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デイリーレポート

深いグルーブと厚いサウンドの上質なピアノトリオ

深いグルーブと厚いサウンドの上質なピアノトリオ

Kyoko

2014年12月24日 水曜日

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▶デビット・バーグマン(pf)from NY 安カ川大樹(b) 本田珠也(ds)さんの《スペシャル・トリオ》デビットさんはティム・アマコスト(ts)さんの《New York Standard Quartet》のレギュラーピアニストとして、ここ10年ほど年に1度日本ツアーをされていて、当店ではお馴染みですが、彼がリーダーでのピアノトリオは初めての出演でした。私は彼の味わい深いピアノが大好きでしたので昨夜のライブが実現しました。
▶安カ川さんは2年くらい前から一緒に演奏されていて、昨夜の本田さんは安カ川さんが選んだドラマーでデビットさんとは初共演でした。リハーサルは4時から2時間くらいみっちりして本番でした。本田さんは昔当店によく出ていましたが、昨夜久しぶりに聴きました。コンボ・サウンドを活かすも殺すもドラマー次第、と良く言われますが、素晴らしい強力なサポートで、活き活きとした躍動感のある気持が引き締まるようなトリオ・サウンドを楽しませていただきました。
▶デビットさんの奥様は女優の中嶋唱子さんで、今回は初めてのリーダーライブということでお知り合いに声をかけてくださいました。女優さんですから交友関係も広く、多くのお知り合いがいらっしゃって、中には初めて聴くジャズサウンドに感動される方もいらっしゃいました。
▶1st.stage…D.バーグマン作♪Simple Pleasures、同じく彼のオリジナル♪Tom Harrell、スタンダード曲♪How Long Has Been Going On 、J.コルトレーン♪Giant Steps…本田さんのドラムが光りました。スタンダード曲♪When You Wish Upon The Star (星にねがいを)…滑らかで綺麗なピアノサウンドでした。
▶2nd.stage…D.バーグマン作♪No blues,No Really、同じくオリジナル♪Rain Rain、オリジナル曲♪Ghost Wife…お仕事で離れている時に奥様の影を見るのかしら?♪Just In Time…デビットさんの曲はスタンダードのような流れの曲なので全てスタンダードと思ってしまいますがもちろんこれはスタンダード曲。T.モンクの♪Misterioso…それぞれのソロが活きていました。ブラジルに行った時を思い起こして♪Tangoed Web は面白いリズムでした。アンコールは「当店社歌」♪Body And Soul をしっとりとした大人の雰囲気で。お持ちになった彼のアルバムは完売でした。人柄の良さがにじみ出るような暖かい演奏、そして素敵な「内助の功」を皆で共有した夜でした。

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