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デイリーレポート

3つの弦楽器による繊細で美しい弦サウンド

3つの弦楽器による繊細で美しい弦サウンド

Kyoko

2015年11月06日 金曜日

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▶NYで活躍しているバイオリニスト、ミチ・フジさんの《スペシャル弦トリオ》メンバーは、ミチさんとともにジュニア・マウス トリオで活動しているレギュラーベーシスト ヒデ・タナカ(b)さん、そしてNY時代のジャズの先生であったギタリスト 井上智(g)さん。ミチさんのアルバム「Warmth & Innocence」発売記念ライブでもありました。
▶ミチさんは、日本ではまだあまり知られていませんが、低音から高音まで細かな音がとてもきれいでスケールの大きなバイオリン・サウンドです。名古屋出身で、渡米してNYニュースクールで奨学金を得て勉強され、すぐにジュニアマウスさんに認められて彼のバンドメンバーになった女性。根性もあり、綺麗な方で背も高くステージでも映えますから、これからきっと活躍され知名度も上がると思います。
▶1st stage…♪Bernie’s Tune、♪Moonglow、♪Warmth & Innocence Of A Child (John Blake Jr)…この曲は、アルバムタイトルになった曲で、その由来を話されたミチさんのMC。この曲を作曲した方は、ミチさんが習いに行ってたバイオリンの先生。彼が住んでいるペンシルバニアまで習いに行ってレッスンが始まりバイオリンを弾き出すと、自分の世界に入ってしまう先生で、ミチさんが「ちゃんと教えて下さい」と文句を言ったことがあったそうです。そのことが彼には深く印象に残っていたらしく、それがこの曲になったようです。でもリーダーライブのレコーディングを連絡すると、癌でお亡くなりになっていて、彼の息子さんにお願いして譜面をもらいレコーディングした、という曲です。孫のようなミチさんが「優しくて無邪気な子供」に見えたんでしょうね。♪Four On Six、♪Sunset And The ,Mocking Bird。
▶2nd stage…♪Love For Sale、♪Georgia On My Mind、♪Sweet Georgia On My Mind、井上作♪Song For Koto、♪Autumn Leaves、♪Jubilation、アンコールは♪Home On The Range。名古屋からご両親も応援にいらして、終演後はアルバムにサインをしたり、いらしてくれた方と写真撮影をしたり、久しぶりの帰国が嬉しそうでした。これから地方ツアーに行くといことです。ぜひ彼女の美しい弦の音を聴いてみてください。

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