【今年50周年 東京の老舗がいま熱い】
「NYのジャズクラブみたいね」
欧米インバウンド客にも高評
渋谷公園通りの“ライブジャズ専門店”
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(2024年3月1日付 Mar.1st)

デイリーレポート

柔らかく厚いサウンドが店内を多彩に満たした夜

柔らかく厚いサウンドが店内を多彩に満たした夜

Kyoko

2017年03月11日 土曜日

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▶山田拓児(as,ss) さんが同世代の優秀なミュージシャン 和田充弘(tb) 田窪寛之(pf) 千北祐輔(b) 濱田省吾(ds) さんを集めて行われたクィンテットのライブ。スタンダード曲と山田さんのオリジナル曲を演奏しました。ピアノにはバークリー音大の同級生だった田窪寛之さん、ベースはよく一緒に演奏している千北祐輔さん、ドラムスは若い濱田省吾さん。そして今回当店初出演のトロンボーン奏者は、山田さんがその膨よかな音色が好きだという 和田充弘さん。
▶私は演奏の音を聴いて、曲によって楽器の持ち替えをする山田さんが、上手い上に彼と相性が合う人を選んだのだな、と思いました。山田さんは今、社会人としてお勤めの方にサックスを教えておられますが、金曜日で山田さんの生徒さんが同僚の方を大勢お連れになりお食事をなさってステージを熱心にお聴きになっておられました。
▶1st.stage…ホーギー・カーマイケル♪Skylark、C.パーカー♪Chery、山田作♪Soplica…反対から読むとカリプソもちろんカリプソ調の曲で、ソプラノを吹きました。山田作♪Lake…スリランカに行った時、人口の湖がキラキラ輝く夕方の美しい風景を見て浮かんだという曲、ピアノとトロンボーンのソロが活きていました。山田作♪In A Reverse Way…4ビートの曲でアルトを吹きました。
▶2nd.stage…山田作♪Dancing In The Deep Blue Sea…海の青さと波が見えるようでした。♪Early Bird…アップテンポで2管が同時に出て朝の忙しさを感じさせました。只今イクメン中の山田さんがはお子さんによく早く起こされ、おもりをしている時に浮かんだ曲。市原ひかり作♪Revive…ソプラノで。山田作♪DB…変わったメロディーを2管で吹き途中からトロンボーンがミルトを付けて吹いた、まさにブルースでした。山田作♪Palms…モロッコの民族音楽に影響を受けて作曲した作品で途中にスタンダード曲♪ Empress of You のメロディが入りました。アンコールは旧いスタンダード曲♪When Lights Are Low…アルトとトロンボーンのユニゾンが心地よく終わりました。作曲をされる方は何をしていても頭の中に五線譜があるのでしょうか、羨ましい才能ですね。

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