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デイリーレポート

PAなしの柔らかい音が店内に…でも残念だった客席

PAなしの柔らかい音が店内に…でも残念だった客席

Kyoko

2015年07月10日 金曜日

1 コメント

▶毎日の雨でうんざりしてしまう今日このごろ、さすがに今日は梅雨の谷間でしょうか、久しぶりの陽射しのような気がします。昨夜の片岡さんリーダーの片岡雄三(tb) 紅野智彦(pf) 生沼邦夫(b) 広瀬潤次(ds)さんのクァルテット。片岡さんもお客さまの入りを心配されSNSなどで努力してくださいましたが…いつになく客席が寂しく、片岡さん得意のユーモラスなMCも肩すかし気味でお気の毒でした。お客さまの半分は学生さんでしたでしょうか、大学ジャズ研のトロンボーン奏者やドラマーがちょうど前の席に陣どったので、彼らに解説・話しかけながら進行されました。
▶1st.stage…♪You Don’t Know What Love Is…片岡さんが最初にこの曲を演奏するのは珍しいです。W.ワラーの旧い曲♪Jitterbug Waltz(尺取り虫のワルツ)、T.モンクの♪Blue Monk…トロンボーンで聴くあのメロディーもなかなかですね。B.ヤング♪My Folish Heart…美しいバラードです、柔らかいトロンボーン・サウンドに店内はシーンとうっとり。明るくサンバのリズムでR.ロジャース♪It Might As Well Be Spring。
▶2nd.stage…C.ポーター♪So In Love…日曜洋画劇場のテーマソング。当店のお知らせ欄でお知らせした、先日亡くなった菊池雅章さんがソロでよく弾いていました。A.C.ジョビン♪Someone To Light Up My Life…片岡さんは原曲のポルトガル語で曲名を紹介されたのですが…英語で分かりました。聴きにいらしていた片岡さんの弟子の中山ユウキさんを呼び出して一緒にA.C.ジョビンの難しい曲を演奏(曲名が分かりませんでした、ごめんなさい)♪バラード♪Crazy He Calls Me、片岡作♪Turkish Train…この曲名はIS(イスラム国)に殺されたジャーナリスト後藤さんが命名した曲名です。片岡さんの同級生、親友に心を込めて吹かれました。

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コメント 1件

  1. 「Someone To Light Up My Life」ポルトガル語では「Se Todos Fossem Iguais A Você 」ですね。
    ボサノバ好き、ブラジル音楽好きにはポルトガル語の曲名の方が馴染みがあります(とは言っても、単語の数が四つ以上になるとなかなか覚えずらいのですが・・・)。