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デイリーレポート

自然体で伸び伸び歌う楽しいステージ

自然体で伸び伸び歌う楽しいステージ

Kyoko

2016年08月28日 日曜日

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▶今週は月曜日は台風上陸のためお店を臨時休業しましたが、スペシャルライブが3日間あってお陰さまで大好評満員でした。そんな週末土曜日、ペコちゃん伊藤君子(vo) さんの今月のバッキングメンバーは、片倉真由子(pf) 坂井紅介(b) ジーン・ジャクソン(ds) さん。多くの特にベテランボーカリストは、バックメンバーの音楽性やキャラによって、歌いやすかったり、自分が追求するボーカルが上手くできたり、バックに大きく左右されます。長年ステージに接している私には、それがよくわかります。
▶夏らしい素敵な衣装で登場した昨夜のペコちゃんは、とても歌いやすそうで楽しそうで、素直に自然体で歌っているように見えました。客席には、青森から出張で初めてみえたカップルがいらして、津軽弁が大受け。ペコちゃんが詞の説明を津軽弁ですると、その男性が他のお客さまのために標準語に訳して披露すると、また大受け。ステージングや客席とのやり取りもペコちゃんらしい楽しさでした。
▶1st.stage…津軽弁バージョンを3曲♪My Favorite Things、♪Over The Rainbow、♪Blue Moon。つい先日お亡くなりになったギタリストにしてハモニスト、トゥーツ・シールマンスの代表曲♪Bluesette…ペコちゃんのこの曲は絶品です。武満徹作♪Mi Yo Ta…この曲もペコちゃんならでは。トニー・ベネットのグラミー曲♪Who Can I Turn To? を津軽弁で。♪Can’t Help Lovin’ Dat Man、♪Quiet Night of Quiet Stars。
▶2nd.stage…♪Black Coffee、♪You’ve Got A Friend。ピアノイントロとボーカルで出た♪If I Could…真ん前に座っていらした女性が感極まって号泣されていました。♪The Bridges、津軽弁♪Come Rain or Come Shine、♪Save The Last Dance For Me…伊奈かっぺいさんの訳詞が面白くて、青森の方は大笑いでした。その場のリクエストに応えて♪You’d Be So Nice To Come Home To、「社歌」♪Body And Soul、♪No More Blues、アンコールは津軽弁バージョンの♪What A Wonderful World。
▶ペコちゃんも気持良く歌えたとバックの3人に感謝されていました。とりわけ、ジーンさんの素晴しさを実感されたようでした。私はドラマーに厳しい、とよく音楽関係者に言われます。今週のスペシャル NCJQ のレポート・ブログでも書きましたが、ジャズはドラマーの演出力が大きく作用すると思うからです。日本には本当にいいドラマーが少ないのは残念です。ま、それはそれとして、昨夜は週末に相応しいライブになりました。

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