【私の“サードプレイス”】
さぁ、新年度。 職場と家庭の息抜きに
ぶらっと立ち寄る公園通りの“ジャズ専門店”
今年50周年のBODY&SOUL
4月のご案内&5月スケジュール更新
(2024年4月8日付 Apr.8th)

デイリーレポート

ファンと生徒さんたちで大賑わいの盛大な記念ライブ

ファンと生徒さんたちで大賑わいの盛大な記念ライブ

Kyoko

2019年11月13日 水曜日

0 コメント

▶お店に出る前「コクーン歌舞伎」に行きました。東急文化村コクーン歌舞伎は、故中村勘三郎さんが勘九郎時代に橋之助(現中村芝翫)さんと二枚看板で始めた現代歌舞伎で、NY公演でも世界を沸かせた本当に面白く楽しめるお芝居。もう30年以上続いているでしょうか、私は一番最初の演目「四谷怪談」からのファンで、中学生になった孫のレイくんに一度なにか観劇の機会を、と思っていたところ「サッカー少年の多忙な日程」がやっと取れたのです。
▶当店の古〜い古い常連さんで、中村芝喜松(現梅花)さんという方がいらっしゃいます。梨園の出ではないのに、歌舞伎の名跡をいただいた稀有な方で、しかも大のジャズ好き。時々聴きにいらっしゃり、昨夜もさっそく終演後にお店に立ち寄ってくださいました。築地歌舞伎座とかのお芝居も、いつもいい席をとってくださいます。
▶演目は、市川海老蔵さんの SANEMORI (実盛物語)。平家を滅ぼした木曽義仲の幼少時の命を救い、武士の鏡となった平家方の武将斉藤実盛の物語で、梅花さんも出られおられます。でもこれまでのコクーン現代歌舞伎と違い、かなり本格的な古典歌舞伎で、歴史の好きなレイくんにとっては興味深いものの、コクーン歌舞伎特有の大仕掛けも少なく、少し退屈のようでした。でも話題の海老蔵さんだったりジャニーズの若者が出でたりで、客席はいつもと違って私の周りなども若い女の子ばかりで満席。伝統の世界も変わりつつあるようです。
▶9時前に終演し私はその足でお店に出たら、こちらも満席でした。《井上智音楽歴40年記念バースデーライブ》で出演は 井上智(g) 武本和大(pf) 増原巌(b) 高橋信之介(ds) さんの最近のレギュラーメンバー。それに国立音大で教えておられる井上さんの生徒さんが大勢いらして、シットイン参加もされるなど大賑わい。最後の曲では全員が入って賑やかに終わりました。これからこの世界で羽ばたいていかれるだろうお名前は、吉野菫(tp) 中林俊也(as) 一岡裕樹(as) 松下聖哉 (vo) 小西佑果(b) さんの皆さん、嬉しそうでした。井上さんは生徒さんに囲まれプレゼントも頂き、ファンも大勢いらして、盛大なデビュー40年バースデー・ライブになりました。当店でもこれからこうした若い方にチャンスをあげなければ…と思いながら聴いていました。
▶1st stage…ジム・ホール♪Bitter Sweet、ジム・ホール♪Waltz New、井上作♪ラテンソング (仮) 、スタンダード曲ジミー・マクヒュー♪I’m In The Mood For Love (恋の気分で)、G.ガーシュイン♪Our Love Is Here to Stay…生徒さんの 松下聖哉(vo) さんとアルトの一岡裕樹(as) さんが参加。
▶2nd stage…井上作♪Monk The Thing、井上さんのオリエンタルなアレンジでエリントンの♪In A Sentimental Mood、♪M*A*S*H…朝鮮戦争が舞台の映画より。♪赤とんぼ、井上作♪55…松井選手の背番号のことだそうです。最後は全員参加でD.リントンの♪Perdido でした。

Comments are closed.