11.30 Wed   気持ちのいいバランスのとれたジャズ
▶近藤和彦(as,ss) 岡崎好朗(tp) 片岡雄三(tb) さんのフロント三管に、
片倉真由子(pf) 楠井五月(b) 横山和明(ds)さんのトリオがバックの
セクステット。フロント陣は、今や日本を代表する管楽器奏者、
ピアノトリオはいま評判の高い活躍中の若き精鋭たち。
▶近藤さんが中心になって、それぞれが持ち寄った曲の曲順を決め
演奏しますが、普段あまり聴かれない曲も多く、昔、LPの時代に
聴いたことを彷彿させるような曲もあって、とても興味深く
聴くことができました。
▶でも、なぜか、お客さまが少なくて、いらしたお客さまからも
口々に、こんないい演奏なのにもったいない、という声が多く
聞かれました。もちろんみなさん、素晴らしい演奏に感動されて
最後まで熱心に聴いておられました。
▶1st.stage…J.ヘンダーソン♪Mamacita、近藤アレンジ
♪Syeeda's Song Flute、C.コリア作近藤アレンジ♪Chik's Tune、
S.ウォルトロン作楠井アレンジ、バラード♪Rainy Night、
J.メッセンジャーズの♪Time Off。
▶2nd.stage…♪Blues On The Corner、W.ショーター♪This Is For Albert、
♪Alter Ego、近藤さんをフィーチャーしてS.ウォルトロンのバラード
♪When Love Is New、♪Nutville は3ホーンが気持よくスウィング。
アンコールは♪Blues。
▶MCは、例によってユーモラスな片岡さんが担当。客席の笑いを誘い、
緊張感あふれた演奏とのギャップのバランスも良く、気持ちよく
楽しめた夜でした。
★さ、いよいよ明日から師走、今年も残り1ヶ月。災害や世界不況で、
例年の賑やかさは影を潜めました。バブルの頃は、暮れにはクリスマス・
ソングが街に溢れ、深夜も人通りが絶えず、タクシーは朝方まで拾えず…
今は、古き良き時代の話なのでしょうか…
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