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デイリーレポート

お互いの信頼感が伝わってくる非の打ち所のない演奏

お互いの信頼感が伝わってくる非の打ち所のない演奏

Kyoko

2014年11月20日 木曜日

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▶近藤和彦(as)さんがご自分の音楽を追求するために欠かせないメンバー 近藤和彦(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 大坂昌彦(ds)さんらに声を掛けて結成されたこのクァルテットは、もう10年以上続いているバンドです。昨夜の演奏では、初めから終わりまで痒いところに手が届くような非の打ち所がない素晴らしい演奏で、そんな信頼関係を感じさせました。
▶近藤さんの曲は凝った曲が多いのですが、プレイに自由なところがあって、さらりと違和感なく届いてきます。お客さまももちろん私も、演奏に引き込まれて時間が過ぎました。
▶1st.stage…E.ハリス作♪The Cryin Blues、W.ショーター♪The Big Push、近藤作♪Oriental Zodiac、箱根の紅葉を見て作曲したという近藤作品♪Under The Dimlight…は綺麗でちょっと悲しげな曲でした。近藤作♪Sweet and Pongent …甘辛リズミカルな曲でした。
▶2nd.stage…B.パウエル♪Un Poco Loco、近藤さんの作品で私の好きな曲♪Blues For Salvador、本邦初演だった♪The Shadow Of Your Smile…近藤さんいわく、改めて良い曲だと気づいて演奏されたそうです。タッド・ダメロン作♪If You Could See Me Now…大人の素敵なバラードという感じ。C.パーカー♪Segment…近藤さんが「ソプラニーノ」を吹きました。
▶訃報:ジャズの名プロデューサーとして有名な伊藤八十八さんが、昨日深夜、お亡くなりになられました。昨夜のステージ最後の演奏は、彼に捧げて♪Good Life…私はジーンと胸が熱くなりました。彼はジャズが本当にお好きで、当店にもよくいらしてくださいましたが、とても優しくて穏和な方でした。日本人だけでなく外国のミュージシャンもプロデュースされ、数々の名盤やミュージシャンを世に送り出し、ジャズの発展に尽くされました。ミュージシャンの間でも知らない人はいないと思います。享年68。ご冥福をお祈りいたします、安らかにお眠りください。合掌

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