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デイリーレポート

悪条件にもめげずジャズ好きの方々が楽しまれた夜

悪条件にもめげずジャズ好きの方々が楽しまれた夜

Kyoko

2014年11月26日 水曜日

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▶昨夜は 松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)上村信(b)広瀬潤次(ds)さんの2ホーン・クィンテット。三連休明けしかも寒い雨の火曜日という条件の悪い夜で、お客さまはいらしてくれるかしら、と心配でしたが、根っからのジャズ好きの方、スタンダード曲ファン、このユニットのファンの方…がお見えになりホッとしました。
▶ジャズのライブ演奏は、お客さまの反応にミュージシャンはエネルギーを感じて、ノッたりハプニングがあったり演奏も良くなったりします。昨夜の客席の反応も良くて、ミュージシャンも気持よく演奏され、ストレートアヘッドなジャズを楽しむことができました。
▶1st.stage…松島作♪Back to Dream、♪Sleeping Dancer Sleep on、今泉作本邦初演♪A Lily of the Valley…このリリーはユリではなく鈴蘭ですが、そんな感じのとても美しい曲でした。アルトサックスをフィーチャーして♪My Old Friend…山田さん切々と吹かれました。松島さんトランペットにミルトを付けて♪I’ll Never Smile Again…カナダの女性シンガーソングライターが結婚1年目で夫に先立たれ失意の中で作られた曲で、妹に語った言葉が曲名だそうですが、胸のつまる悲しい話と曲です。
▶2nd.stage…B.エヴァンス♪Five、♪Wrap Your Troubles In Dreams (悩みは夢の中でやってくる)、トランペットをフィーチャーして♪Once In A While (時たまの意味)は、直球勝負の小気味いい気持の良いトランペットでした。C.ウォルトン♪雨月。
▶アンコールは♪Like Someone In Love…イランの監督による日仏共製作の映画に、全編日本を舞台に撮影された同名の邦画があると知りました(これはウィキペディアに書いてありました)。このクィンテットのMCは松島さんがいつも演奏曲についていろいろ説明してくれます。私もいい加減なことは書けなくなって、つい私も調べて書くようになります。それはそれとして…雨の肌寒い夜でしたが、いい感じの店内でした。

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