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デイリーレポート

どこを切り取っても「これがジャズ」のカッコいいジャズ

どこを切り取っても「これがジャズ」のカッコいいジャズ

Kyoko

2020年03月01日 日曜日

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▶2月の締めくくりライブは、真由子さんがご自分で選んだメンバーによるクィンテットでした。そのメンバーは、片倉真由子(pf) デビッド・ネグレテ(as) 吉本章紘(ts) 金森もとい(b) 山田玲(ds) さんです。妥協せず真摯にご自分の音楽を追求する真由子さんらしい、緊張感のあるカッコいいストレート・アヘッドなジャズを、演奏者ともども楽しみました。演奏者自身も演奏することを楽しめる演奏は、やはり音楽の説得力が違いますね。一日分いつもより多い閏日にふさわしいステージでした。
▶1st stage…トランペッターのウッディ・ショー作♪The Moontrane…彼は当店の六本木時代、来日時にはよくお店に遊びに来られて、お寿司が大好きで一緒に行くと、わさびをすごく沢山付けて平気で食べていたのを思い出します。少し目が悪くて、NYの地下鉄の駅で誤って転落しそれがもとでお亡くなりになられました。昭和が終わるころを思い出しながら聴きました。真由子作♪8th Street…真由子さんがNY時代、日本レストランのある通りでよく行ったところ。エリック・ドルフィー♪Serene、W.ショーター♪Pinocchio。
▶2nd stage…真由子作♪A Dancer’s Melancholy…私の好きな曲です。リー・モーガン♪Party Time…リズムがとてもカッコいい曲。ジェリ・アレン♪Unconditional Love…一昨年亡くなったジェリさんは真由子さんの大好きなピアニスト・コンポーザーです。来る5/13(水)の「真由子トリオ」で彼女の特集をします。亡くなったベーシスト ドウェイン・ブルーノの♪Devil Eyes、アンコールはマル・ウォルドロン♪Left Alone…アルトのイントロから出たバラード演奏にジーンときました。
▶どの曲もとても聴きがいのある演奏で、どこを切ってもジャズ、という素晴らしい演奏、素晴らしいメンバーでした。早速次回をブッキング、7/16(木)にメンバーが揃いました。皆さまどうぞいらしてお聴きになってください。きっとファンになられますよ。

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