【今年50周年 東京の老舗がいま熱い】
「NYのジャズクラブみたいね」
欧米インバウンド客にも高評
渋谷公園通りの“ライブジャズ専門店”
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(2024年3月1日付 Mar.1st)

デイリーレポート

桜にお客さまを奪われて寂しい中、いろいろ楽しんだ夜

桜にお客さまを奪われて寂しい中、いろいろ楽しんだ夜

Kyoko

2015年03月29日 日曜日

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▶桜がようやく咲き始めましたね。やっと春らしくなった感じで、皆さん夜桜のお花見でお忙しかったのかしら…普段の土曜日の夜らしくなく、出演者やお客さまに申し訳なくなるくらい寂しい客席の週末でした。グレース・マーヤ(vo)宮川純(pf)楠井五月(b)河村亮(ds)さんのメンバーで、マーヤさんは「桜に負けたワ」と言って残念がっておられました。マーヤさんはボーカリスト出演で張り切っていたようで、珍しくトレードマークの帽子なしで、背中が見えるワンピース。いつもとちょっと違う雰囲気でしたのに…
▶1st.stage…♪In the Mood for Love、♪All or Nothin’ At All、♪How Deep Is The Ocean、♪Willow Weep For Me、♪You Don’t Know What Love Is を宮川さんアレンジの8ビートで。バラード♪The Very Thought Of You、♪Lover Man。
▶2nd.stage…♪Blue Moon、♪Good Mornin’ Heatache、♪God Bless The Child、♪Summer Time、♪On The Sunny Side Of The Street。ここでお客さまがマーヤさんに弾き語りを聴きたいとリクエスト、それに応えて♪さくらさくら〜♪アメイジング・グレースを弾き語り。クラシックで鍛えた綺麗なピアノが響きました。ステージ中央に戻って♪Alright Okay You Win、久しぶりの♪Body And Soul、アンコールはマーヤ作♪Sad Samba…いつものように皆のコーラス入りでした。
▶先日カサンドラさん(C.Wilson)がブルーノート東京で公演した時に、マーヤさんは感動して三日間毎日聴きに行き、ウチに来てカサンドラさんとすっかり仲良しになりました。カサンドラさんの公演は、B.ホリデイ生誕100年記念でアルバムもリリースされた記念ライブで、昨夜はマーヤさんもB.ホリデイの歌った曲を多く歌われました。お酒の強いマーヤさんです、お客さまも少なくて終演後はちょっとした「飲み会」になったのですが、途中からマーヤさんがベース担当、楠井(b)さんがピアノを弾き、宮川(pf)さんがドラムをたたく、というセッションがはじまり、大いに楽しんで帰られました。それにしてもさすが皆さんプロのミュージシャンです、専門外でも上手いので驚きました。
▶番外報告:私の孫のレイくん(今度3年生になります)がサッカーの練習を終えて、お腹が空いたと帰りにパパとお店に立ち寄りました。来月はピアノ教室の発表会でいま練習中の曲があって、それを弾きたい、でも恥ずかしい、でも弾きたい…休憩中のマーヤさんに促されるように弾き始めました。けっこう長い曲なのに暗譜してて、小学2年生にしては(婆バカですが)そこそこヤります。居合わせたお客さまもビックリするほどで、大拍手されて本人大テレでした(結構テレ屋さんなのです。休憩時間中でしたが、皆さまにはお耳汚しになったかもしれません、ごめんなさいね)客席の寂しい店内で、時にはこんな店内も、ジャズクラブをやっている楽しさのひとつかもしれません。

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