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デイリーレポート

ミュージシャンも楽しんだ四季のスタンダード曲

ミュージシャンも楽しんだ四季のスタンダード曲

Kyoko

2015年02月17日 火曜日

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▶キングレコードから大坂昌彦(ds)さんがプロデュースするアルバム《東京プレミアムジャズセッション》シリーズ第2弾はグレース・マーヤ(vo)さんをフィーチャーしたもので、そのキャッチフレーズは「ジャズ・スタンダードが創り出す四季折々の音風景」です。昨夜はその発売記念ライブで、メンバーはレコーディングメンバー宮川純(pf)井上陽介(b)そして大坂昌彦(ds)さんです。
▶マーヤさんは今月2回目の出演で、前回は弾き語りでしたが今回はヴォーカリストとしてステージ中央に椅子を出して座り(時々立ったり)して歌われました。黒を基調としたサイケデリックな衣装がよくお似合いでした。リーダーである大坂さんにMCをしないのですか?と聞くと「マーヤさんがやった方がお客さまも喜ぶでしょう」と。謙虚ですね。ということでMC(司会進行役)もマーヤさん。実力派メンバーがバックで、とてもリラックスしたステージ。アルバム通り春から冬まで四季を追って歌われました。
▶1st.stage…♪All Bluesから始まって、春の曲♪Summer Wind…夏の風が吹いてきた春の日の思い、♪Poor Butterfly、続いて夏の曲♪Summertime…8ビートのカッコいい宮川アレンジでした。ゆったりと♪Estate、アルバムには入ってない曲マーヤ作♪Sad Samba…いつものようにラララと皆でコーラス。難しいメロディーですが、初めての方も一緒に歌ったのでマーヤさん大喜び。弾き語りで1曲♪Kiss of Life、ヴォーカリストに戻って♪Ponciana。
▶2nd.stage…秋の曲♪Born To Be Blue、フランス語から英語になった♪Autumn Leaves、アルバムにはない曲♪Anytime Anyplace。遊びにいらしたTOKUさんを呼出して♪The Way Look Tonight。マーヤ作♪To Be Loved…皆でコーラスをしましたが、さっきのコーラス曲より簡単でお客さま全員参加でした。 B.ホリディー他多くのヴォーカリストが歌う ♪Don’t Explain ではTOKUさんが入りました。四季の最後は冬の曲♪Que Sera Sera…やはり聴きにいらしていたクリヤ・マコトさんを呼び出したのですが、謙虚な方で2コーラスだけ弾き、すぐ宮川さんに戻されました。アンコールは♪On The Sunny Side Of The Street。ミュージシャンもお客さまも楽しんだ夜でした。
▶以下は大坂さんの話「このアルバムは特別な録音なので、ダウンロードしてご自分の良いオーデオ装置で聴くと物凄く良い音が聴ける」ということです。気軽に音楽をダウンロードして聴ける時代、最近のアルバムはオーデオマニア向けに制作するのことが多いですね。続いてマーヤさんに促され「でも、生演奏には叶いませんよ。皆さんライブを聴いてくださいね」

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