【今年50周年 東京の老舗がいま熱い】
「NYのジャズクラブみたいね」
欧米インバウンド客にも高評
渋谷公園通りの“ライブジャズ専門店”
4月のスケジュール更新済み
★スタッフ緊急募集中★
(2024年3月1日付 Mar.1st)

デイリーレポート

綺麗なビ・バップサウンドが響いた発売記念ライブ

綺麗なビ・バップサウンドが響いた発売記念ライブ

Kyoko

2017年03月01日 水曜日

2 コメント

▶かつて「What’s Up」というグループを率いて10年近く活動されていたベーシスト増原巌さんが、新たに若手 石田衛(pf) 市原ひかり(tp,flh) さんとドラムレストリオを組んではじめたのが「OMD」One More Drink です。今度、アルバム「Chamber Music 」をリリース。その発売記念ライブでした。
▶ジャケットはひかりさんの絵とデザインで、ベースに旗の付いた船のイラストが可愛い素敵なジャケットです。彼女は個展をするほど絵の才能も豊か。今度、今週の日曜日に当店で、紗里(vo)さんとのダブルボーカルで「ひな祭りスペシャル」として出演されますが、歌も歌う多彩な才能の持ち主です。
▶ビバップの基礎が素晴らしい石田さんのピアノを選んだのも、かつてハードバップ・ユニット「What’s Up?」を率いていた増原さんらしいですね、流石です。演奏は増原さんの曲を主に演奏。彼は無口ですが、音楽に対する情熱を秘めていてコツコツと良い曲を作っています。
▶1st.stage…♪Be My Love、♪Thedia、♪I’ve Never Been、♪That’s Not Cool At All、♪Too Shy Too Say、♪How Long。
▶2nd stage…♪I Can’t Live Without It、♪Indigo Blue、♪Orgel、♪One Place To Another、♪Hope for Pyotr…この曲はチャイコフスキーが大好きな増原さんが寝ていたらメロディーが鳴り止まず、起き上がって譜面を出して書いた曲、というチャイコフスキーに捧げた曲。ちなみに Pyotr(ピュートル) はチャイコフスキーのファーストネーム。とても良い曲でした。ミュージシャンは寝ても頭の中に音符があるのですね。
▶アンコールはスタンダードナンバー♪Stella By Starlight…聴きにいらしていた 鈴木瑤子(pf)さんとニラン・ダシカ(tp)さん(石若駿さんの時出演されました)とが飛び入り参加されました。ほとんどの曲が新しいアルバムに入っています。シンプルで綺麗なサウンドのこのユニット、お客さまもとても気に入られたようで、アルバムもたくさんお買い上げ頂きました。次回は6月14日(水)です。特にビ・バップが好きな方、ぜひいらしてください。ワン・モア・ドリンク…粋なユニット名に併せて、昨夜と同じく、プロのバーテンダー佐々木クンの作る美味しい本格カクテルの割引サービス付きですよ。

1702280317022802170228011702280417022806

コメント2件

  1. 増原 巖 says:

    いつも素晴らしいコメントをありがとうございます。いつも、とても京子ママのコメントには勇気付けられます。熱心に聴いてくださるお客様と、素晴らしいスタッフに囲まれて演奏するのは、いつもいつも至福の喜びです。もっと素晴らしい音楽を演奏できるようになって皆様にお返ししたいです。

    ひとつだけ訂正を、アルバムのタイトルは「Chamber Music 」なんです。よろしくお願いします。

    • Kyoko says:

      増原さま、
      アルバム・タイトル、間違えてごめんなさい。早速訂正しました。
      お読みいただいている方々、
      そういうわけですので、訂正させていただきます。お詫びいたします。まだお聴きでない方、ぜひ聴いてみてくださいね。