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デイリーレポート

気持ちのいい一日だった今年の春分の日

気持ちのいい一日だった今年の春分の日

Kyoko

2016年03月21日 月曜日

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▶春分の日の昨日、ギラ・ジルカさんの《アコースティック・ムード》メンバー、ギラ・ジルカ(vo) 竹中俊二(g) 中島徹(pf) さんのステージレポートですが…実は昨日、小曽根真さんのコンサートに行き、終演後にお食事会になって遅くなり、お店に出るとギラさんのステージがちょうど終わったところ。客席は満席に埋まり、大変盛り上がったようでその空気がまだ覚めやらない状態でした。それで(ギラさんには謝りましたが)今日のレポートブログは替わりにそのコンサートのことをご報告させていただき、ステージ写真だけ掲載させていただきますね。
▶桜木町の神奈川県立音楽堂で行われたそのコンサートは、ゲストとして当店でもお馴染みの 近藤和彦(as,ss)さんも出演されました。私は初めて訪れたホールでしたが、主にクラシックが演奏される1,000席以上入る大きな歴史あるホールで、全てが「木」で作られており、とにかく生音が素晴らしいホールでした。
▶第1部は小曽根さんのソロで主にオリジナル曲が中心。音が出た瞬間に、大きな会場いっぱいにピアノの生音がよく響き渡りました。そして小曽根さんらしいMCもいろいろ楽しめました。MCのお話と併せて何曲かをご紹介します。
▶♪Spring Is Here…ジョージ・ムラツさんとロイ・ヘンズさんとでレコーディングしたデビューアルバム。バークリーに入学した時、英語が出来なかったので一番下のクラスに入れられ授業に出ると、内容は知っている事ばかり。日本に帰りたいとお父様に電話したら、その前に先生にピアノを聴いてもらいなさいと言われトライして弾いた曲がこの曲。そしたら今度はいきなり一番上のクラスに入れてもらえて帰国をやめた話でした。そこで帰国したら今の彼はなかったのですね。ショパンとA.C.ジョビンをうまくミックスして、気持良い演奏を聴きました。
▶小曽根さんが板付きでそのままピアノを弾き始めると、客席から近藤さんがサックスを吹きながら舞台に登場し、第2部が始まりました。♪Little Pale Brownie…近藤さんの愛犬トイ・プードルに捧げられた曲で、3年前に水戸でデュオした以来の共演でその時からの宿題でした、と。とてもきれいな可愛いワンちゃんが想像できました。
▶最後は二人の「音の会話」を即興で演奏して盛り上がりました。で、アンコールの前に「南青山のボディ&ソウルの京子ママが見えています、今日の二人もお世話になっています、ママどこですか…」と舞台から言われ、突然のことでドギマギしつつ立ってお辞儀をしました。すると「あ、隣りに55レコードの五野社長を見つけましたので紹介します」そして次には、やはり会場にいたペコちゃんに「僕のノーネームホーセスバンドのきっかけを作ってくれた伊藤君子さんです」。
▶ペコちゃんを舞台に呼出してその場で♪What A Wonderful World を津軽弁バージョンを交えて歌いました。きれいな澄んだ歌声に聴衆の皆さん感動して大喝采になりました。私も思わず目頭が熱くなりました。小曽根さんのこうしたご配慮には、いつもながら頭が下がるばかりです。
▶その後、楽屋に行くと想定以上の長時間のサイン会。人気のほどがわかりますね。小曽根さんのお母様もいらしてて、では皆で中華街に食事に行きましょうとお誘いいただき、何年ぶりかしら中華街で美味しいお料理を、小曽根さんのご家族、近藤さんのご家族とペコちゃんと一緒に御馳走になりました。小曽根さんは、そのままその夜羽田に泊まって早朝に空路釧路でのソロコンサートへ。羽田に戻って成田からアメリカに、今度のチックさんとコンサートの打合わせリハをされるそうです。超一流は体力もエネルギーも超一流ですね。
ちなみに、詳しくは近藤さんご自身がFacebookにツィートされています。そちらをご覧ください。

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