【今年50周年 東京の老舗がいま熱い】
「NYのジャズクラブみたいね」
欧米インバウンド客にも高評
渋谷公園通りの“ライブジャズ専門店”
4月のスケジュール更新済み
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(2024年3月1日付 Mar.1st)

デイリーレポート

蘇った3年前の楽しさとレベルの高さ 大爆笑の店内

蘇った3年前の楽しさとレベルの高さ 大爆笑の店内

Kyoko

2014年10月24日 金曜日

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▶私も楽しみしていた【トミー・キャンベルfrom NY 3 Days Special】初日の昨夜は《ヴォーカル-アイズ セッション バンド》かつて当店でも人気のセッションでしたが、レギュラーメンバーだった山口有紀(vo)さんが現在休養中で、マヤさんに白羽の矢を立てて、トミー・キャンベル(ds)伊藤大輔(vo)マヤ・ハッチ(vo)奥山勝(pf,key)箭島裕治(b)さんのメンバーです。
▶彼女はよく内容を知らずにOKしたら、NYのトミーさんから譜面がたくさん届いて、その内容があんまり難しいので、一時は引き受けたことを後悔されたそうです。それで、トミーさんが先週15日夕方東京に着いてから、皆さん仕事の合間をぬって4回もスタジオを借りてリハーサルを行い、昨日も2時半からお店に入ってリハーサルを重ねて本番を迎えました。
▶そして本番。音が出た瞬間、2年10ヶ月ぶりの、あのヴォーカルセッションバンドのサウンドが聴こえて来て、私は思わず胸が熱くなりました。お客さまも待ちに待ったヴォーカルセッション、レベルの高さを再認識されて驚いてらっしゃいました。間の掛け合いコントも面白く、笑いが絶えず、大変盛り上がりました。
▶大輔さんはこのユニット初めてのステージだったマヤさんを気ずかいながらしっかりリード、マヤさんも持ち前の明るさと素晴らしい声で応えました。久し振りの奥山さん箭島さんも、難しい変拍子が多いトミーさんの曲をしっかりサポート。そして何より、トミーさんの嬉しそうなこと !! その温かい気持が伝わってくるステージで、お客さまも大いに笑って楽しんで、拍手と歓声に包まれた素敵な初日になりました
▶1st.stage…♪Don’t You Know Me By Now、♪Drear Life、♪Cheek To Cheek…ここでコントが入りました。「まだ飲みたい彼と、もう帰りたい彼女」が言い争うのですが、それがおかしくて店内爆笑。♪Mood For Maude、♪Heavens’ Design、変拍子で難しい♪Gatto…懐かしく聴きました。マヤさんは難しい曲を見事にクリアーしていました。
▶2nd.stage…♪Just For Fun、♪Selfish Fella、♪You Must be Crazy…ここでまた二人の掛け合いコントで店内が沸きました。♪バルセロナ、難しい♪Hey Hey Bo Diddly Bop…これも難しい曲ですがクリアー。ここでトミーさんのドラムソロ。「豚のボム」で出来ている玩具を楽器にして合間に音を入れ、お客さまは大笑い。アンコールは、大輔さんがイントロで出た♪Smile で美しく終りました。
▶トミーさんは、今回の来日でこれから数か所のお店で演奏されますが、このヴォーカルセッションは昨夜の当店でだけ。とても素晴らしかったので、私はもったいない気持ちでいっぱいになりました。そして、また聴きたいと思いましたが、トミーさんが次に来日できる機会は先になりそうです。今回の彼の来日は、今年春過ぎからいろんな関係者が計画していた昔の話になりますが、もう一日延ばしてヴォーカルセッションを2回すればよかったワ…悔やまれます。

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