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デイリーレポート

日本は危機感が足りないこと実感しています

日本は危機感が足りないこと実感しています

Kyoko

2020年04月01日 水曜日

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▶コロナ禍の中で4月を迎えました。皆さまお元気でお健やかにお過ごしでしょうか。皆さまご存じのように、先週からお店の営業を休止していて、毎夜、とりあえず身体はゆっくりと過ごすことが出来ていますが、精神的にはこれからお店はどうなるかしら、東京はどうなるかしら、といろいろ心配になり、テレビでもっぱらコロナ関連のニュースや報道番組を見ながら過ごしています。日中はワイドショー、夜は報道番組…こんなにテレビを見たのは人生で初めてかもしれません。お陰様で、いろんな知らなかったこと、特に経済や法律関係のことが勉強になり、私にはとてもいい休養期間になったとも思っています。
▶アメリカや欧州にいるミュージシャンやお客さま方から、公演やコロナ禍の状況などに関して心配して下さって多くのメールが入ります。おしなべて、日本のコロナに対する危機感がかなり甘い、という印象がますます濃くなります。日本では、こんな中でもまだライブ演奏をやっているお店などミュージシャンからのメールも入り、驚いています。今日は月初めなのでお昼ころ、小雨降る中、恒例の渋谷の金王八幡宮にお参りに行き、先程帰ってきました。街の中華飯店を覗くとサラリーマンでいっぱい。私には、写メで見る海外の都市とは、街の様子がずいぶん違って見えます。NYやロンドンと東京は、規模も人口も都市機能も、ほぼ同じです。日本人の想像力が足りない、とは思いたくありませんが…首都の医療体制は「だいじょぶだぁ~」と思ってていいのかしら。
▶頻繁に行われる会見や海外の報道を見たりして、行政府の長や自治体の首長の力量が問われ、実際にその差を如実に知ることが出来たことも、とてもいい勉強になりました(次回の選挙のときには皆さんも忘れないようにしましょうね)以下は、多くのコロナ関連の情報に接して、私が一番共感したものです。要点を抜粋して以下にご紹介します。(これは日経電子板に載ったユヴァル・ノア・ハラリ氏の警告、「サピエンス全史」などの著者で歴史・哲学博士)
▶⎯新型コロナ危機後は違う世界になる⎯
…私たちや各国政府が今後数週間でどんな判断を下すかが、今後数年間の世界を形作ることになる。その判断が、医療体制だけでなく、政治や経済、文化をも変えていくことになるということだ。…今回とった多くの短期的な緊急措置は、嵐が去った後も消えることはないだろう。緊急事態とはそういうものだ。緊急時には歴史的な決断でもあっという間に決まる。…多くの国で、国全体が大規模な社会実験のモルモットになっているということだ……いかなる政府も企業も教育委員会も、平時にこうした実験には決して同意しないだろう。だが、今は平時ではない。…
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▶さて、どんな世界が還ってくるのか、私には想像もできませんが、それまで健康でいられるかしら。

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