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デイリーレポート

研ぎすまされた極上のトリオ演奏に感動した月曜日

研ぎすまされた極上のトリオ演奏に感動した月曜日

Kyoko

2016年11月08日 火曜日

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▶若井優也(pf) 楠井五月(b) 石若駿(ds) さんのトリオは昨夜が2回目の出演でした。若井さんは毎月でも一緒に演奏したいということですが、楠井さんも石若さんも超売れっ子で忙しくなかなかスケジュール合わせが大変です。それで間が空いてしまいますが(次回も2ヶ月後です)それぞれが一緒に演奏したいとの思いが昨夜も良く出ていました。
▶サイドメンの二人はよく勉強していて音に対する反応が早く、センスもいいので二人のリズム・セクションが気持よくて、ピアノが自由になってどんどん発展し、それにまたセンスよく応えてくれる…研ぎすまされたジャズらしい極上のトリオ演奏でした。音楽に対する三人の考え方が同じなのだと思いました。このトリオなら、世界どこに出しても通用すると思いました。
▶1st.stage…♪With A Song In My Heart…ミュージカル「情熱の狂騒曲」のテーマで私の若い頃ヒットしていた曲です。J.カーン♪All The Things You Are…コンボセッションでの定番曲。♪The Nearness of You…イントロから中ほどまでピアノとベースのデュオでドラムがマレットからブラシで入り物凄く綺麗でした。J.コルトレーン♪Count Down…アップテンポで三人が自由になってスピード感が凄く良い感じでした。ビートルズの♪Strawberry Fields Forever。
▶2nd.stage…聴きに見えていた音大1年生の松原慎之介(as)さんを呼出してD.ブルーベック♪The Duke…松原さんとても良い音でしたよ。彼は札幌出身で石若さんの後輩。5歳からアルトサックスを吹いているということで音が身体に染み付いていました。「上手くいくかな」と石若作♪New Waltz、若井作♪11月のWaltz…ワルツを2曲。大丈夫、上手くいきましたよ。♪Misty…始めはソロかと思いましたが途中からトリオになりました。山本剛さんの十八番でいつも剛さんで聴いていますので、新鮮な感じがしました。ベースとドラムスをフィーチャーして♪Our Love Is Here To Stay…ドラムはブラシでソロでした。素晴らしかった。アンコールはC.パーカー♪Conformetion。
▶選曲もバラエティーに富んでいました。充実した素晴らしい演奏で、お客さまも熱心に聴いておられました。前回よりお客さまも多く、きっと、だんだん人気が出てくる予感がしました。次回は来年1月14日(土曜日)、このトリオにサックスが入っておおくりします。このトリオの将来が楽しみです。

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