2007.10.2 Tue 週明け早々、賑やかなステージになりました。 |
本来は6人編成の出演者なのですが、シアトルから、ツアーに同行して 一緒に来日したジェイさん ( Jay Thomas=tp,ts) のお父さんと、 友人のテナー奏者、ジョンさんもやってきて、賑やかになりました。 ジェイさんのお父さんは、現在、ジャズクラブのオーナーですが、 トランペット奏者でもあったそうです。 2nd. stage で、エリントン・ナンバーの♪My father my mother を 演奏したのですが、ジェイさんのバラードがすばらしかったです。 この曲は黒人の Family Tree(家系図)のことを歌った曲だと解説してくれました。 最後は、池田篤ちゃん(as)の3倍ほどはあろうかという大きな体のジョンさんが参加して ♪Weetly Hallを大合奏。楽しい夜になりました。 |
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2007.10.3 Wed ジャズらしからぬ華やかさでした。 |
昨夜は、ハービーさんのご招待で、渡辺貞夫さんの《Jazz at the nights》を スウィート・ベイジルに聴きに行ってきました。まず入り口で驚きました。 お花屋さん以上の花々が玄関からロビーまでびっしり。お花の匂いでむせ返りそうなくらい。 中に入ったら客席は超満員。中年以上の方がほとんどでしたけど。 演奏はスタンダード曲、Charlie Marianoの曲やAntonio Carlos Jobimの曲など、 耳に優しい曲ばかりでした。音が大変きれいで、バックのステファン(p)デーブ(b) それにハ−ビー(ds)さん達も楽しそうでした。 チケットは、8日間ソールド・アウトだそうで、羨ましいかぎりです。 お店に帰ると、ウチでも近藤さん(as,ss)のグループが、スペインやインドを イメージしたオリジナル曲などを演奏していました。 客席には、《SUPER AGURI F1 TEAM》 の方々がまた見えていて、 こんなにすばらしいグループなのに、なぜCDがないの?と不思議がっていましたよ。 |
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2007.10.4 Thu ステファン・スコット(pf) がやってきました。 |
2nd.stage に、いま、スウィート・ベイジルでやってる渡辺貞夫さんの 《Jazz at the nights》のメンバーとして来日中のステファン・スコット(pf)が フラリと遊びにきました。彼は18歳の無名だった時に、 初めて私が日本に連れて来たピアニストですが、今はすっかり成長し、 ロン・カーターのレギュラ−メンバーとして活躍中で、 ハンク・ジョーンズさんのエキストラをする程の腕前です。 今回も選ばれての来日で、手前味噌で恐縮ですが、自分の耳の確かさを 再認識した次第。無名だったミュージシャンが活躍している姿に触れると、 ジャズクラブのオーナーとして、冥利につきます。 |
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2007.10.5 Fri 透明感に溢れた素晴らしいDUO。 |
昨夜は、今月最初の Body&Soul スぺシャル。トニー・ラカトシュ(ts)と フェレンツ・スネットベルガー(g)のDUOでした。とにかく、 2人の音が余りにも美しく、グルーブも心地よくて、素晴らしいDUOでした。 フェレンツさんは、ベルリン・フィルと共演した事もあり、欧州では 「神の手」とまで云われているようですが、そのことがよく分かりました。 2nd.stage では、オリジナル曲の他、 アンコールに応えて ♪Wisper Not や 日本の童謡♪赤トンボ を熱演。お客さんは感動し、大満足。私も当店のスタッフも、 みんなが幸福感に包まれました。世界には、日本に知られていない素晴らしい ミュージシャンが、きっとまだまだたくさんいるのでしょうね。 |
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2007.10.6 Sat Body&Soul スぺシャル、2晩目。 |
NYから、敦賀明子(org)さんのグループ。 50〜60年代を思わせるサウンドで、客席も年配者が目立っていました。 明子さんは関西出身だけあって、MC(司会進行)のおしゃべりもうまいですね。 オルガニストになった経緯とか、関西なまりの英語で苦労した話とか…。 女一人、NYに住んで6年半、頑張ってますね。 |
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2007.10.7 Sun 第31回スカンジナビア コネクション |
今回は、オランダのマイク(pf)さんと、セバスティアン(ds)さんのトリオ。 お父様がオペラ歌手という環境で育ったマイクさん、昨夜もオペラの中の曲を ジャズにアレンジにしたものを、数曲、披露してくれ、今までに体験したことのない サウンドを楽しませてくれました。 ところで、好青年・セバスティアンさんは、近く、沖縄の女性と結婚し、 沖縄に住むそうです。森さんは二人の愛のキューピットですね。 |
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2007.10.8 Mon 昨夜のスペシャルは、ハービーさんがプロデュース。 |
ドラマーが演出すると、サウンドがまた違ってきます。昨夜は、演出者によって 音楽がだいぶ変わるのを、まざまざと感じさせてくれました。まるで、 ドラムにメロディーがあるように聴こえてきます。とにかくすごいドラマーで、 「音楽」に対する認識が、普通のドラマーと根本から違っているように感じました。 お客様は、感動して、ほとんどの方が最後まで聴いていかれました。 [残念なこと] 日本人のドラマーが一人も聴きにこなかったこと。 トミーさん(Tommy Campbell)も、一昨日出演したマイクさんも、 セバスティアンさんも、ちゃんと聴きに来ていましたよ。 [余談] ハービーさんの大好物は、手羽先の焼き鳥です。2kgほど準備したんですが、 すっかりなくなり、その大食漢ぶりにも脱帽です。 |
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2007.10.10 Wed オランダのジャズは、水準が高そう。 |
10月のボディ&ソウルSpecialも、昨夜が最終日。 ティネカ・ポスマ(ss,as,ts)さん…これだけ吹けて、しかも美人… こんなサックス奏者は、世界でもそんなに居ないんじゃないかと思いますよ。 バックのトリオも、自分達の音楽のコンセプトがきちんと出来ていて、 すばらしかったです。お客さまも耳の肥えている方々が多く、 かなりの方が感嘆してCDを買っていかれました。 後からコンサートを終えた森さんのグループや守屋純子さんらも来店し、 アフターアワーズを楽しんでいらっしゃいました。 ぜひまた、出演してもらいたいと思っています。 ※近々、カテゴリーphotoの欄に、写真をアップしますので ごらんください。(ただいま準備中です) |
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2007.10.11 Thu いろんな意味で美しいデュオ。 |
盲目のピアニスト豊田さんは、熊本からいつも奥様がサポートして やって来てくれるのですが、ご夫妻の絆の強さをとても強く感じます。 高嶋さんとのデュオも、お互いを尊重し合ってサウンド造りをしているのが よく分かります。遠くから聴きにいらしたお客様が数組もありました。 みなさん耳を澄まして、美しいサウンドに聴き入っていました。 |
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2007.10.12 Fri 素敵なヴォーカリストが2人、飛び入りしました。 |
1st. stage に、NYからやってきて、今、代官山のお店に3ヶ月間出演中の シンガー、コールさん(美人です!!) が、♪ Peacock を歌ってくれました。 歌い終るとすぐ、代官山のお店で歌うため自転車で帰って行きました。 2nd. stage には、ティファニーさんが来店し、♪ I'm in the moon for love と ♪ Fever を歌ってくださり、トミーさんの《オルガン-アイズ バンド》に 色を添えてくれました。とても良かったので、来年の1月18日に、 一緒に出演していただくことが決まりました。 是非聞きにいらしてください。楽しい事、間違いないですよ。 |
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2007.10.13 Sat フライデーナイト フィーバー |
昨夜は、久しぶりに、「笑い袋」逹ッちゃんの「迷司会」がスベらず大爆発。 一方演奏は、フルートの信平さんをはじめ、みんな大真面目。 このギャップが良かったのか、客席は笑いの渦に包まれました。 特に、初めてのお客様は大笑い・大喜びで、きっと 仕事のストレスなども吹っ飛んだのではないでしょうか。 とにかく楽しい金曜の夜でした。 |
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2007.10.14 Sun すっかり秋らしい気候になりましたね。 |
ウィークエンドは、3日間連続出演のトミーさん。ドラムセットを新しくして、 気分よく演奏していましたが、残念なことに土曜にもかかわらず お客さんがいつもより少なく、ちょっと寂しそうでした。そんな時は、 申し訳なさそうに私に「ゴメンナサイ」と謝る…トミーさんは、 そんな心根の優しい人なのです。大輔クンと有紀ちゃんは、 回を重ねるごとにMC(=司会進行)の腕を上げお客さまの笑いを誘っていました。 先が楽しみな二人です。 |
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カテゴリー《Photos》の2007年に、写真をアップしました。 今後、新しい写真を随時アップして、充実させていきたいと思います。 時々は、この写真ページも訪れてみてください。 |
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2007.10.16 Tue 客席は、ガラガラでしたが… |
昨夜は、国際フォーラムでビックネーム、ハ−ビー・ハンコック、ロン・カーター、 ジャック・ディジョネット、ウェイン・ショーター…のコンサートがあったため、 当店の客席はガラガラ。でも、30年来のお客さまが5人、連れだって来てくださり、 美味しいワインのご相伴にあずかりながら、一緒に楽しみました。 初めての方も、ボディ&ソウルを大変気に入って下さり、ホッとしました。 長いことお店をやっていると、昔、通ってきてくださっていた方々も、 そろそろ60代にさしかかり、それぞれの方面で出世した方も多く、 営業的に助けられます。ありがたいことです。 |
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2007.10.17 Wed 昨夜は、しっとりとした夜でした。 |
当店出演が2年ぶりになる江里子さん。シックなスーツ姿で、落ち着いた雰囲気。 コリン・オクスレーさんのギターは、ジム・ホールを思わせる繊細さで、 ピアノに寄り添うようにフィットし、歌も発音が綺麗なので 歌詞の内容が良く分かりました。 ちなみに江里子さんは、香港でもCDが発売されていて、今回は そのコンサートのために日本に立ち寄り、今朝、香港に向かいました。 何でも1,300人の大ホールで、チケットは既にソールドアウトとか。 良かったですね。 |
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2007.10.19 Fri 2夜分のご報告です。 |
《17日》ハクエイ・キムさんは、イケメンです! この夜の客席は、ミュージシャンなどの関係者が多く、来店していた ペコちゃん(伊藤君子)とドラムスの海老さん(海老沢一博)も、 1st.stageに飛び入り参加で出演してくれました。 折から、小学生が自宅の前で殺された事件の話をしていたら、 セシル(ds)さんの従妹も、銃による同じような事件で亡くなられたそうです。 日本も「銃社会」の米国並みになってきたようで、いやな時代になったものですね。 《18日》和気あいあいのトリオ 福田さん(pf)も、スウェーデンの森さん(b)も、自己のグループでいろいろ 活動しているのですが、昨夜は、市原さん(ds)のお気に入りで参加。 市原さんは、MC(司会進行)としての才能も豊かなようで、話も面白く、 お店全体が和やかな雰囲気になり、お客さんも和みながら聴きいっていました。
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《10/19金曜日》スウィングした夜 すっかりペコちゃん(伊藤君子)の専売特許となった津軽弁によるジャズ。 CDも発売になりました。CDジャケットを制作したNY在住のカメラマンご夫妻、 それにペコちゃんのダンナさんの海老沢さんが連れ立ってご来店。 当夜のドラムス、若い安藤クンと海老さんが交替で演奏し、盛り上がりました。 《10/20土曜日》昼間、Ray-chan(孫)とおもちゃ屋へ 「トイザらス」、驚きました。玩具だけでなく、幼児食やら、便利ものやら… 何でもあるんですもの。子育ても、私の頃とはだいぶ違うようです。 Ray-chanは、まだちゃんと歩けませんが、三輪車を買いました。 気に入ったようで、はしゃぎつかれて、帰りのクルマでは爆睡していました。 《夜は、ティファニーさん》 レパートリーがどんどん増えています。チャーリー・パーカーの ♪Billie's Bounceや♪Lover man。よかったです。ピアノのユキさん、実は、 首が回らない症状で激痛の中で弾いていた…なんて思いもよらない素敵な演奏でした。 |
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2007.10.23 Tue 珍しく賑やかな月曜日でした。 |
ウィ−クディ、特に月曜日は、客席の入りが低調なのですが、 TOKUちゃんの人気は根強くて、昨夜もいろいろな人が遊びにきて賑わいました。 高橋真利子さん夫妻のグループは早くからお見えになり、最後まで楽しんでいかれました。 短期帰国中のピアノの貴奈さんとドラマーのフユさんが、アンコールに応えて 2曲ほど飛び入り演奏。大いに盛り上がりました。 いつもこんな賑わいなら苦労しないのですが…。 |
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2007.10.24 Wed 笑いが絶えない夜でした。 |
大ベテラン、尊子さん(上野尊子)の、久〜しぶりのステージ。 気心の知れたトリオがバックでリラックスし、MCの話も面白く、 ピアノの吉岡さんの表情も楽しくて…とにかく笑いの絶えない夜でした。 ドラムスの海老沢さんが遊びに来て、最近大きなショックを受けた、と。 何でも、若い人に「このジジイ」と言われたらしく。私はまだ「ババア」と 言われたことはなく、内心少しホッとしました。 |
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2007.10.25 Thu 昨夜のトリオは躍動感あふれる演奏でした。 |
アレンジもよく、皆さん楽しめたようです。ある外人客が、 一生懸命日本語でミュージシャンに話しかけていたので、 英語で大丈夫よ、と伝えたところ、日本語で誉めたい、 ということでした。 |
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2007.10.26 Fri フロントページ オーケストラ |
少女マンガ「Kiss」の中に、このグループのCDジャケットが登場していたり、 「ワハハ本舗」からCDの注文があったり。三木さんによると ♪トイタタ (池田篤さん作曲)が劇中で使われるのかも…ということですが、最近、 いろんなところに登場して、少しづつメジャーになってるようです。 |
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2007.10.27 Sat ファンキーな金曜でした。 |
昨夜のステージは、フィリピン出身のチャリートさんはじめ、全メンバーが 日本に住んでいるアメリカ人、という珍しい外人編成でした。日頃は、みなさん、 J ポップのスターやコーラスのバックで演奏していて、多忙なミュージシャンたち。 いつも新しいことに挑戦しているチャリートさんらしい試みでしたが、 ドラムスのセシルさんも、水を得た魚のように素晴らしい演奏で、客席も大喜びでした。 さて、今日は、台風接近による風雨で、せっかくの素敵な歌姫、 グレース・マーヤ(vo,pf)さんのステージが、寂しくなりそうで心配です。 |
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2007.10.28 Sun 台風接近中にもかかわらず… |
グレース・マーヤさんのファンの方は30代40代の男性が多く、 暴風雨など苦にしない方たちばかりでした。彼女は、昔の歌もよく演るので、 団塊の世代にも人気ですが、いつも自然体で、女の私から見てもチャーミング。 男性ファンが多いのはうなづけます。 台風で客足が心配でしたが、取り越し苦労でした。 |
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この12月に、CD「Love Letter」が発売されるということで、全員、 張り切って、力の入った演奏でした。チンさんのレーベル「1(ワン)」としては、 2枚目のアルバムです。売れるといいですね。 |
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福田さん(pf)は固定ファンが大勢いるのですが、昨夜は顔見知りの仲間が多く、 演奏に対しての反応もよかったです。信ちゃん(b)とセシル(ds)は、風邪をひいていて 辛いようでしたが、さすがプロ、そのことを微塵も感じさせないステージで、 最後までよくスイングしていました。 余談ですが、福田さんは趣味が多く、そのひとつが「模型」。先日も 戦車やクルマの模型を買って来て、子供みたいに喜んでいました。 私の息子も小学生の時に模型に凝っていたのを思い出しました。 |
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