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デイリーレポート

続いたベーシストのリーダートリオ 違いを楽しんだ夜

続いたベーシストのリーダートリオ 違いを楽しんだ夜

Kyoko

2015年03月14日 土曜日

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▶特に意図したわけではないですが、ベーシストがリーダーのトリオの日が続きました。昨夜は、中村健吾(b)さんが信頼を置く若い菊池太光(pf)さんとデニス・フレーゼ(ds)さんを起用してのステージで、リーダーとしてご自身のストーリーを演奏の合間に織り交ぜて演奏されました。
▶19歳の時にアメリカに行き、周遊券を買ってバスで一人旅をされたそうです。その時は長髪ロックスタイルで音楽もロックだったそうですが、ニューオリンズに行ってサッチモの銅像を拝んでからジャズに目覚めたそうです。それでバークリーに入学し卒業するとすぐNYに修行に行って多くのミュージシャンと共演して20年あまり。その時に小曽根さんとも親しくなって、こうして東京を拠点に活動されています。
▶寒さも和らいで客席はグループでいらした方が多く、金曜日の割に賑わいました。最近の金曜日は、皆さん残業がお忙しいようで、お客さまが少ないのが当たり前になりました。時代は変わったものですね(花金・花木なんていつの時代だったかしら)ミュージシャンもお客さまのエネルギーを感じて熱気に応えるような、軽やかによくスウィングする演奏を繰り広げました。
▶1st.stage…健吾アレンジの♪Desert Moon Light (月の砂漠)、健吾さんはC.ミンガスが大好きです♪ Nostalgia In Time Square、D.エリントン♪The Shepherd、バークレー時代に毎朝聴いていたというB.エバンスのアルバムから♪My Foolosh Heart、スタンダード曲♪Sweet and Lovely、健吾アレンジの♪Mingus Fingers…ノリノリの演奏でした。
▶2nd.stage…健吾作♪Wango Tango…覚えやすくて耳に心地よい曲でした。健吾作♪OP-OZ…この曲はO.ピーターソンと小曽根さんに捧げた曲ですが昨夜は菊池さんのアレンジで演奏しました。健吾作♪Cat Walk、♪Lullaby、♪Do You Know What It Means to Miss New Orleans…彼女を捜し歩く1944年の曲ですが、その頃ニューオリンズのミュージシャンがシカゴやニューヨークに移って行ったようですね。健吾作♪Generations、アンコールはスタンダード曲♪I’ve Never Been in Love。健吾さんの温かい人柄がにじみ出るサウンドとステージを楽しみました。次回のこのトリオは、6月になります。

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