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デイリーレポート

気持ちのいい生音が店内を満たしエリントンを堪能

気持ちのいい生音が店内を満たしエリントンを堪能

Kyoko

2015年03月26日 木曜日

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▶NYでご自分のトリオのレコーディングを終えて帰国したばかりの片倉真由子(pf)さんと、浜崎航(ts,ss,fl)さんによる今年初めての《Duke Ellington Songbook》ピアノも管楽器も生音での演奏で、気持の良いサウンドが店内を包みました。演奏曲はもちろんエリントンのもの。A-Train をはじめ彼と一体とも言える共同作曲者ビリー・ストレイホーンのものが、エリントンの曲とされているものも多数あります。ピアニストB.ストレホーンはクラシックをやりたかったけれどエリントンに会って一緒に作曲するようになった方です。昨夜のMCは、主に浜崎さんでした。
▶1st.stage…♪I Didn’t Know About You、♪I Never Felt This Way Before、♪Satin Doll、映画「Anatomy of a Murde 殺人の解剖学」から♪Low Key Lightly…この映画にはエリントンも出演しているそうです。ソプラノサックスを吹いた♪Mystery Song…この曲以外はテナーを吹きました。♪Lotus Blossom…ケニー・ドーハムで知られていますね、これもB.ストレイホーン。
▶2nd.stage… フルートを吹いた♪Sunset And The Mockingbird、テナーを吹いた♪African Flower、明るい曲♪A Let a Song Go Out of My Heart、♪All Too Soon。B.ストレイホーンがが入院した病院で作曲したという♪UMMG…病院の名前Upper Manhattan Medical Group、♪Blood Count…ストレイホーンが自分の血が落ちたのを見て作った曲、なんでも音楽にしてしまう彼の凄いところですね。アンコールは♪It Don’t Mean A Thing…とても良くスイングしていました。
▶生音がとても心地良い いい音でしたが(もちろん奏者がいいのですが)浜崎さんが吹いていらしたテナーとフルートの楽器は日本の匠が制作したもの、同じくソプラノサックスは1920年代に作られた楽器でした。日本の技術は素晴しいですね。真由子さんが先ごろNYで録音されたアルバムは、彼女の5年ぶりのリリースで、発売は秋になります。そして、この二人のデュオ・アルバムもレコーディングされ今年中に発売になります。どちらも当店で発売記念ライブを行います。乞うご期待!皆さま応援よろしくお願いします。

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