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デイリーレポート

ミュージシャンは他流試合が必要だ と思わせるいい演奏

ミュージシャンは他流試合が必要だ と思わせるいい演奏

Kyoko

2014年11月06日 木曜日

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▶「秋のピアノリオ3Nights」の第2夜は、椎名豊(pf)上村信(b)大坂昌彦(ds)さんのトリオ。椎名さんは行動力があってアメリカはじめ欧州各地に出かけ演奏活動の場を作っています。各地の文化に触れることで見聞を豊かにして感性が磨かれるだけでなく、ミュージシャンにとってはいわば「他流試合」の場でもあります。
▶そのピアノは、聴き応えのあってクリエイティブするピアノで、オリジナル曲も機知に富んでいて刺激的です。ミュージシャンはやはり、時々は外国に出かけていって活動しないといけないな、と思いました。上村さん大坂さんも素敵なサポートをして、ソロも活き活きした演奏でした。
▶1st.stage…♪Bittersuite、♪For In One…音譜が3曲分くらいある音数が多い曲、椎名作♪Workin’ In The Clouds…曲名通り雲の中を歩いているような感じの曲でした。♪Flower Artist…ニコライ・バーグマンと言う華道家とコラボレーションした時にジャズのエッセンスを一切取り除いて作ったという曲、椎名作♪Flowers…これは街を散歩しているような素直な曲でした。椎名作♪Future Swing。
▶2nd.stage…G.ガーシュインの♪Nice Work If You Can Get It は明るく良くスウィングしていました。椎名作♪Even、MミラーがF.ニューボーンに捧げた曲で、椎名さんが大好きだという曲♪P.N.J、スタンダード曲♪If You Could See Me Now…1音1音に魂が入っているような素晴らしい演奏でした。椎名作♪Tuck-A-Way…出だしから変拍子で途中4ビートになり、変拍子でカッコいいドラムソロが入り、ベースと一緒になり、トリオになって流れるようになって最後はピタッと終ると、思わず客席から歓声が上がりました。アンコールは普段あまり演奏しない曲だそうですが、5拍子のゆったりした椎名作品♪Eternal でした。
▶いいトリオ演奏だったので、すぐ次回の出演を来春2月18日にブッキングしました。ぜひお越しください。なお椎名さんの当店出演は、年末12月12日に今年の集大成として、NYからミュージシャンを招請してで演奏されます。【BOBY&SOUL スペシャル】《椎名豊NYクァルテット》です、こちらもお聴き逃しなく。

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