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デイリーレポート

久〜しぶりに聴いた 期待通りの素晴らしい演奏

久〜しぶりに聴いた 期待通りの素晴らしい演奏

Kyoko

2014年11月21日 金曜日

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▶10年以上ぶりに当店出演の藤原清登(b)さんは、NYから拠点を東京に移し洗足学園の講師をされていますが、こちらで結成したトリオでの出演でした。ピアノは早大ジャズ研出身で数々のコンテストでグランプリを受賞されている今村真一郎さん、ドラムスは藤原さんとはNY時代のお仲間で、NYのドラムの学校を出て講師をされていて帰国した富川政嗣(ds)さん。
▶演奏が始まった瞬間にスピード感の凄さにジャズのスピリッツを感じて、私は嬉しくなりました。藤原さんがリーダーで当店に出演されるのは初めてで、私も聴くのは随分久しぶり。どんなサウンドを聴かせてくれるか興味があってブッキングしたので嬉しくなったのです。
▶お客さまは彼等を良くご存じの方が多く、皆さんアルバムを聴いているようで曲名を聞くとすぐ反応がありました。ホテルオークラにお泊まりの外国人のグループがいらして、演奏の素晴らしさにとても喜んで、最後まで熱心にお聴きになりアルバムもお買い上げくださいました。外は大雨でしたが、多くのお客さまで賑わった店内でした。
▶1st.stage…ホレス・シルバー・クィンテットでデビューした藤原さんらしく演奏曲はH.シルバーの曲が多かったです。有名な曲♪ These Boots Are Made For Walkin’、藤原作♪A Boy And Beauty、♪Lo Straniero (イタリア語で異邦人)、藤原作♪Rain…雨の降る様子がイメージ出来ました。H.シルバー♪Filthy Mcnasty。
▶2nd.stage…H.シルバーのノリの良い曲♪ Liberated Brother、♪The Girl From Ipanema、藤原さんの凝ったアレンジの Ipanemaの娘でした。ベースソロで♪空と海…ベースがとても気持の良く響き楽しませてくれました。その後、’66年に公開され白人と黒人の恋愛映画で問題作と言われた映画「ジョアン」を見てインスパイヤされて藤原さんが書いたという曲♪I’ll Catch The Sun…曲名はその中で使われた言葉だそうです。K.ジャレット♪Seery、アンコールは♪Take The A-Train。ハッピーを感じた夜でした。

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