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デイリーレポート

深いグルーブに身を委ねて気持ちよくも聴き応えある演奏

深いグルーブに身を委ねて気持ちよくも聴き応えある演奏

Kyoko

2021年04月21日 水曜日

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▶昨夜は久しぶりにジーンさんリーダーのトリオ演奏でした。このメンバー、ジーン・ジャクソン(ds) 片倉真由子(pf) パット・グリン(b) さんが皆さん忙しく、なかなかスケジュールが合わずようやく揃って、演奏者も私も楽しみにしていたステージでした。ジーンさんは今一生懸命日本語を勉強されていて、昨夜は日本語MCを少しされて、自由に語りたいMCは真由子さんが通訳されていました。お子さんのいるパットさんの日本語は、簡単な事は分かるようですが、皆さん聞くことは出来ても話すのは難しいようですね。日本のジャズ・ミュージシャンはほとんどの皆さんが、英語は分ります。ジーンさんも、ぜひファンの方と日本語で交流したいようです。
▶素晴らしい演奏のことを書くのを忘れるところでした。深いグルーブ感がとても気持ちよく「これがピアノトリオだ !! 」というトリオサウンドの真髄のような演奏で、普段あまり聴くことのない曲もあり、聴き応えも充分。そしてジーンさんのドラミングは、派手なことはしないのに、とても音楽的で素晴らしく、もちろん私の好きなタイプのドラマー。人格も素晴らしく優しくて、私だけでなく多くの日本のミュージシャンから信頼も尊敬もされています。毎日あまりいいニュースがない昨今、このトリオの演奏で心が和らぎました。
▶1st set…パット・グリン作♪Four Blues、トミー・フラナガン♪Mean Street、レイ・ブライアント♪Sneaking Around、ピアニスト アーマッド・ジャマル♪I Love Music、ジェブ・パットン♪Tenthish。
▶2nd set…ディジー・ガレスピー♪Manteca (マンテカ組曲)、サド・ジョーンズ♪Zec、ハービー・ハンコック♪Speak Like A Child、ホレス・シルバー♪Lonely Woman、チック・コリア♪Windows、アンコールはマッコイ・タイナーの♪Blues On The Corner でした。

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