【今年50周年 東京の老舗がいま熱い】
「NYのジャズクラブみたいね」
欧米インバウンド客にも高評
渋谷公園通りの“ライブジャズ専門店”
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(2024年3月1日付 Mar.1st)

デイリーレポート

もっともっとノセて演奏させたかった…素晴らしい演奏

もっともっとノセて演奏させたかった…素晴らしい演奏

Kyoko

2015年05月11日 月曜日

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▶イスラエル出身でNYとパリを拠点に活動されているシャウリ・エイナブ(ts,ss)さんをフロントに、フランス人トリオのバック、ポール・レイ(pf)フロレンス・ニッセ(b)ゴーティエ・ガリーク(ds)さんのメンバーによる【BODY&SOUL Special】の昨夜、大変残念、というよりちょっとジャズファンに苦言を言いたいほどミュージシャンたちに同情する寂しい店内に、素晴らしいジャズサウンドが満ちました。
▶確かに彼らは初来日で日本では無名に近い存在ですし、本格的な連休明けを控えた日曜日の夜というタイミングの悪さもあります。ビッグネームではありませんからブルーノートが招請するように豪華な搭乗便もホテルも用意されません。宣伝やPRも十分ではありません。でも、BODY&SOULに出演してもらう以上、ビッグネームに引けをとらない素晴らしい演奏をするミュージシャンたち。日曜日にわざわざ来ていただいても、決してお客さまには失望させないつもりです。
▶昨夜の演奏はそんな演奏でした。エイナブさんのテナーは、1音目からジャズのテーストにあふれた音色。ポールさんのピアノは凄いテクニックとメリハリの効いたタッチでプレイスタイルもとてもカッコイイ。ドラムスは決して煩くないセンスのいいドラミングとしっかり土台を支えるベース。それら全体が絶妙のバランスで紡ぎだすスタンダード曲とオリジナル曲。その上、全員が若く礼儀正しいイケメン揃い…この先、きっと世の中に名前が出るにちがいありません。私が連絡していらして来ていただいた数少ないお客さまたちも、大変感動されてお帰りになられました。
▶1st.stage…C.ポーター♪Love For Sale、ソプラノサックスでシャウリ作♪Copenhagen(コペンハーゲン)…デンマークに行った時の作曲だと思います。シャウリ作♪1415…クラシックからアイデアを得て作られた曲で、曲名の14と15の音楽的な意味を聞いたのですが無学の私にはよくわかりませんでした。バラードで ♪I Surrender Dear…とても素晴らしかった。M.ジャクソン♪I’m So Blue。
▶2nd.stage…シャウリ作♪The Traveler、♪Ten Weeks、ドラムソロが入った♪Tao Main、♪Tea For Two〜♪You and Me、バラード♪Body & Soul…心のこもった素晴しい演奏でした。シャウリ作♪The Damelin、アンコールはB.ストレイホーン(+D.エリントン)♪Isfahan でした。ツアーは連日で京都、名古屋を回って再び都内に戻ります。ぜひ、お聴きになってみてさい。きっとご満足されると思いますよ。

=====番外報告=====
▶昨日は、孫のレイくんのピアノ発表会でした。時々私のこのブログにも登場しますからご存じの方もいらっしゃると思いますが、彼は当店の開店記念日の8月8日、しかもDDさん(DDブリッジウォーター)のお孫さんと同じ日に生まれて、今は小学3年の8歳になりました。発表会は世田谷公会堂、今年が5年目で髪も短くしてすっかり少年のようになりました。曲はモーツアルトキラキラ星の主題による変奏曲です。
▶今年は上級者の第4部に、高学年や中学生に混じっての演奏でしたが、相変わらず「ピアノの弾けるサッカー選手」が夢で、だから優先順位はあくまでサッカー。今は3つものサッカー・クラブに入っていて、昨日も朝早く起きてピアノを少し弾き、そのまま昼過ぎまでサッカーの練習。クタクタに疲れて仮眠してすぐピアノ発表会にやって来ました。そのせいか、練習を聴いた時より少しだけ出来が悪かったかしら。でも長〜い曲をよく暗譜してしっかり弾けましたよ。
発表会のビデオです。 (or 映像が出ない方はこちらをお試しください) いきなりバッテリーが切れてその交換で少し映像が途切れましたが、長い曲ですから何とか記録することができました。よろしかったら聴いてみてあげてください。

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