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デイリーレポート

進化する新たな境地が披露された新アルバム

進化する新たな境地が披露された新アルバム

Kyoko

2020年07月20日 月曜日

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▶自粛休業以来、2回目のTOKU(vo,flh)さんの日曜夜のステージ。サイドメンバーは トニー・サッグス(pf) マーティ・ホロベック(b) そして新人 高橋直希(ds) さんです。日仏両国で発売になっている「Toku In Paris」の新しいアルバムを昨夜初めて見せていただきました。今回のジャケットは自然体の TOKU さんの写真がとても良いと思いました。ピアノのトニーさんとは、20年ほど前のTOKUさんデビューのころからのお知り合い。カウント・ベイシーバンドの一員で来日してから日本が好きになり、現在はご結婚されて茨城県に住んでおられます。当店初出演の高橋さんは北海道出身で、TOKUさんと知り合って今年音大に入ったのですが、コロナ禍のオンライン授業中心でまだ学校には行けてないそうです。素直なタッチで音が綺麗に出るドラマーでした。そんなサイドメンを率いて、赤いトランペットといつものフリューゲルホーンを吹き歌われた曲は、ほとんどがアルバム収録曲でした。
▶1st set…ジミー・マクヒュー♪Where Are You?、コール・ポーター♪Night And Day、ボビー・トゥループ♪You’re Looking At Me、M.デイビス♪No Blues、♪ビクター・ヤング♪Love Letters…エドワード・ヘイマンの詞、モーガン・ルイス♪How Hight The Moon。
▶2nd set…シャンティー&TOKU作♪Love Is Calling You、フランスのシンガー サラ・ランクマン作♪She Comes Back Again、同じく♪After You、チック・コリア♪Tones For Joan’s Bones、ジミー・ヴァン・ヒューゼン♪But Beautiful、♪アイシャ&TOKU作♪Moonshine。
▶アンコールはバート・ハワードのお馴染み曲♪Fly Me To The Moon…この曲はこのアルバムには入っていない、いわばTOKUさんの十八番ですが…バースから歌いはじめたのですがサイドメンも何の曲かわからず、私も聴いたのはもっぱら大ヒットしたシナトラヴァージョンばかりで、このバースは初めて聴きました。TOKU さん流石ですね、勉強していますね。新しいアルバムは、ボートラ(ボーナストラック)も入れて12曲も入っていて、TOKUさんをたっぷり楽しめますよ。なおレコ発ライブは、レコーディングメンバーが来日出来るようになるまで延期せざるを得ないですねぇ…

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