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デイリーレポート

鳥肌が立つほどの凄い演奏に大歓声に包まれた店内

鳥肌が立つほどの凄い演奏に大歓声に包まれた店内

Kyoko

2014年12月13日 土曜日

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▶私はほとんど毎夜お店に出ていろんなライブ演奏を聴きますが、昨夜の《椎名豊NYクァルテット》椎名豊(pf)中村泰士(b)ルディ・ロイストン(ds)ティム・アマコスト(ts,ss)さんの演奏は、今年の三本の指に入るほど、とてつもなく凄い凄い演奏でした。さすが椎名さんが自らプロデュースされ、NYから招請して組んだメンバーです。
▶ドラマーのルディさんは、椎名さんがNYに度々行って捜し出したドラマーで初来日でした。もの静かでお酒も飲まない知的な方ですが、ドラムを叩くと別人のような物凄いドラミングで、お客さまもビックリしつつ大拍手大歓声。中村さんは今NYで20ほどものグループのレギュラー・ベーシストで超売れっ子だけのことはあります。借り物のベースなのに素晴らしいベースサウンドで、ベースの役割を熟知したような凄い演奏です。さすがジュリアード出身はダテではありません。
▶中村さんとルディさんとの素晴らしいコンビネーションのリズム隊に乗って、椎名さんティムさんが自由に気持良さそうに本領発揮。ティムさんは当店お馴染みのBSファミリーですが、NYですっかり中堅として活躍されている実力を実感しました。私は、まさに鳥肌が立つようなジャズの醍醐味に浸りました。客席の皆さんも老若男女、大興奮で終始歓声と拍手が止みませんでした。演奏は T.モンクの曲を1セットに1曲づつ。他はすべて椎名さんのオリジナル作品です。オリジナル曲でこんなに客席を沸かせるユニットも、あまりありません。
▶1st.stage…椎名作♪Fature Swing、♪Even、T.モンク♪Four In One…カッコ良いソロが入りました。椎名作♪Flowers、綺麗なでした。椎名作♪Movin’ Forces、 イントロベースから入って途中ドラムのソロが入り余りの凄さに、お客様は興奮していました。
▶2nd.stage…椎名作♪Up Down Blues、ティムさんのテナーが良く歌いました、椎名作バラード♪Walkin In The Clouds、ピアノトリオ演奏でG.ガーシュインの♪Nice Work If You Can Get It…三人の実力の凄さがよく出た演奏でした。ティムさんをフィーチャーして T.モンク作♪Rudy My Dear、椎名作♪Tuck Away。拍手がなかなか鳴り止まず…アンコールは椎名作♪Eternal。
▶音楽は実際に聴かないと素晴しさや感動を伝えることができず、言葉がむなしく思います。とにかくすごい演奏で感動し、ぜひもう一度味わいたいと思うステージでした。このメンバーのツアーは昨夜の当店が最終日。皆さん、今日帰国の途につかれました。日本に残る椎名さんは、送り迎えはもちろん、今回のツアーの手続きやら宿泊手配やらを全部お1人でやられました。自分の音楽のためには労を惜しまない方です。ジャズの醍醐味を堪能させてくれた椎名さん、お疲れ様、ありがとうございました。

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