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デイリーレポート

作曲の並ならぬセンスと才能を感じたステージ

作曲の並ならぬセンスと才能を感じたステージ

Kyoko

2019年10月05日 土曜日

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▶10月最初の週末金曜日、やはり消費増税の影響でしょうか、東急デパートも閑散としており、街の賑わいも当店のお客さまの出足も落ち込んで、財布の紐がますます締まってきていることを実感します。そんな中の《岡崎正典&芹澤朋 2テナークィンテット》メンバーは 岡崎正典(ts) 芹澤朋(ts) さんの2テナーフロントと 小沢咲希(pf) 大塚義将(b) 利光玲奈(ds) さんのトリオ。温かいサウンドで、二人のテナーの相性も良く、バッキングメンバーもよく音を聴いて行き届いたサポートで、気持ちのいい演奏でした。
▶女性の活躍が目立つようになった日本のジャズシーンですが、以前に比べて皆さん本気度が違ってきているように感じられます。このユニットは岡崎さんがリーダーで作曲アレンジもされますが、彼はシャイなので「影のリーダー」が性に合っているので、そうしようか、などと話されていました。最近は作曲も精力的にされていて、昨夜も6曲演奏。素直な良い曲で、聴いていても気付きませんでした。彼の作曲の並ならぬ才能を感じた夜でした。
▶1st stage…岡崎作♪Losing Time、ジム・ホール♪Slam、岡崎作♪Mary’s Sliding Doors、ミュージカル「フィニアンの虹」よりスタンダード曲♪Look To The Rainbow、岡崎作の前日にできた曲♪Masked Warriors (仮面の戦士)…カッコイイ曲でした。
▶2nd stage…岡崎作♪Sleigh Ragae…レゲエのリズムを使った曲。聴きにいらしていた新村みこと(ts)さんを呼び上げ3テナーで演奏。ミュージカル「そして天使は歌う」よりジミー・ヴァン・ヒューゼンの♪It Could Happen To You。ドラムイントロから♪Six or Less、バラード♪Not Unless You Try、ドラムスをフィーチャーしてC.ブラウン♪Sweet Clifford…素敵でした。
▶それにしても渋谷などはどこもかしこも工事だらけ。タクシー帰宅も渋滞で迂回して随分時間がかかりました。運転手もグチをこぼすことしきり。2020年に向けての突貫工事だそうで…東京五輪の経済効果って、ホントですか?マイナス面もちゃんと計算してるのかしら。

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