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デイリーレポート

寡黙な皆さんのジャズの道に入ったきっかけなど聞けた終演後

寡黙な皆さんのジャズの道に入ったきっかけなど聞けた終演後

Kyoko

2020年09月19日 土曜日

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▶四連休前の金曜日ということでお客さまのご来店を期待していたのですが…類家心平(tp) 中嶋錠二(pf) 鉄井孝司(b) 吉岡大輔(ds) さんの《類家心平クァルテット》皆さますっかり夜間自粛グセが付いてしまっているようで、残念な客席。でもこのユニットはバランスが取れていて無駄な音がなく、センスが良くて私が好きなタイプのグループです。類家さんのオリジナル曲も世相を反映したタイトルの曲で、彼の感受性の豊かさがわかりますね。
▶このメンバーは皆さん寡黙ですが、前回と昨夜、終演後にお話をして過ごしました。お客さまが少ないと、ミュージシャン同士も話す時間が増えるようです。類家さんは高校の時にブラスバンドでトランペットを吹いているときにマイルスを聴き、ジャズの魅力にハマった方。中島さんは類家さんと同郷で、青森から東京の大学に入りポップスをやろうと思ってジャズ研に入った方。鉄井さんはお父様が江戸木版刷りをしながらクラシックとジャズを聴いていて、ジャズに目覚めたベーシスト。吉岡さんは大学のジャズ研に入ってジャズドラマーを目指し今があります。皆さんがこの道に入ったきっかけでした。
▶1st set…ジョー・ザビヌル♪Mr. Gone、ダスコ・ゴイコビッチ♪Old Fisherman’s Daughten、類家心平作♪G. F.…米国で警官に殺された黒人ジョージ・フロイトさんに捧げた曲。ローリング・ストーンズの美しいバラード♪Lady Jane…この曲をジャズ演奏で聴いたのは初めて(多分本邦初だと思います)。類家心平作♪Chastic Territory 1。
▶2nd stage…マイルス・デイビス♪Blue In Gereen、類家作♪Soma…古代サンスクリット語でインド神話に登場する神々の飲料のことだそうです。類家作♪Vida…生命とか人生とかの意味のあるスペイン語で女性の名前に使われるそうです。アルバムタイトル ローランド・カーク♪Lady’s Blues、アンコールは秋の定番♪September In The Rain でした。客席が寂しくてもいいライブジャズを聴くとスカッとしますね。

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