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デイリーレポート

世界のジャズのクォリティーの高さをまた実感

世界のジャズのクォリティーの高さをまた実感

Kyoko

2014年09月06日 土曜日

2 コメント

▶三日間の《イスラエルジャズ特集》その第1夜、ロイ・アサフ(pf)タミール・シュマーリング(b)ジェイク・ゴールドバス(ds)さんの《ロイ・アサフ・トリオ》イスラエル出身ですが、三人とも今NYで活躍しているバリバリの若手です。ロイさんは今、D.サンボーンのバンドにも参加していて、この7月にはデビュー・アルバムをリリース。今回の「東京ジャズ」の日曜日の野外にも出演されますが、昨夜はその前の当店ライブでした。
▶ロイさんは、アメリカとイスラエルの伝統をジャズの新しい形に結びつけ、ジャズの進化と未来にとって不可欠の人、と言われていますが、昨夜聴いていてその意味が良く解りました。トリオ演奏は三人のコミニケーションが良くとれていて、ドラムスのジェイクさんは、音楽全体の演出家としての役割を心得た心憎い素晴らしいサポートでした。
▶日本では未だ無名のためか、お客さまは多くなかったのですが、ジャズ通の方々がいらして、緊張感のある素晴らしい演奏に興奮されていました。近い将来、この三人はきっとすぐポピュラーな存在になるに違いない、と思わせる演奏は、さすが競争の激しいNYで生き抜いているミュージシャンたちです。
▶余談ですが「NYでもこの店はミュージシャンの間で有名で、今夜ここに出演できて嬉しかった」と言っていただいたので「ありがとう、そのドラムセットは今NYで活動されているトミーさん(トミー・キャンベル)が置いていったセットよ」と言うと、感激されていました。皆さん本当に好青年です。
▶1st stage…♪Bavel (Roy Assaf 作)、♪ Kvar Acharei Hatzot クヴァル・アハレイ・ハツット (Naomi Shemer 作)、♪Never will I marry (Frank Loesser 作)、♪Ohel Israel (Roy Assaf 作)、♪Windmills of your mind (Michel Legrand 作)、♪Cove (Roy Assaf 作)、♪Song for Dave (Roy Assaf 作=D.サンボーン・バンドの新曲として書いた曲)
▶2nd stage…♪Zemer (Israeli song)、♪Night and Day (Cole Porter)、♪It’s a dance (Michel Petrucciani 作)、♪Improvisation、♪I got it bad (Duke Ellington 作)、アンコールは♪Yesh eye sham (Israeli song)。ステージは、オリジナル曲の中に要所要所にスタンダード曲を入れる憎い演出のステージでした。

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コメント2件

  1. Ayako Shimoda says:

    こんにちは!
    金曜日、田窪さんとお邪魔しました。とにかく素晴らしい演奏で、音楽を”奏でている”、というかんじでした。どれもいい曲で、大変楽しい夜でした。ありがとうございました!

  2. Kyoko says:

    コメントありがとうございます。
    ご堪能いただけたようで、よかったですね。
    ぜひまたお越しくださってお楽しみください。Kyoko