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デイリーレポート

先月のあの驚異的なジャズの感動が蘇った夜

先月のあの驚異的なジャズの感動が蘇った夜

Kyoko

2016年09月09日 金曜日

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▶アメリカのJPCコンテストで優勝された 大林武司(pf) さん、札幌で活躍している粟屋巧(b) さん、彼は渡辺貞夫バンドのベーシストに抜擢されたベースらしい音のベーシストです、それに天才ドラマー、ユリシス・オーエンスJr(ds) さんのトリオメンバーは、昨夜が日本での最後のライブで、ユリシスさんは今日他のツアーでカリフォルニアに発たれました。
▶8月に「New Century Jazz Quintet」2 Daysでは、驚異的なサウンドで満席のお客さまを大満足させたあの感動の日がまた蘇った凄いトリオサウンドでした。ユリシスさんは、とにかく繊細なのにダイナミズムがあって、口では言い表せない凄いドラマーでした。大林さんもご自分の世界をしっかり持っていて、やはり凄いテクニックがあり一音一音に魂が入っているような凄い説得力です。その大林さんに、ここのピアノは最高で気持よく演奏出来た、ありがとうございますと感謝されました。いい演奏を聴かれた上お褒めいただき、嬉しくなりました。ケアに力を入れていて報われる思いです。ツアーで毎日違うピアノを弾いてきたので、すぐに分かるようですね。
▶1st.stage…大林アレンジの♪A Love Is Here To Stay、4ビートの♪There’s No、ユリシス作♪Red Chair …彼のリビングにある椅子、イントロはマレットで後はブラシで演奏されましたがとても気持の良い曲です。ピアノイントロから♪Body And Soul…ユリシスさんは全編ブラシでした。彼のブラシは秀逸です。K.バロン♪Voyage…アップテンポで躍動感溢れる曲をユリシスさんスティックで、NCJQ のレギュラーベーシスト中村泰士作♪Burden Hand…粟屋さんのベースも素敵でしたよ。中村さんは仕事で一足早くNYに帰られました。
▶2nd.stage…ピアノとドラムスのデュオで絶妙なコンビネーション♪My Favorite Things…実はこのデュオがNCJQ結成の大本です。トリオで ♪London Town、C.ウォルトン♪Firm Roots…ドラムのスティックからから出たカッコイイ曲。大林アレンジの綺麗な♪見上げてごらん夜の星を…徹頭徹尾ジャズになっていました。E.マルサリス♪Singing Happy…よくススウィングしていました。アンコールはフランス映画「危険な関係のブルース」から♪No Problem…A.ブレーキーバンドの懐かしい曲。
▶選曲も素晴らしく大変楽しいラストライブでした。最後の夜なので満々席で盛り上げたかったのですが、都内で幾つかのお店のギグありそうはいきませんでした。でも3回も当店でこのサウンドが聴けて、こういうジャズが大好きな私にとっては至福の時を3回過ごせてハッピーでした。皆さん、ありがとう。

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