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デイリーレポート

ギターレジェンド二人の「さすが」という演奏

ギターレジェンド二人の「さすが」という演奏

Kyoko

2016年04月28日 木曜日

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▶多くのギタリストに影響を与えた故ジム・ホールさんは、昔当店にもよくいらっしゃいました。その彼を尊敬している二人のギターリスト、井上智(g)さんと中牟礼貞則(g)さんのデュオ。特に井上さんは彼の死に水をとったくらい愛弟子。中牟礼さんはもう83歳ですが見るからに若々しい方で、毎日朝のジョッキングは欠かさず、移動もアンプとギターもって電車でされています。
▶そのお二人の演奏は繊細さと大胆さが上手くバランスが取れ、ジャズを熟知しているお二人のセンスが光り、ギターによる会話をされてるようなステージ。親子ほど年が離れていますがそんなことは全く感じない素晴らしい演奏でした。
▶1st.stage…♪C.ポーター♪I Love You、A.ピアソラの♪Oblivion(忘却)、♪Hear That Raniy day、B.ストレホーン♪Chelsea Bridge、3拍子の♪Sometime Ago、J.ホール♪Be Cereful…とても複雑な曲ですがさすがお二人です。
▶2nd.stage…♪DJango…ジャンゴ・ラインハルトに捧げられたお馴染み曲の後はソロの競演、まずは井上さん♪Detour(回り道)…味があって素敵な演奏でした。次は井上さんのソロでJ.カーン♪All The Things You Are…こちらも素敵。デュオでボサノバ名曲♪黒いオルフェ…デュオとは思えない厚いサウンドでした。♪Beautiful Love…このデュオも何とも言えず良かったです。アンコールはT.モンク♪Blue Monk で渋く締めくくりました。
▶息の合ったすばらしいデュオに、ギター好きの方やギターを勉強している方々が熱心に聴き入っておられました。中牟礼さんいつまでもお元気で良い音を聴かせてくださいね。井上さん素敵なデュオサウンド、ありがとう。

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