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デイリーレポート

お店を包み込んだ申し分のない柔らかなギタージャズ

お店を包み込んだ申し分のない柔らかなギタージャズ

Kyoko

2018年03月03日 土曜日

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▶春の足音がすぐそこまで聴こえてきたような3月最初の週末金曜日。でも夜はまだまだ寒い感じの昨夜、サイドメンバー片倉真由子(pf) 増原巌(b) 高橋信之介(ds) さんの《井上智ギタークァルテット》を楽しみました。真由子さんがインフルエンザにかかったので心配でしたが、元気な姿を見て安心しました。真由子さんの存在は、特にこのユニットには代わりの人がほとんどいない大切なピアニストです。柔らかなジャズサウンドは、とても心に届く演奏でした。
▶1st.stage…イギリス民謡♪Green Sleeves から演奏開始。C.パーカーの♪Scrapple From The Apple、バラード♪What’s New…語りかけるようなピアノソロが素敵でした。ハードバップ時代を作ったホーレス・シルバーの♪Jusy Jusy…油っぽいハンバーグの事だそうです。R.ロジャースの季節モノ♪It Might As Well Be Spring (春のごとく)。
▶2nd.stage…井上作♪Going Home Whistle、井上さんの先生ジム・ホール作♪Something Special、M.ルグラン♪I Must Believe In Spring、井上作♪Imagenery Japanese Folk Song…想像上の日本のフォークソング。井上作♪Monk The Thing、アンコールは♪Softly As In A Morning Sunrise。ホントに爽やかに終わりました。
▶途中でお店を抜け出しブルーノート東京に出演中のロイ・ハーグローブさんに会いに行きました。ロイさんの体調が心配でしたが、昨夜は元気で安心しました。海野雅威(pf)さんもメンバーです。海野さんのピアノが良く鳴ってバンドのサウンドが引き立っていました。日本公演が終わるとNYに帰ってすぐロシアツアーに行くようです。活躍の場が広がった海野さんのこれからが楽しみですね。当店に出演されていた頃にNYに渡ってもう10年になる海野さん、向こうで奥さんと助け合いながら成長しているようでとても嬉しかったです。帰りにお店に寄ってビールを美味しそうに飲んでホテルに帰られました。ロイさんはお店には立ち寄らずすぐホテルに変えられました。昨日は人工透析日だったようで演奏中は全く感じませんでしたが、楽屋では少しお歳をとられた感じがしました。

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