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デイリーレポート

選曲も演奏もアレンジも往年のジャズファン垂涎

選曲も演奏もアレンジも往年のジャズファン垂涎

Kyoko

2017年05月25日 木曜日

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▶久しぶりの《岡崎ブラザース》フロントに岡崎兄弟 岡崎好朗(tp) 岡崎正典(ts) バックメンバーは若手 菊池太光(pf) 千北祐輔(b) 鈴木宏紀(ds) さんの演奏は、特に往年のコアなジャズファンにはたまらないステージでした。ジャズの名曲をこのバンド用にアレンジ、音色も綺麗で、楽器がよくコントロールされていて、しかもよくスウィング。太光さんのまろやかなタッチのピアノとも相性抜群。リズム隊もよくスウィング。ライブ演奏でなくては味わえないジャズらしい演奏を楽ませていただきました。
▶1st.stage…シダー・ウォルトン♪Firm Roots、C.ブラウン♪Joy Spring…二人のユニゾンが心地よかった。S.ロリンズ♪Pent-Up House、好朗さんがフリューゲルホーンを吹いたバラード♪Portrait of Jenny…楽器がよく歌っていました。コルトレーン♪Mr.PC…PCとはポール・チェンバースのことで彼に捧げられた曲、ベースの千北さんがイントロを汗びっしょりになるほど真剣な迫力で弾いていました。
▶2nd.stage…T.モンク♪In Walked Bud、フロント陣のソロが素敵でした。C.ブラウン♪Sandu…ピアノトリオでイントロが始まり、フロントが美しいユニゾンで付けていきました。F.ハバード♪Up Junped Spring…好朗さんフリューゲルホーンを吹いてワルツで楽しそうに聴こえました。正典さんのテナーをフィーチャーして「社歌」♪Body And Soul…テナーが良い音色で歌っていました。雰囲気を変えて♪Cherokee…それぞれがソロを取りました。アンコールは♪All of You。
▶ジャズクラブらしい選曲と演奏でしたが、雨がぱらついたせいかお客さまはイマイチでした。ジャズの黄金時代を知っているジャズファンだけでなく、最近ジャズを聴きはじめたいわゆる初心者の方にも、ぜひ聴いていただきたい選曲とジャズ・サウンドです。こんなに良い演奏です、私も満席の中で聴きたいですね。
P.S. 垂涎…すいぜん(すいえん とも読みます)最近はあまり使われない漢字ですが「よだれを垂らすくらい欲しがる」の意味。

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