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デイリーレポート

全曲が新鮮で緊張感とバラエティあるオリジナル曲

全曲が新鮮で緊張感とバラエティあるオリジナル曲

Kyoko

2017年03月30日 木曜日

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▶昨夜のメンバーは、三木俊雄(ts) さんがブッキングしたメンバー、鈴木よしひさ(g) 岡田次郎(b) 加納樹麻(ds) さんですが、実は「Tail Wind (追い風)」というユニット名で時々活動されていたようで、私は初めて聴かせていただきました。リーダーは鈴木さんで、10年ほど前に当店に出演されていました。ジャズ演奏家には大きく分けて二つのタイプがあります。ジャズの伝統を大切にされている方と、新しい音楽に挑戦する方と。このユニットは、後者でした。
▶演奏曲はほとんど鈴木さんのオリジナル曲。作曲にも二つのタイプがあります。ふと頭に浮かんだ曲を譜面にされる方と、徹底して時間をとって集中して作曲するタイプ。鈴木さんはこれも後者ということです。ギターとベースの相性が阿吽の呼吸でとてもいいサウンドで、三木さんのテナーも新鮮に聴こえました。加納さんも、全体の音を聴いて素晴らしいドラミングでした。
▶1st.stage…♪Like A Mine…6拍子の曲、♪Stride…7拍子の曲、♪Upper Left…9拍子の曲。♪Unaffected…飾り気のないと言う意味、曲もそんな感じ。♪Expand 4。全曲鈴木さんのオリジナル曲で、変拍子の曲が面白かったです。
▶2nd.stage…三木作♪Next Channel…この曲は聴き覚えがありすぐわかりました。鈴木作♪The Cecond、♪Majon Operation…ベースソロが入りました。三木作♪Saudade ポルトガル語で郷愁、岡田作♪オバタラ(ラテン社会で信仰されている多神教の神)、アンコールはヴィンス・メンドザ♪Sotto Voce (イタリヤ語でそっと囁いての意味)。拍手が止まずもう1曲♪Don’t Step on Three で終わりました。
▶この年度末の時期は、その日に急な出張だったり残業が延びたりが多いようで、ご予約者のキャンセルが目立ちます。昨夜は水曜日でノー残業デーでしたが、期末であまり効果はないようです。早く桜がぱっと咲いて心を和ませてほしい、私も頭を悩ましている今日このごろです。

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