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デイリーレポート

店内を満たした気持ちのいい弦の響き

店内を満たした気持ちのいい弦の響き

Kyoko

2015年02月06日 金曜日

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▶昨夜のこのグループは初登場でした。MAIKO(vin)さんと伊藤志宏(pf)宮野弘紀(g)さんのトリオ。MAIKOさんは以前、横山達治(perc)さんのバンドで、最近はウイリアムス浩子さんとの共演で出演されていて、私は彼女のヴァイオリンの音色が好きで、いつか彼女のリーダートリオを、と思っていました。伊藤さん宮野さんも彼女の音楽テーストが好きで、グループを結成して一緒にレコーディングもされています。
▶昨夜は伊藤さんもピアノにPAを入れず生音で、彼女のヴィオリと宮野さんのアコースティック・ギターという弦楽器の良さを引き立てました。店内には、ギターとヴァイオリンのバランスのいい気持の良い弦の響きが満ち、雨の中、応援にいらしてくれたファンの方もうっとりと聴いていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪枯葉〜MAIKO作♪風の音。ご出身の関西から上京して東京で活動しはじめた時に作ったという♪Voyager(多分ここは船出」の意味だと思います)ボサノバ♪One Note Samba、MAIKO作♪Cirele。彼女の作曲センスの良さを感じました。C.コリア♪Spain…三人が三様に素晴らしい演奏で、客席から歓声と拍手が巻き起こりました。
▶2nd.stage… MAIKO作3.11を思って♪祈り、♪Loveable、♪月光〜♪月影をメドレーで。♪I Hear A Rhapsody、MAIKO作♪Motion Blue、アンコールはS.スティルマンの♪Bluesette…いくつかの曲が一昨夜の2ギター・スペシャルでも演奏しされましたが、この弦のトリオ・サウンドも、また違う味でとても良かったです。こんな風に同じ曲をいろいろ楽しめるのは、ジャズならでは。私がジャズに飽きない理由でもあります。次回当店出演は6月です。MAIKOさんはそれまでにアルバムを2枚リリースするようでお忙しくなりそうです。
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★さてついでながら、ひと言、言いたいです。最近の天気予報の報道には、少し腹立たしい時があります。昨日も朝から夕方まで、ことさら雪のひどかった街中や地域に多くのレポーターを派遣して映し出し、雪だ危険だ大変だ、と過度にセンセーショナルに取り上げるニュースばかり。予報が外れて青山や渋谷ではほとんど朝から雨になっていて大したことないのに、夕方たまたま見ていたある局のニュースで時間を割いて「凍った道は危険です」と、その歩き方をフリップボードにして懇切丁寧に解説ご教授までしてくれて…「大股で歩かない・重心を下げて・ゆっくり歩く」アッタリまえでしょ、バッカみたい。
▶確かに雪や雨に弱くなった都市、ではありますが、マスメディアがそこまでやってくれなくても、交通情報などはネット情報で十分です。特ににウチのような駅から少し遠いお店にとっては、そんなに危険を煽るような報道は困ります。お店に足を運んでくれるかしら、歩くのを諦めて帰宅される方が多いんじゃないかしら…当店初登場のグループで出演者は張り切っているのに…と朝からずいぶん心配しました(昨夜、雨の中いらしてくれた多くのお客さま、本当にありがとうございました)マスメディアは、大したことないことが分かったら報道方針を変えて対応してほしいと思います。

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