デイリーレポート

涙がたくさんこぼれたバレンタインデー

涙がたくさんこぼれたバレンタインデー

Kyoko

2016年02月15日 月曜日

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▶バレンタインデーだった昨夜は、いま病魔と闘っている辛島文雄(pf)さんの当店2年ぶりのステージでした。メンバーは岡崎正典(ts)さんをフロントに迎えた 池尻洋史(b) 小松伸之(ds)の皆さん。
▶辛島さんは現在、抗がん剤の強い副作用で歩くこともできないほど大変なのですが、この夜のために数日前から用意万端整えての演奏でした。美意識の強い彼は、人前で弾く時はしっかりした演奏が出来なければ弾きたくない、と言っておられましたが、その通り、一旦鍵盤に触れるとミュージシャン魂にスイッチが入って、衰えを全く感じさせない演奏で、心を打たれました。
▶演奏メンバーは皆さん心をひとつにして、とても良い演奏でした。お客さまも、その余りに素晴らしい演奏に感動されていました。辛島さんはMCで「元気な時は自分ひとりで生きていると思っていたけど、病気になってみて人々に支えられて生きていることを実感している、感謝の気持で一杯です」と皆さんにお礼を述べられていました。
▶1st stage…まずピアノトリオで♪You Don’t Know What Love Is…最初の1音で辛島さんが帰って来た事を感じました。岡崎さんが入ってS.ロリンズ♪Sonnymoon For Two、♪Norwegian Wood(ノルウェイの森)…この曲はいろんな人がカバーしていますが昨夜は天下一品でした。♪My Funny Valentine…カップルのお客さまもいらしていたのできっと嬉しかったと思いますよ。テナーが素敵でした。J.ヘンダーソン♪Recorder Me…病気を吹き飛ばすように良くスウィングして楽しそうでした。
▶2nd stage…F.ハバード♪Up Jumped Spring…うちも外も春のような温かい夜でした。ノリが良かった♪Green Dolphin Street。そして私のために即興で演奏してくださった♪Blues For Kyoko…彼とはもう40年以上のお付き合いです。美しい響きに涙がこぼれ出ました。そしてよくスウィングする♪Milestone、最後に♪Body And Soul…心がこもっていて私は涙をこらえるのが大変でした。
▶あれだけの演奏したのですから、相当体力を消耗したと思います。でもピアノを弾く事が一番気持が充実するのだと思います。この次も彼の体調と相談しながら、出演をお願いしたいと思います。その時は満々席で迎えてあげたい。皆さまぜひいらしてくださいね。

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